それならパパが『麒麟がくる』について教えてあげよう。
『麒麟がくる』ってどんなドラマ?
2020年1月から放送を開始しているNHK大河ドラマ『麒麟がくる』
。
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『麒麟がくる』は戦国時代初期の混乱した世の中で、各地の英傑(えいけつ)たちが天下を狙って、命や愛をかけて戦う、戦国の一大叙情詩です。
NHK大河ドラマ第29作の「太平記」を手がけた池端俊策のオリジナル脚本。
また大河ドラマとしては初めて智将・明智光秀を主人公とし、その謎めいた前半生に注目が集まります。
物語は1540年代のまだ英傑たちが英傑になる前から始まり、丹念にそれぞれの誕生が描かれています。
まだ若き明智光秀や織田信長、斎藤道三、今川義元、豊臣秀吉、徳川家康らが、所狭しと駆け巡る物語!
それが『麒麟がくる』なのです!!
英傑とは、知力や勇気が非常に優れている人物のことで、例えば三英傑(郷土三英傑や戦国三英傑)といえば、織田信長・豊臣家康・徳川家康のことを指すんだ。
戦国時代は英傑と呼ばれる人がたくさんいて、みんなで陣地を取り合ったんだ。
今と違って大変な時代だったんだね。
そこで今回は、2020年3月15日に放送された『麒麟が来る』の第9話や熙子について、ご紹介していきたいと思います。
今までの話は、こちらでチェックしてみてくださいね。
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『麒麟がくる』 第9話のあらすじは?
┏━━━━━┓
[総合] 夜8時
今夜放送!
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3月15日(日)
第9回「信長の失敗」
[BSプレミアム] 午後6時#麒麟がくる pic.twitter.com/kBhrf3Vh6f— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) March 15, 2020
輿(こし)入れしたものの祝言をすっぽかされた帰蝶(川口春奈)は、ようやく翌朝帰ってきた信長(染谷翔太)と顔を合わせる。
奇妙な出で立ちだが、領民のことを思いやる姿、そして素直に前日の不在をわびる信長に興味を持つ。婚儀に上機嫌な信秀(高橋克典)と土田御前(檀れい)だが、信長が持参した祝いの品を見て、激しく叱責する。
父にも母にも愛されない孤独な信長の姿を見た帰蝶は、鉄砲の手ほどきを受けながら自分も父がときどき大嫌いになる以外は好きだと言い、信長に寄り添う。
一方、美濃の光秀(長谷川博己)はのちの正室となる熙子(木村文乃)と懐かしい再会を果たしていた。
引用:麒麟がくる公式サイト
『熙子』って何者?
熙子についても少し勉強しようか?
『麒麟がくる』の主人公である明智光秀の正室であり、妻木範熙(つまきのりひろ)の娘であったとされる熙子。
実は熙子に関する史料は極めて少なく、その実情はほとんど明らかになっていません。
それは夫である明智光秀が織田信長を裏切り、世紀の謀反人として扱われたため、明智家にまつわる史料が残されなかったからです。
江戸時代中期に作られた『明智軍記』という明智家のことを記した史料が存在します。
しかし創作や誤りが多い内容のため、歴史に忠実な史料とは言い難いものです。
このような経緯があり、もともと史料が少ない明智家ですが、その中で熙子に関する物となるとさらに限られるため、熙子の実情が詳しく分かっていないのです。
熙子の出生は不明瞭
熙子の出生に関して『美濃国諸旧記』や『過去帳』では1530年とされていますが、『明智軍記』では1534年とされています。
先程お伝えしたように、熙子のことが分かる史料が少ないのではっきりとは分かりませんが、おおよそ1530年代前半に誕生したと考えられています。
また熙子の出身が、妻木家が出自であるのは定説ですが、熙子の父親の可能性が高い人物は2人いて、父親の素性もはっきりとしていません。
現在有力なのは“妻木範熙(つまきのりひろ)”ですが、“妻木広忠(つまき ひろただ)”という説も存在します。
またこの範熙と広忠は同一人物だという説もあります。
この妻木家は、明智家と同じように美濃国の守護を務めていた武家・土岐氏がルーツと言われている一族です。
また当時は「苗字+名前」の形で認識されていたのは、男性に限られたものでした。
高貴な女性は「〇〇殿」や「〇〇の方」、「〇〇姫」といった呼称が使われるのが一般的。
では熙子はどのように呼称されていたのか?という答えは、史料に熙子の名前を記載したものが少なく、断言することが難しいのが現状です。
そのため後世になって、父親である可能性が高い妻木範熙の「熙」の字をとって「熙子」と言われるようになったのです。
今回の『麒麟が来る』では、プロデューサーや演出家から「オリジナルの熙子をつくっていきたい」という思いがあり、「美濃の土豪・妻木氏の娘・熙子」とされています。
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熙子と光秀は仲睦まじい夫婦
一説によると熙子はとても美しい女性だったとされていますが、婚約後に疱瘡(天然痘)にかかってしまい、顔に傷痕が残ってしまいました。
そんな熙子を嫁に出すことを思慮した父は、熙子の代わりに見た目がそっくりな妹・芳子(よしこ)を嫁に出そうとします。
しかし光秀は「人の容貌は変わるが、心の美しさは変わらない」として、熙子を正室に迎え入れたのです。
さらに、身重の熙子を光秀が背負って敵から逃げた逸話や、城を追われ放浪生活の中で熙子が自分の髪を売って光秀を経済的に支えたという逸話も残っています。
これらのエピソードは創作であるという説も存在しますが、光秀には側室や妾(めかけ)がいなかったとされることからも、それだけ熙子が光秀から深く愛されていたということなのでしょうね。
また光秀が重病になり病床に伏せている間、熙子は付きっきりで看病し、その看病疲れが元となり、46歳(42歳などの説もあり)で生涯を閉じることになりました。
光秀に愛されていた熙子自身も、命を懸けて光秀のことを愛した仲睦まじい夫婦だったということでしょう。
『麒麟が来る』第9話で遂に熙子が登場しましたが、これからどんな夫婦として描かれていくのか注目です!
熙子を演じているのは誰?
「熙子の初登場シーンはドキドキしながら撮影しました。自分がもっと若くてキラキラしていたころを思い出しながら…とはいえ武士の娘なのでどこか肝の据わった部分も意識しながら演じたつもりです」(木村文乃)#麒麟がくる
今夜放送![総合]夜8時 [BSP]午後6時 pic.twitter.com/IWvmcxrOvv
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) March 15, 2020
この『麒麟が来る』で光秀の正室・熙子を演じているのは、女優の木村文乃。
1987年10月19日生まれで、東京都出身です。
身長は164cm。おっとりとした印象で勝手に低身長だと思っていたので、意外でした。
フジテレビ『サイレーン』での主演・松坂桃李の相棒&恋人役や、日テレ『ボク、運命の人です。』での主演・亀梨和也の恋人役など、多くのドラマや映画に出演経験がある彼女が、どんな熙子を演じるのか楽しみです!
『麒麟がくる』はどこで見られるの?
絶賛放送中の『麒麟がくる』ですが、まだ見たことがない方やうっかり第9話を見逃してしまった方も安心してください!
『麒麟がくる』は、以下の動画配信サービスで見ることができます!
- U-NEXT
月額1990円(税抜)。31日間は無料でお試しできます。 - amazonプライム・ビデオ
月額500円(税抜)または年額4900円(税抜)。30日間は無料でお試しできます。 - NHKオンデマンド
月額990円(税込)。
詳しいことはこちらの記事に書いていますので、チェックしてみてくださいね!
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