『麒麟がくる』第21話!ついにきた「決戦!桶狭間」のあらすじ

ついに「桶狭間の戦い」だっ!

ついに前半戦の最大の山場であろう「桶狭間の戦い」が来てしまいましたね。

もちろん、信長の劇的な勝利で終わる戦いなのですが、「麒麟がくる」ではどのように描かれるのでしょうか。

今回は、大河ドラマ「麒麟がくる」の第21話「決戦!桶狭間」について解説していきます。

2020年6月現在

コロナウイルス感染拡大の影響で撮影済みの第21話で休止が決定しました。

第22話以降の放送日は未定ですが、収録再開の目途は立ったようです。

以下、「麒麟がくる」第21話のネタバレを含みます

 

大河ドラマ「麒麟がくる」のこれまでのあらすじ

今回の主役である明智光秀は、のちに主君となる織田信長を本能寺の変で倒すという主君殺しで知られるが、彼の半生とはどういったものだったのか。

美濃の明智家に生まれた光秀。「美濃のマムシ」と恐れられた斎藤道三に仕えるが、息子の義龍と争いになり、この世を去る。光秀は、明確な目標があり、嘘はつかないという道三を心から慕っていた。そして、道三の「大きな国を作れ」「織田信長から目を離すな」という遺言を大切にしていた。

信長が治める尾張は、強国である駿河の今川家に攻められていた。圧倒的に武力の差があり、尾張の劣勢だと思われていたが…?

 

主要登場人物とキャスト

明智光秀(十兵衛)/長谷川博己

美濃の明智家に生まれる。

元は斎藤道三に仕えていたが、親子の争いで道三方についたことで美濃を追われてしまう。

21話では、越前の朝倉家に匿われている浪人。

織田信長/染谷将太

尾張の織田家の当主。

妻は美濃の斎藤道三の娘の帰蝶。

帰蝶/川口春奈

斎藤道三の娘で、織田信長に嫁いだ。

道三に似て策士だが、無謀だと思われる戦いに行く信長の心配をしている。

今川義元/片岡愛之助

東海一の弓取りと言われる駿河の今川家の当主。

将軍家の分家であり、身分が高い。

尾張を攻めようとしている。

徳川家康(松平元康)/風間俊介

三河の松平家の当主。

今川家と織田家の間の小国で、昔は織田家の人質だったが、21話では今川家の人質となり、今回の尾張攻めの先鋒を任されている。

毛利新介/今井翼

織田家の家臣。

斎藤道三(利政)/本木雅弘

17話で亡くなった美濃の元当主。

光秀の人生に大きく関わることになる。

 

21話「決戦!桶狭間」のネタバレ

織田信長(染谷将太)は今川軍先鋒の松平元康(風間俊介)を寝返らせようと画策するが、失敗に終わる。そこで一度は籠城を考えるが、今川軍の軍勢の人数を計算し、実際の本軍は大軍でないことに気が付き、善照寺砦に軍を構えることにした。

今川本軍には約7000の軍勢だと計算し、織田軍は少人数の別動隊を使い、少しずつ今川本軍の数を減らす作戦に出た。

そんな中、先鋒の元康は丸根砦と鷲津砦を陥落させ、大高城に帰っていたが、今川家家臣から再度出陣を命ぜられる。戦いを終えたばかりでまた出陣を命令するという三河勢への扱いのひどさに、元康は憤りを感じ、今日は出陣しないと命令を突っぱねる

今川本軍の数が減ったところで、信長は桶狭間へ出兵する。ちょうど出陣するころ、暴風雨になった。今川義元は、雨を避けて岩陰で様子をみていたが、そこに織田の軍勢が襲い掛かる。奇襲にあい手も足も出なくなった今川義元は、織田軍家臣の毛利新介(今井翼)によって討ち取られた。

織田信長から目を離すな!

16話で亡き道三からの遺言、「長から目を離すな」という言葉を思い出し、光秀は越前から尾張に向かう。尾張に到着し、帰蝶に謁見するがすでに信長は出陣していた。

桶狭間の戦いの後、信長と面会を果たす。光秀が勝利のお祝いを述べると、信長は褒めてくれるのかと言う。「この後は何をするのか」と光秀は問うと、「帰蝶の故郷の美濃を攻める、帰蝶が褒めてくれるから」と。「美濃を攻めた後は何をするのか」と問うと、にんまりと笑って去っていった。そんな信長の後ろ姿をじっと見つめる光秀だった。

 

解説!桶狭間の戦い

今川義元「東海一の弓取り」ともいわれ、東海一の武将でした。また、将軍家の分家という家柄と優秀な参謀がおり、盤石な強国です。光秀の故郷美濃をはじめとする周辺国は今川家に攻められまいと対抗していたんです。

今川義元は三河を支配下に置き、尾張侵攻を開始しました。圧倒的な武力を持つ今川軍に対し、小国の織田軍は圧倒的に不利な状況でした。

そこで織田信長は真っ向から戦うのではなく、本軍の今川義元ただ一人を狙って攻め込みました。信長は家臣たちに「塗り輿」を狙え!と命令していましたが、周りに目をくれず大将だけを目掛けて突撃するというのは新しかったんです。

時代の革命児と言われる信長の作戦勝ちだったのです。そこから信長の天下統一への足掛かりとなりました。

織田信長の戦う意味

父と母に褒められたことのない信長にとって、褒めてくれる存在である帰蝶を喜ばせたいという気持ちが強いのです。そして、そんな帰蝶は「母」のような存在だと。

信長は、褒められたい、喜ばせたいという一心で行動するのです。

 

光秀が考える「麒麟がくる国を作りたい」っていう思いと、目標が同じみたいだね

まとめ

大河ドラマ「麒麟がくる」の第21話「決戦!桶狭間」について解説してきました。

人生五十年~、下天のうちを比ぶれば~、夢幻のごとくなり~♪
優子
えっ、パパ?!何してるの?
信長のシーンがかっこよかったから、真似したくなったんだよ
見逃した方・気になった方は、動画配信サービスで観てみてくださいね。
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