『麒麟がくる』第8話にして、いよいよ織田信長が登場します!!

みなさんは、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』を見ていますか?
僕は、毎回欠かさずに見ています!
2020年3月8日に『麒麟がくる』第8話が放送され、ついに織田信長が登場しました!!

そこで今回は、第8話のあらすじや感想をご紹介します。

ちなみに、今までの話はこちらに書いていますので、『麒麟がくる』を見ている方はおさらいに、見たことない方も参考に見てみてくださいね。

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『麒麟がくる』第8話のあらすじは?

 

尾張の海辺で、漁師たちから慕われている奇妙な出で立ちの織田信長(染谷将太)を目の当たりにした光秀(長谷川博己)。

この男に帰蝶(川口春奈)を嫁がせてもいいものかと葛藤する光秀だが、母・牧(石川さゆり)は美濃国の行く末のことを一番に考えることが大事だと告げる。

光秀が自分の気持ちにこたえることがないと分かった帰蝶は、光秀の口から「尾張に行って美濃にない海を見るべきだと、背中を押してほしい」と条件をつける。

引用:麒麟がくる公式サイト

 

閲覧注意! ネタバレあらすじ!!

天文17年(1548年) 織田信長がついに登場!!

帰蝶(川口春奈)から「うつけ物」と噂される結婚相手・織田信長(染谷将太)がどんな男か視察してきて欲しい、と頼まれた十兵衛(後の明智光秀・長谷川博己)。

尾張の港・熱田へ農民の菊丸(岡村隆)と一緒に来ていました。

菊丸が「あれが織田信長様です!」と言った先には、朝日を背に船主に立つ、ボロボロの服をまとった奇妙な出で立ちの男がいました。
漁から戻ってきた信長は、獲ってきた魚をさばいて売り始めます。

織田信秀(高橋克典)の跡取り息子とは思えない程、気さくな雰囲気で漁師たちからも慕われている信長。
そんな光景に、光秀は「信長は奇妙な男だ」と感じていました。

その頃、明智壮では帰蝶と、医者の望月東庵(堺正章)の助手・駒(門脇麦)が幼い頃の光秀との思い出話をしていました。
その中で駒は、帰蝶が幼い頃から光秀に密かに恋心を抱いていたことに気付きます。

駒は帰蝶の思いを知って「困りましたね」と呟きます。

帰蝶は「十兵衛は信長のことを調べに行っている。もし私にお嫁に行って欲しくないと思っているなら、嫁ぎ先のことなんて調べに行かないだろう。だから駒が困ることは何もない」と返事をしました。

視察が終わった光秀は、明智壮へ帰って来ました。
果たして奇妙な信長に、帰蝶を嫁がせていいものかと葛藤する光秀。
そこへ母・牧(石川さゆり)が現れます。

牧は葛藤している光秀に「人が死んだとしても山や畑は、変わらないでそこにある。それを残された人間が守っていく。大事なのは、美濃の国を守ることだ」と助言しました。

牧の言葉で光秀は決心し、帰蝶の元へ向かいます。
帰蝶は光秀の顔を見て、光秀が自分の恋心に応えることがないと分かります。

尾張に行って美濃にない海を見るべきだと、背中を押してほしい」と光秀に条件を付ける帰蝶。

そんな帰蝶に光秀は「尾張の海は美しかった」と織田家へ嫁ぐことを勧めます。
帰蝶は涙ぐみながらも「十兵衛がそう言うのなら、仕方がない」と織田家へ嫁ぐことを決心します。

道三と高政の埋められない溝

斎藤道三 (本木雅弘)は、帰蝶が織田家へ輿入れ(こしいれ)する決意をして喜びました。

道三は光秀に「信長はうつけ者だったか?」と問いかけます。
「うつけ者かは分からなったが、風変わりな人だった」と光秀は返事をしました。

その後、道三の部屋を出た光秀。
そこを突然、帰蝶の輿入れに反対していた斎藤高政 (さいとうたかまさ・伊藤英明)の家臣達がやってきます。

そして光秀は、美濃の守護・土岐頼芸(ときのりより・尾美としのり)の元へ連れて行かれてしまうのです。

「帰蝶が輿入れすることで織田と結束することになれば、織田の大敵である今川義元(片岡愛之助)と戦うはめになってしまう。それを道三だけの意思で決めてよいものか!」と叱責する頼芸。

「尾張の守護・斯波(しば)家の一家臣でしかない織田信長と手を組むなんて、馬鹿げている。今からでも織田への輿入れをなくすべきだ!」と迫る高政。

これに光秀は「港のある熱田はとても豊かで活気ある土地でした。今川義元が尾張を手に入れたいと思う理由もよく分かりました。しかし今川は攻めあぐねています」と話し始めます。

「そんな中、尾張と美濃が連携すれば、一滴の血も流さずに熱田を手に入れる可能性がある。この機を逃すのは愚かでありましょう」と光秀は訴えます。

だが頼芸は「論議は日を改めて」と告げるだけで、その場を去ってしまいます。
頼芸を追ってきた稲葉良通(いなばよしみち・村田雄浩)は、光秀を始末することを申し出ます。

しかし頼芸は「光秀を始末するとなると、道三が出てくるだろうから放っておけ」と断ります。
頼芸は帰蝶と信長の性格を考えれば、そのうち関係は破綻するだろうと高を括っていたのです。

高政にとって今回の和議は納得がいかない結果だったものの、真っ向から道三に歯向かうつもりもありませんでした。

ですが大勢の前で恥をかかされた高政は、母・深芳野(みよしの・南果歩)に不満をぶつけ、実の父親は頼芸だと信じていることも話します。

そんな高政に深芳野は「父・道三に対する暴言だ」と厳しく叱りつけます。
しかし高政は真実を話して欲しいと引き下がりません。

「殿(道三)に立ち向かうのは、やめておきなさい。時が来れば、いずれあなたが家督を継ぐことになる。それまで耐え忍ぶのです。全てはそれから」と深芳野は高政を諭すのみでした。

駒との別れ

その夜、明智荘では京へ帰る駒のために、宴が開かれていました。

宴が終わると、明智家の家紋が入った扇子を牧から譲り受けたことを光秀に伝える駒。
扇子を見た光秀は、父・光綱(みつつな)の形見の扇子だと分かりました。
それを聞いた駒は「一生の宝とします」と光秀に誓いました。

翌朝、駒を見送る光秀。

しばらく歩いたところで駒は「あまり長く送ってもらうと、胸が痛くなる。別れるのが辛くなる」と言い出します。
けれども光秀は「峠道まで」と言って、歩き続けます。

駒はそんな光秀に「帰蝶のことを見送らなかったのは、帰蝶が好きで手放したくなかったからではないか?」と問いかけます。
しばらく考えた光秀は「そうかもしれない」と口にします。

駒は涙目になりながらも「聞けて良かったです」とだけ光秀へ告げると、去っていきました。

天文18年(1549年)2月 帰蝶の輿入れ

両家の和睦が話し合われてから2カ月足らずで、帰蝶は織田へと旅立っていきました。

その頃、駿河・遠江では、今川義元の館に松平広忠(浅利陽介)が姿を見せます。
松平は後の徳川家康となる竹千代の父であり、岡崎城・城主でもある男です。

三河は長年に渡って織田の切り崩しに遭い、田畑を奪われ、いくつもの城を奪われ、さらには嫡男の竹千代(岩田琉星)まで人質として尾張に留め置かれていました。
義元は「今こそそのような汚辱を晴らすべく、織田と戦うべきだ」と松平を焚きつけます。

一方、帰蝶は信長の居城である那古野(なごや)城に到着しました。

祝言の予定のはずでしたが、肝心の信長の姿がどこにもありません。
信長の家臣・平手政秀(ひらてまさひで・上杉祥三)は、信長を懸命に探し回ります。
しかし信長は見つからず、帰蝶に深く謝罪するのでした。

 

『麒麟がくる』 第8話の感想

幼い頃から密かに光秀へ恋心を抱いているのに、手を組むために敵対している織田家へ嫁がなければいけない帰蝶。

そして「自分が好きで信頼する光秀が言う事なら…」と会ったこともない、顔も知らない男の元へ嫁がなければならない帰蝶を思うと、とても哀れでなりませんでした。

また自分から光秀の本当の気持ちを問いかけたけど、光秀が帰蝶を好きだったことを認めると、涙ぐみつつも健気に微笑み1人去った駒。
身分の違いで光秀と共に生きていけない健気な駒も、不憫で切ない気持ちになりました。

帰蝶と駒、2人の儚い恋心と決して結ばれることが出来ない境遇を想像すると、胸が張り裂けそうです。

しかし同時に、同じ男としてこんな美女2人から愛される光秀が羨ましいとも思い、複雑な心境になってしまいました。

ですが次回は将来、光秀の正室となる熙子(ひろこ)が登場しますので、今度はどんな恋愛が繰り広げられるのか楽しみです。

また今回、ついに織田信長が登場しましたね!

凛として、自分の野望のためには手段を問わない冷血なイメージもある織田信長。
『麒麟がくる』ではどんな織田信長が見ることができるか、とても楽しみにしていました。
染谷将太が演じる織田信長は、イメージと違い可愛らしい雰囲気でしたね。

ネットでは織田信長こと染谷将太がドラマ『聖☆おにいさん』でブッダを演じており、同キャラクターを思い浮かべるファンも多かったようです。

今までのイメージとは違う信長が、今後、どのような人生を帰蝶と共に歩んでいくのか、今はまだ可愛らしい織田信長がどのように変貌していくのか楽しみです。

 

『麒麟がくる』はどこで見られるの?

『麒麟がくる』は以下の動画配信サービスで見ることができます。

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  2. amazonプライム・ビデオ
    月額500円(税抜)または年額4900円(税抜)。30日間は無料でお試しできます。
  3. NHKオンデマンド
    月額990円(税込)。

詳しいことはこちらの記事に書いていますので、チェックしてみてくださいね!

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