スピルバーグ監督作品・タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密に注目!

こんにちは。福です!
最近コロナもまた増えてきて、休日はおうち時間が増えそうですよね。
家族とみんなで楽しめるいい作品はないかな…と迷っているあなた!
巨匠スピルバーグ監督の映画を見てみませんか?
「スピルバーグ監督の作品なら何度も見たけどな~」
という方、それってあのハラハラする恐竜映画とかサメ映画とかではないですか?
見たことのない方は、そちらも名作なので、こちらの紹介記事もぜひチェックしてみてくださいね。
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今日ご紹介する映画は趣向がまた違って、家族で見られるとっても楽しいスピルバーグ作品なんです。
タイトルは、『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』です。
画像出典:amazon
奈美
『タンタンの冒険』? なんだか可愛い響きだね!
子ども向けなのかな?
子どもはもちろん、大人も楽しく見られる作品だよ。
世代を問わず楽しめる『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』、いったいどんな内容なのか、オススメポイントもあわせてご紹介します!

『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』って?

『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』
2011年公開のアドベンチャー作品。
上映時間107分。

監督:スティーヴン・スピルバーグ
 脚本:スティーヴン・モファット
    エドガー・ライト
    ジョー・コーニッシュ
原作:エルジェ『タンタンの冒険
原作はベルギーの漫画家・エルジェ作の『タンタンの冒険』です。
80カ国語以上に翻訳されて世界中で親しまれている大人気シリーズです。
全世界での発行部数は3億5千万部以上にものぼっています。
主人公タンタンと、相棒の白い犬スノーウィが世界中を旅しながら様々な事件に巻き込まれるという物語です。
この映画作品も目まぐるしいジェットコースター的展開の冒険活劇で、お子様でも途中で飽きちゃうなんてことがない作品になっています。
わー、おもしろそう~!

スピルバーグ監督初の3D作品!!

『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は、3Dアニメ作品です。

この作品のCG制作はあの『アバター』や『猿の惑星』、『アベンジャーズ』などのCGも手がけたイギリスのWETAデジタルが制作していて、安心・抜群のクオリティーになっています。

そもそもスピルバーグ監督は、デジタルが主流の今の映画撮影現場において、今でも昔ながらのフィルムで撮影し続けている監督です。

そんなスピルバーグ監督にとって、オールCGの3Dアニメというのは初の試みであり、とてもレアなことなのです。

オススメポイント:ファン必見! スピルバーグ監督初の3D作品!


ところで、「アニメ」と聞いてまず皆さんが思い浮かべるのはどんな画でしょうか?

たぶん漫画のような平面的なアニメなのではないでしょうか。

そんな方は、一度この予告を最初の30秒でも見てみて下さい。

よくある「アニメ」を思い浮かべて見た方は、「思ってたのと全然違った!」と思われたのではないでしょうか?

そう、こんなに実写に近いんです。特に風景描写の緻密さは、冒頭のシーンだけでもお分かりいただけたかと思います。

人物も、動きがなめらかで本物の人間のようになっています。

その秘密は、モーションキャプチャー

モーションキャプチャーって?

モーションキャプチャーとは、人や動物や物などの動きを数値で計測し、その動きを3次元的に表現する技術です。
実際に計測した人や物の動きをキャラクターにあてはめて、同じ動きをさせることが出来ます。

だからなめらかで人間らしい動きができているんだね。
ちなみにモーションキャプチャーと聞いて僕がまっさきに思い出すのは、映画『シン・ゴジラ』です。
本編を見終わった後にエンドロールで「野村萬斎」の名前が大きめに出てきて、「どこに居たかな?!」と思って見返しても、やっぱり出てきていなかったんです。
不思議に思って調べてみると、なんとゴジラ役! シン・ゴジラの歩き方のモーションアクターを野村萬斎さんがつとめていたということがありました。

そう、『シン・ゴジラ』にもこのモーションキャプチャーが使われていたんです。
アニメーションや3D作品だけでなく、様々な作品に広く使われている技術なんですよ。

「声」だけを演じる声優って仕事があるんだから、
「動き」だけの演技も立派な俳優の仕事だよね!
この『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』では、キャスト全員がモーションアクターなのではなく、声優として声だけの出演をしている俳優も居ます。
特にご紹介したいのは、サッカリン役を演じているダニエル・クレイグです。
ダニエル・クレイグといえば、2006年から6代目ジェームス・ボンドを演じている超有名俳優。
大作シリーズ映画の主役をつとめるほどの俳優を、姿の見えない形で起用するなんてとっても贅沢ですよね。
オススメポイント:超有名俳優が声優として参加!

この『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は、一見全てパソコンでデジタル製作されているように見えますよね。
でもこのモーションキャプチャーでの映像制作のために、キャラクター達にはそれぞれ演じている俳優がいます。
そして実際に撮影も行っており、スピルバーグ監督がいつもと同じようにカメラを動かし撮影して回っています
監督は今までの撮影では観客と同じ二次元で見るために片目を閉じていたそうですが、3Dの今作では初めて両目を開けながら撮影した、というエピソードがあります。
そのようにモーションキャプチャーを駆使して実写のようなリアリティを持ちながら、実写では出来ないカメラワークや大胆な動きを3Dで実現している、いいとこ取りのハイブリッド作品なんです。
「せっかく3Dアニメをつくるのだから、アナログでは出来ない表現を追究しよう」という監督の意気込みが感じられる、大迫力の映像になっています。
オススメポイント:実写では不可能な、大迫力で自由自在のカメラワーク!
特に中盤~後半は怒涛のピタゴラスイッチ的展開で、次から次へと何かが起こります。お見逃しなく!

あらすじは?

主人公のタンタンはある日、骨董市でガラスケースに陳列されていた古い船の模型を気に入り、それを購入しました。

けれどその模型を購入した後から見知らぬ男たちに追いかけ回されるようになってしまいます。

理由が分からず、船のことが気になってきたタンタンは図書館でその船について調べてみます。

すると模型の船はユニコーン号と言い、かつて海賊の襲撃で財宝と共に消えたという伝説の船だという事が判明したのです。

そして実は、タンタンが購入した模型に、宝の場所に関する暗号が隠されていたのです。

財宝を狙う男たちはその後もタンタンの家に泥棒に入ったり、スリをしたり、タンタンを誘拐したりとあらゆる手を使ってきます。

タンタン達は無事に逃げ切れるのでしょうか、そして宝のありかを解き明かすことができるでしょうか。

ドキドキワクワクの大冒険をお楽しみに!


物語も上記の通り気になる内容なのですが、なんといっても、主人公の相棒犬スノーウィがかわいいんです。

犬らしい愛嬌あるコミカルな動きや、ちょっとおバカな性格、相棒として働くときの頼もしさ、そのどれもがとても愛らしいキャラクターです。

犬好きでなくとも惹かれる、かわいらしい姿をたっぷり満喫してください。

オススメポイント:相棒犬スノーウィがかわいい!

『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』を見てみよう!

いかがでしたか?

家族みんなで、もちろん一人でも楽しめる超大作3Dアニメ作品をご紹介しました。

「おもしろそうかも!」「一度見てみようかな?」という気分になった方は、こちらで作品をご覧いただけますよ。

映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は、amazonプライム・ビデオで見られます。(2020年8月現在)

家に居ながら、心は大冒険に出かけましょう!