『麒麟がくる』
重要な登場人物
明智光秀(あけちみつひで)
麒麟がくる File066
(第24回より)#麒麟がくる #麒麟File#明智光秀 #長谷川博己 pic.twitter.com/fLWIRJlUAN— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) September 23, 2020
…憎い!!
麒麟がくる世を願う武士で、浪人の身である。同じ志を持つ足利義輝を尊敬し、短い間だが彼に仕えていた。義輝殺害の知らせを聞いた光秀は、松永久秀の屋敷に一人で乗り込む。
松永久秀(まつながひさひで)
「十兵衛に向かって『撃て!』と銃口を自分の額に押し当てる。こんな命をかけた賭けにでたのは、十兵衛を信頼していたから、十兵衛への揺るぎない愛があったから。しかしその思いは今後、あらがうことのできない皮肉な運命に翻弄されていく。そのとき久秀は・・・」(吉田鋼太郎)#麒麟がくる pic.twitter.com/7lF7DWeCgB
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) September 20, 2020
儂が憎いか?
大和の戦国大名で光秀を気にかけている。義輝を殺さないと光秀に約束したが、三好の残党と久秀の息子たちによって、義輝は殺害された。久秀は激怒する光秀に向き合う。
覚慶(かくけい)
「光秀に、将軍という大任が自分に務まると思うか?と聞く。しかも、死ぬのが怖いと弱さもみせる。そんなこと、ふつう初対面の人に言わない。きっと覚慶は、光秀に語りかけているようで、実は三淵と細川に聞かせているような気がするんですよね。俺に将軍なんて無理だよって」(滝藤賢一)#麒麟がくる pic.twitter.com/iCrKPsLqIf
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) September 20, 2020
…死にとうない。わたしは兄とは違う。
足利義輝の弟で、足利将軍家の家督相続者ではないため仏門に入っていた。兄の死後、室町幕府の将軍候補となる。武家の教育を受けていないので、死を怖がっている。
近衛前久(このえさきひさ)
三好の一族はとんでもないやつらだ
若き関白で行動力がある貴族である。現在は三好一族に追われている。理由は、足利義栄を次の将軍にする様迫られているからだ。持ち前の行動力で逃げ続けるもの、次第に追い詰められていく。
24話を読む前に22話と23話の別記事を紹介します。ぜひ読んで下さい。
福 やったー!! 優子 パパ。どうしたの?声上げて。 福 驚かせてごめんね。NHK『麒麟がくる』が放送再開されたんだよー。 優子 よかったじゃない。そした[…]
福 こんにちは、福です。今回はママと一緒に『麒麟がくる』のレビューをします。 優子 優子です。今回は光秀と義輝の関係を中心に紹介します。 福と優子 よろしくお願いします。 &nbs[…]
24話「将軍の器」
義輝殺害
永禄8年5月(1565年)、三好一族たちは、京の二条御所を襲撃した。そこにいた足利義輝は多数の兵士を切り捨てるも殺されてしまう。30歳という若さで儚く散った生涯だった。
怒る光秀と冷静な久秀
光秀と久秀が対面した。人払いをさせた久秀が光秀に語りかける。
久秀:わしの読みが甘かった。息子たちのしでかした事とはいえ、わしも責任を取らねばならん。
久秀は玉を込めた火縄銃を光秀に渡し、銃身を自分の頭に押し付けた。後は光秀が引き金を引けば死ぬ。
久秀:わしが憎いか!? 光秀:憎い!!
憎しみの感情をぶつける光秀だが、引き金は引けない。このお方を殺してはならないという思いが憎しみを上回っていた。火縄銃を別方向に向けて撃った光秀は、その場で佇んでいた。
この瞬間を待っていたといわんばかりに、久秀は話を続けた。
久秀:朝倉殿から文を預かっているのだが、覚慶さまが将軍の器かどうか、お主に判断してほしいとの内容じゃ。もし覚慶さまが将軍にふさわしいお方であれば、朝倉殿は覚慶さまを越前にお招きするとのことじゃ。この依頼を受けるかどうかはお主で決めよと言うておったわ。
久秀は光秀に「このまま朝倉の元でくすぶっているつもりか」と諭した。
近衛前久の苦悩
近衛前久は望月東庵(京の名医)の自宅を訪れていた。伊呂波太夫(旅芸人の座長)に会うためである。
現在、東庵の自宅に三好の兵たちが取り囲んでいる状態なので、個室で2人きりで話し合う前久と太夫。身分は違えど、幼き頃ともに過ごし、言いたい事が言える仲だ。
次の将軍としての器
覚慶が藤孝の庇護下にいることを聞いた光秀は、藤孝の元へ向かう。屋敷前で光秀と覚慶は初対面を果たす。
覚慶:そなたは?
光秀:明智十兵衛光秀と申します。(この時の光秀は十兵衛と呼ばれていた)
藤孝:明智殿は亡き義輝さまにお仕えし、覚えめでたきものにてございます。
覚慶:…そうか。三淵藤英(藤孝の兄)たちは、私を次の将軍にしようと尽力してくれておる。…なれど、その大任が私に出来ると思うか?私は戦が好きではないのだ。
最後に
いかがでしたでしょうか?三好一族が有利に立っていますね。逆転するには織田や朝倉といった大名の上洛が必要です。