アイアンマン2のあらすじを徹底解説!豪華出演キャストの紹介も

こんにちは福です。

今回ご紹介するのは「アイアンマン2」

「アイアンマン2」は前作「アイアンマン」(2008年公開)の舞台から半年後という設定になっています。

こちらの作品は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の3作品目となります。
マーベル作品は有名だし色々なヒーローが出てくる「アベンジャーズ」を観たい!と思っている方も多いと思います。しかし、いきなり「アベンジャーズ」から入ってしまってチンプンカンプンになるのは嫌だ!と思っている方には必見の1作となっています。

 

マーベル作品を鑑賞する上で大切なこと

マーベル作品は多くて、どれから観よう?という人に

マーベル作品を観ようと思うと、たくさんの作品があってどれにしようか?と迷ってしまいますよね。私は、どの作品を観ようか考える時間も好きですが(笑)
しかし、「時間がない」「どれから観れば良いかわかんない」という方も多いはず。

そこで、MCUについて簡単に解説したいと思います。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは?
MCUとは、簡単にいうとマーベル作品に登場する全てのヒーローがもし同じ世界に共存していたら?というお話です。

なので、「アベンジャーズ」のようにマーベルのヒーローがチームとなって、協力し戦うシーンを見ることができるのです。これって、子供の頃によく観た歴代戦隊モノのヒーローが同じ画面に同時出演しているような夢のようなお話なんですね!

MCU作品もいっぱいあるけど、結局何から観たらいいの?

そして、MCUを語る上で大事なことは「フェーズ」になります。

フェーズって何?と思われる方も多いと思います。ご安心ください、パパッと説明しちゃいます。

フェーズの前に、インフィニティ・サーガについて軽く触れておきます。

インフィニティ・サーガって何?

マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギは取材時に下記コメントを残しています。

インフィニティ・サーガとは
2008年のアイアンマンから始まり22本の作品からなります。
22作品が独自に展開しながらも一つのエンディングへ向かうという壮大なスケールの作品があったら面白い。
そんな視点からインフィニティ・サーガを3部構成(フェーズ1〜3)でまとめ上げました。

詳細は下記参照

フェーズ1
アイアンマン(2008年公開)
インクレディブルハルク(2008年公開)
アイアンマン2(2010年公開)
マイティ・ソー(2011年公開)
キャプテン・アメリカ/ザファーストアベンジャー(2011年公開)
アベンジャーズ(2012年公開)

フェーズ2
アイアンマン3(2013年公開)
マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年公開)
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年公開)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年公開)
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年公開)
アントマン(2015年公開)

フェーズ3
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年公開)
ドクター・ストレンジ(2016年公開)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年公開)
スパイダーマン:ホームカミング(2017年公開)
マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年公開)
ブラックパンサー(2018年公開)
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年公開)
アントマン&ワスプ(2018年公開)
キャプテン・マーベル(2019年公開)
アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年公開)
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年公開)

このように、インフィニティ・サーガは壮大なスケールで描かれ、それぞれのヒーローが活躍しながらアベンジャーズというチームとなり力を合わせて闘うストーリー展開となっています。
そして、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギはスパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年公開)公開後インフィニティ・サーガを明言した後に
「まだ、始まりに過ぎない」
と語っています。
そんな、インフィニティ・サーガの序章を飾るフェーズ1でも一際目を引くアベンジャーズでも中心的人物「アイアンマン」
アイアンマンを観ずに、MCU作品、ひいてはアベンジャーズを観ても、ストーリーを理解することは難しいでしょう。

まずはアイアンマンについて知らない方に知っておいて欲しい豆知識

なんと言っても、前作の「アイアンマン」(2008年公開)は知っておいてもらいたい所です。

「アイアンマン」(2008年公開)はMCUでの第1作目となる作品です。
アイアンマンがなぜ誕生したのか?説明したいと思います。

主人公はトニー・スタークという人物。彼は、巨大軍需産業であるスターク・インダストリーズの社長です。
トニー・スタークは仕事のためにアフガニスタンにあるアメリカ空軍を訪問します。しかし、移動中にテロ組織の襲撃に遭ってしまいます。トニー・スタークは必死に助けを呼びます。
次の瞬間、無情にもトニー・スタークへミサイルが放たれます。トニー・スタークは放たれたミサイルに自社の名前が刻まれていることを見つけ、爆風に吹き飛ばされてしまいます。そして、そのまま意識を失ってしまいます。
目を覚ましたトニー・スタークのいた場所は、ミサイルを放ったテロ組織の本拠地でした。そこで、トニー・スタークの胸に電磁石があることに気づきます。電磁石は車載用のバッテリーに繋がれており、衝撃の事実を告げられます。
トニー・スタークへ放たれたミサイルの破片が胸に被弾しており、電磁石を外せば1週間で命を落としてしまいます。トニー・スタークはテロ組織から解放を望み、交換条件としてアメリカ空軍へ提案するはずだったクラスターミサイルの組み立てを強要させられます。
しかし、同じく捕らえられていたホー・インセン博士とともにクラスターミサイルを組み立てるように見せかけトニー・スタークは自身の胸の電磁石を小型アーク・リアクターに改造し生命維持を可能にします。また小型アークリアクターと連動するパワードスーツの開発に着手します。
ホー・インセン博士は自分の命と引き換えに、アイアンマンのアーマーを装着したトニー・スタークをテロ組織の手から逃します。トニー・スタークは帰国後、自社の製品がテロ組織に渡り、多くの人の命が奪われていることを知り軍需産業から手を引くことを宣言します。
その後、トニー・スタークは秘書のヴァージニア・ペッパー・ポッツ以外には誰にも知らせず、1人世界平和のために立ち上がります。
この後の展開はぜひ本編でご覧ください!

アイアンマン2のあらすじ

前作アイアンマンでは、トニー・スターク自身がアイアンマンだと宣言します。そして、世界の平和を維持するために日夜活動しています。
物語は、それから半年後のお話です。日々政界平和のために世界各地で起こる紛争を解決するアイアンマンですが、そのアーマー(アイアンマンのスーツ)は兵器であると政府から引き渡し要請を受けます。

しかし、アーマーの受け渡しを断固拒否するトニー・スタークは、自身が社長も務めるスターク・インダストリーズ社長の座を美人秘書であるバージニア・ペッパー・ポッツに譲り、新たな秘書としてナタリー・ラッシュマンを引き抜きます。トニー・スターク自身、自分が生命維持活動をするための胸にあるアークリアクターの動力源に使われる「パラジウム」が自身の体を蝕み、命がそう長くないと悟るのです。

また、自分が生きている間にアイアンマンの技術を後世に伝えるために「スターク・エキスポ」を開催します。

それと時を同じくして、アントン・イワンという人物がトニー・スタークへの恨みを晴らすため動き出します。実はアントン・イワンという人物は、トニー・スタークの父ハワード・スタークと共にアークリアクターの共同研究を行なっていたアントン・ヴァンコの息子だったのです。

アントン・ヴァンコは優秀な化学者でしたが、スパイ容疑をかけられ逮捕後はシベリアへと強制送還されてしまいます。犯罪者として極寒の地で貧しい生活を強いられたアントン親子。その逆恨みはトニー・スタークに向けられ、息子のアントン・イワンは父の残した設計図でアークリアクターを作り上げ「エレクトリカル・デス・ウィップ」を完成させます。

モナコでカーレースに参加しているトニー・スタークに「エレクトリカル・デス・ウィップ」を身につけたアントン・イワンは襲いかかります。アイアンマンの改良を行なっていたトニースタークは、アイアンマンマーク5を装着しアントン・イワンを迎え撃ち撃退します。そして、アントン・イワンは逮捕され収監されます。

しかし、世界ではアイアンマンと同じ性能を持ったアーマーが存在していて、アイアンマンだけで世界を守り切れるのか?政府に引き渡しておいた方が良かったのではないか?と混乱に見舞われます。
それに激怒したトニース・タークはマリブにある自宅に友人を招きサプライズとしてアイアンマンの姿で登場します。誕生会では酒に酔い、大暴れをしてしまいます。それを見兼ねたトニー・スタークの友人でもある空軍中佐ジェームズ・ローディ・ローズはアイアンマンマーク2を装着し、トニー・スタークと殴り合いそのまま軍へアーマーを持ち帰ります。

その頃、収監されたアントン・イワンにはスターク・インダストリーズのライバル会社のハマー・インダストリーズの社長であるジャスティン・ハマーの差し金で脱獄しました。ジャスティン・ハマーはアントンの優れた能力で、ライバルであるトニー・スタークが占有している軍事産業分野を奪おうと目論みます。

この後の展開はぜひ本編でご覧ください!

 

アイアンマン2の超豪華キャスト

ロバート・ダウニー・Jr

主人公である、アイアンマン/トニースタークを演じるロバート・ダウニーJrです。
意外と知られていないかもしれませんが、ロバート・ダウニーJrは子役出身で5歳でデビューしています。

子役時代から映画という芸能の世界に身を置き、ロバート・ダウニーJrですが彼の生き様自体も破天荒で、まさにトニー・スタークに似通っていて彼しかいない存在感がありますね。

出演作品

  • 路上のソリスト(2009年公開)
  • シャーロックホームズ(2009年公開)

グウィネス・パルトロー

アイアンマン2のヒロイン、ヴァージニア・ペッパー・ポッツを演じるグウィネス・パルトローです。

父親はプロデューサー、母親は女優、弟は映画監督というサラブレット。2013年ピープル誌の「最も美しい人」にも選出される、作中での美人秘書役も適任ですね。

出演作品

  • セブン(1995年公開)
  • 恋に落ちたシェイクスピア(1998年公開)

スカーレット・ヨハンソン

ナタリー・ラッシュマン/ブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソン。

名前の由来は「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラからきていると言われ、納得の美しさですね。
また、ゴールデングローブ賞の主演女優賞やトニー賞の演劇助演女優賞など華々しい経歴があり名実ともに素晴らしい女優さんですね。

孤独な暗殺者、ブラックウィドウはアベンジャーズにも加盟します。MCUで繋がるヒーロとしても見どころ満載ですね。

ドン・チードル

ジェームズ・ローディ・ローズ/ウォーマシンを演じるドン・チードル。

俳優、映画監督、映画プロデューサーをこなす、名脇役と言えば彼。オーシャンズ11にも出演し「人間火薬庫」バシャー・ターと言えばピンと来る方も多いはず。彼の演技は、映画を引き締め、時に笑いを誘います。

出演作品

  • オーシャンズ11(2001年公開)
  • ホテル・ルワンダ(2004年公開)

ミッキー・ローク

イワン・ヴァンコ/ウィップラッシュを演じるミッキー・ローク。

特殊な経歴を持つミッキー・ロークは俳優を行う前はプロボクサーでした。プロレス団体のWWEのWrestle Maniaを観戦していたミッキー・ロークはプロレスラーから暴言を吐かれて逆上し、リングへ上がり右フックで一発KOするなど、悪役としての素質はピカイチですね!

サミュエル・L・ジャクソン

ニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソン。

B級バイオレンス映画から文芸作品、果ては声優までこなすマルチな才能を持つ俳優です。また、本来カンヌ映画祭には助演賞はなかったにもかかわらず、サミュエル・L・ジャクソンの名演技のため設けられたという逸話もあります。

 

まとめ

さて、アイアンマン2のあらすじをお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか?

豪華出演キャストも目白押しのアイアンマン2をぜひ観て欲しいです。

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(2020年5月現在)