
マーベル作品はやっぱりしびれるなぁ〜。今日あたりまた見ようかなぁ。

マーベルってアベンジャーズとかのやつでしょ。ほとんどCMぐらいしか見たことないけど。

おい、人生損してるぞ!男のロマンが詰まってるんだから!

男のロマンってクサイこと言ってるなぁ。大げさじゃない?

そんなことないぞ!それぞれのヒーロー単体の作品も十分魅力的なのに、そのヒーローたちが同じ世界観で活躍するっていうのがすごいんだよ。

まぁ確かに、ヒーローってその世界に一人だけのイメージがあるよねー、スーパーマンとかスパイダーマンとか。パパの熱さはちょいウザだけど。

おいおい誰がちょいウザだって?寛太も鬼滅の刃語ってる時は似たようなものだぞ。
ちなみにスパイダーマンも過去5作とは違ってスパイダーマン6作目からはマーベル作品なんだよ。途中からアベンジャーズのメンバーとして参加するんだ。なぜ途中からなのかは大人の事情らしいんだけどな。
ちなみにスパイダーマンも過去5作とは違ってスパイダーマン6作目からはマーベル作品なんだよ。途中からアベンジャーズのメンバーとして参加するんだ。なぜ途中からなのかは大人の事情らしいんだけどな。

えぇ?そうなの!あの人気者のスパイダーマンもヒーローの一人にすぎないってことか。すごい豪華だね。ちょっと大人の事情が気になるじゃないか!

まぁ、権利とかね、いろいろあるらしいよ。細かいことは気にするな。惜しみなくヒーローたちがたくさん出てきて活躍するのがマーベル作品の面白いところさ。
今日はアイアンマンとスパイダーマンについてちょっと語ってみようかな。この二人の関係は特別なんだ。きっと寛太も気に入るぞー。
今日はアイアンマンとスパイダーマンについてちょっと語ってみようかな。この二人の関係は特別なんだ。きっと寛太も気に入るぞー。

えぇ、ほんとかな〜。パパ好きだなぁ、語るの。よし、仕方ないから暇つぶしにつきあってあげるよ!
アイアンマンとスパイダーマンの軌跡(一部ネタバレ)

2008年の「アイアンマン」からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズが始まったんだけど、2020年5月現在すでに20作品以上公開されているんだ。

1年で1作品以上ってシリーズものとしてはかなり多いよね。余韻に浸る暇もなさそう。でも楽しみが増えるのはいいね。

そうなんだ、様々なヒーロー単体の映画もあるから見る方も忙しい忙しい(汗)まぁその忙しさもファンとしては嬉しいんだけど。毎回次が気になるから早いペースの方が正直助かるよ。

パパは映画ばっかり見てないで仕事しなよ〜。

余計なお世話だ(笑)寛太も自分のするべきことしろよ〜。

余計なお世話だ(笑)で、スパイダーマンはどのあたりから登場するの?

はじめからアイアンマンはいるけど、スパイダーマンがはじめてMCUに登場するのは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)なんだ。ファンにとっちゃ待望のスパイダーマン初登場さ。スパイダーマンファンは多いからなぁ。


スパイダーマンって小さい子から大人まで人気あるもんね。くもの糸を出すポーズは小さい頃写真をとる時に皆やってたなー。絶対にスパイダーマンは入った方がアベンジャーズもMCUも盛り上がるよ。この僕が言うから間違いない!

なかなか生意気なコメントだなぁ。まぁ実際待ち望んだ参加だったけどさ。

あ、タイトルのキャプテン・アメリカは聞いたことある!ヒーローだよね。確か円盤持ってたような気がする。アベンジャーズの一人?なのかな?

キャプテン・アメリカはメンバーの一人さ。円盤に見える丸いものは円盤じゃなく盾だね。アイアンマンの父特製のめちゃめちゃ頑丈な世界最強の盾なんだ。

世界最強の盾?ほしいなー。買って買ってー!

レプリカならネットで結構な高額で購入できるよ。僕は買えない(汗)大きくなったら稼いでかったらいいさ。

ちぇー!パパのケチー!大人になったらいらないよーだ。

確かに大人になったら邪魔になるだけかもな(笑)「シビルウォー」ってのは「内戦」とか「内紛」って意味で。あるきっかけになる事件が原因でアベンジャーズ同士で揉めて2つに分裂するんだよね。スパイダーマンはアイアンマンからスカウトを受けてアベンジャーズの内紛に助っ人として参加するんだよ。もちろんチームアイアンマンの一員として。

スパイダーマンって確か高校生だよね。アベンジャーズの内紛ってちょっと荷が重すぎない?僕ならビビって断るかも。

巷でものこのスカウトはアイアンマンの身勝手だと言われたりもしているんだよね。仲間うちの戦いだからくもの糸で相手を傷つけないスパイダーマンが助っ人としては最適だったのかもしれない。だって、できれば戦いたくない相手だからね。

それってかなり大人のエゴじゃない?大人同士の揉め事に利用されてるよスパイダーマン!

確かにね。なかなか鋭いな。でもスパイダーマンはずっとアイアンマンに憧れていたからお誘いは嬉しかったみたいだよ。さらに大人たちに混じった戦いでもスパイダーマンは大活躍するんだ。キャプテン・アメリカの盾を奪うことにも成功してその力を認められるのさ。

スパイダーマン強すぎ!ヒーローがたくさんでているからこそヒーローの本当の強さがわかるね。ちょっとマーベル作品が面白いっていうパパの気持ちが分かってきたかも。

お、分かってきたか!そうだなぁ。世界にヒーローが一人だと強さって比べようがないもんな。そういう意味でもやっぱりMCUって魅力的だよな。

スパイダーマンも自分の強さを試したいっていうのもあったかもね。あと、憧れの存在に誘われたらもしかしたら僕もついていくかもしれない。こんな機会二度とないかも、なんて思っちゃうんじゃないかな。

寛太は変なやつについていくなよ。いや、その前に変なやつに憧れるなよ。
アイアンマンはスパイダーマンに「糸をうってろ」と指導したり「家に帰れ」と促したりと師匠のような親のようなから立場で接していたんだ。
アイアンマンはスパイダーマンに「糸をうってろ」と指導したり「家に帰れ」と促したりと師匠のような親のようなから立場で接していたんだ。

同じ指導でも部活の先生の気持ちとは全然違う感じだし、パパともちょっと違うね。師匠は僕にはいないからピンとこないかな。

アイアンマンは自分と自分の父との関係を思い出していたようだよ。理想の親子像ってみんなあるからなぁ。アイアンマンがにスパイダーマンスーツを作ってプレゼントするのなんて愛情を感じるよ。

自分のためにスーツを作ってくれるなんてめっちゃ可愛がられてる証拠だね。きっと作る間、喜ぶかなーとか、似合うかなーとか、戦いやすいかなーとか考えるもんね。

寛太が小さい頃飛行機のプラモデルを作った上げた時は僕もそんな気持ちだったよ。

え?何それ。覚えてない。

親の心子知らず・・(泣)

ウソウソ、覚えているよ。嬉しかったもん。

あーよかった!「スパイダーマン/ホーム・カミング」(2017)はシビルウォーの直後のお話だよ。何とかアイアンマンに心から認めてほしいスパイダーマンの悪戦苦闘が見られるんだ。


お、スパイダーマンが主役の映画だね。

認めてほしくて、「いいとこ見せなきゃ」と無理したために失敗しちゃうんだ。アイアンマンに尻拭いしてもらうハメになり、叱責される。この未熟さは高校生らしいよな。寛太もわかるだろ?

うん、背伸びしてでも認めてもらいたいスパイダーマンの気持ちすごくわかるよ。(鼻息)

反省してしばらくスパイダーマンとしての自警活動も休んでいたけど最後はちゃんと活躍してアイアンマンに認められるんだ。そして助っ人ではなくアベンジャーズの正式メンバーにと誘われるけど、誘いを一時的に断ってしまうんだよ。

え?憧れの人のお誘いを断ったの?何で?意味わかんなーい!せっかくそのために頑張ったのにさ。絶対認められて嬉しいはずだよね。

まだまだ青いな寛太は。本当の意味でのヒーローとしての自覚が出てきて、街の平和を守るために自警活動を続けたいってさ。こうやって大人への階段を一歩一歩のぼっていくんだなー。

かっちょいーー!いろいろ壁を越えないと分からないことだね。ヒーローだけど最初から完璧じゃないスパイダーマンに共感しちゃうな。一緒に成長できる映画は好きだよ。

次に「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018)では正式にスパイダーマンはアベンジャーズとして闘うことになるんだ。何せ宇宙全体が狙われるという緊急事態が起こったからね。街の平和を守るどころじゃなくなるんだ。


ヒェー!規模がでかい!地球どころじゃなく宇宙!

最後は全宇宙の約半数が塵となってしまう衝撃ラスト。ヒーローたちも次々消えてしまい、スパイダーマンも塵となって消えてしまうんだ。

え?え?スパイダーマンが塵に?そりゃ衝撃すぎる!

スパイダーマンが塵になる直前、アイアンマンとスパイダーマンの師弟愛、親子愛とも言える絆が感じられて涙なしには見られなかったよ。スパイダーマンが「ごめんなさい」っていうところなんかもう・・・。

スパイダーマンとアイアンマンはお互い欠かせない親子のような存在になっていたんだね。僕が塵になったらパパはどう思うかな。

縁起でもないこと言わないでくれよ。「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)ではスパイダーマンを失ったアイアンマンの苦悩が見られるよ。そりゃみんなを失ったことを嘆いているんだけど、やっぱりスパイダーマンのことが一番残念だったようだね。アイアンマンはスパイダーマンを始め、失くした者たちを取り戻そうと必死になる様子が描かれているんだ。


え?取り戻せる?無理でしょー。タイムマシン?

タイムマシンはドラえもんだよ(笑)そんなものはないさ。まぁ大変だけど何とかできるんだ。見事にスパイダーマンのことも取り戻すんだよ。それによって敵も全滅することができたけど、今度はアイアンマンが力尽き命を落としてしまったんだ。その時のスパイダーマンの心の傷は相当なものだったよ。

えぇーー!今度はアイアンマン!せっかく生き返ったのにスパイダーマンが何だかかわいそう。

だよな。「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」(2019)ではまさにスパイダーマンがアイアンマンを失った悲しみが描かれているんだ。アイアンマンの後継者として任命されるものの荷を重く感じてそれを拒否してしまうんだよ。


憧れの存在の代わりなんてなかなかなれないよね、分かるよースパイダーマン!ヒーローって辛いな。

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」からね。

何それ、何か名言風だね。

スパイダーマンとは切っても切り離せない言葉なんだ。ヒーローは強いけどその分やっぱり辛いことも受け止めなきゃいけない。

確かに一般人の僕とは責任の重さが違うよ。僕の責任なんて、せいぜい課題を終わらせなきゃいけないとかそのぐらいのものだよ(汗)

課題はやりなよ。まぁ父としては寛太がヒーローじゃなくてよかったよ。ゆっくり大人になってくれよ。

えー?早く大人になりたいよー。ヒーローにはなりたくないけどね。荷が重いよ。スパイダーマンもアイアンマンの跡継ぎは荷が重かっただろうね。

スパイダーマンははじめは受け入れられなかったのに、周りからの説得やなんやかんやもあって、覚悟を決めるんだ。しっかりアイアンマンを失った悲しみを昇華させて「自分がやらなければ」と前へ進んでいくスパイダーマンはもう立派なヒーローになったって感じたね。

ちょっとパパ。上からアイアンマン目線で話さないでよー。

僕も寛太のような思春期の息子を持つ親だからねーついつい。で、アイアンマンとスパイダーマンにはまだ素敵なエピソードがあったんだよ!
実は・・・。
実は・・・。
アイアンマン2にピーターパーカーが出演していた?!

「アイアンマン2」(2010)に何とスパイダーマンになる前の幼いピーターパーカーが出演していたんだって!これ知った時は衝撃が走ったよ。


えぇ?何それ何それ。初登場は「シビルウォー」の映画ってさっき言ってたけど。

それはスパイダーマンな。「アイアンマン2」の中でアイアンマンマスクをつけた少年が果敢に敵と戦おうとするシーンがあってさ。

ウンウン。ワクワク。

まぁ当然子供だから戦えないわけで、間一髪のところでアイアンマンが助けるんだけど、その時「いいぞ、坊主」と声をかけるんだよね。

えぇ、その少年がまさか?!

そう、そのまさか。ピーターだったんだ。

そんなに昔から憧れていたって知るとまたグッとくるね。二人の出会いや別れのシーンの感動も倍増しそう!

だろー?何だか感慨深いものを感じるよ。ちなみにこれはあとづけの設定だし、公に発表されてもいないんだけど。

何じゃそりゃ。もしやガセネタ??

でもスパイダーマンを演じるトム・ホランドが監督に確認したと言ってるんだよ。MCUにはこういうあとづけの設定もたくさんあるようだな。

思わぬ伏線になっちゃった、みたいなね。いいねぇ、男のロマンだね。この際監督が認めてるなら公とかどうでもいいかも。

お!男のロマン!いいね。寛太もこういうの好きか?

好きだよーシリーズ全部見たくなっちゃったよ。何だかスパイダーマンにすごく感情移入しちゃいそう。

分かる分かる。僕はやっぱり父としてアイアンマンに共感しちゃうなぁ。
アイアンマンとスパイダーマンの共演が見たくなったら!

アイアンマンとスパイダーマンの共演が見たいならこの5つ。
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)
- スパイダーマン/ホーム・カミング(2017)
- アベンジャーズ/インフィニティ・フォー(2018)
- アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)
- スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム(2019)

で、「アイアンマン2」(2010)だね!

パパー!今から一緒に見ようぜ!

おぉ!いいけど中学校から出された課題はやらなくていいのか?

だって、憧れのパパのような人になりたいじゃないか(笑)

なーにー!僕が仕事をためてるのを言ってるのかー(汗)まぁいいよ、一緒に見ようか。

パパも見たくてウズウズしてるんでしょー。

あは、バレたか。じゃあ、見ようか!