『ターミネーター』新作はT2の続編。ジョン・コナー出演してる?

皆さん、こんにちは。

今回は僕がお勧めしたい作品は、2019年11月に日本で公開された『ターミネーター:ニューフェイト』です。

 

タイトルになってる“T2”とは『ターミネーター2』のことです。

 

『ニューフェイト』はT2の正当な続編

この作品は1991年に公開された『ターミネータ-2』の正当な続編です。

当時の主役級が揃って出演すると発表されたことで、映画公開前から大きな注目を集めていました。

大人気のターミネーターシリーズは全6作あります。

ターミネーター1~4シリーズと『新起動ジェニシス』そして最新作の『ニューフェイト』。

どの作品も高い人気を誇りますが、特にT2は世界興行収入が約5億ドル(アメリカドル)を超えたメガヒットとなりました。

主演は、以下の3名です。

・サラ・コナー役はリンダ・ハミルトン(公開当時:63歳)
・T800役はアーノルド・シュワルツェネッガー(公開当時:72歳)
・そしてサラの息子ジョン・コナー役はエドワード・ファーロング(公開当時:42歳)

この3人が28年ぶりに共演するとなると、T2ファンでなくても最新作の『ニューフェイト』に期待が高まります!

 

 

あの「♬デデン・デン・デデン、デデン・デン・デデン・デデン・デン・デデン、♪ちゃらら~ら~ら~ら~」の効果音と言うかテーマソングと言いましょうか。

この音楽を一度は、どこかで聞いたことがありますよね。

そして、この名セリフはあまりにも有名です。

「アイルビーバック(I’ll be back)」

これを聞いて「そうそう!」と思い出す人も多いと思います。

そのT2の正当な続編は、製作側のスタッフもスペシャリストを揃えてきました。

今回の監督は、CG系を得意とするティム・ミラー。

T2の監督だったジェームズ・キャメロンは、脚本とプロデューサーを務めています。

 

ここから先はネタバレ要素を含んだ内容になっております。

 

ジョン・コナーはCG?

その他にも大きな関心が寄せられたのは、ジェームズ・キャメロンが「ジョン・コナー役でエディも出演する」とメディアを通して発言したことです。

みなさんジョン・コナーを演じた、あの少年を覚えていますか? 当時は”世界一美しい顔”に選ばれた、あの人です!!

 

 

 

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この少年です!! 実に美しい顔立ちですね。男の僕でも綺麗だな、と思ってしまいます。

女性ファンは、さぞ多かったでしょうね。

あの美少年が復活するのかと思うと、ワクワクしながら『ニューフェイト』を見ていたのですが、何と序盤に登場して、ほんの少しだけで出演終了でした。

 

 

ミラー監督はエドワード・ファーロングを「エディ」と愛称で呼んでいます

ジョン・コナーは2019年の映画公開時は42歳になっています。大人になったエディが見られるのかと、勝手に色々と妄想していただけに、少々残念です。

T2が公開された当時、エディは13歳の少年でした。バスケットをしている時にスカウトされ、「演技経験ゼロ」から、いきなり主演級の大役に抜擢されます。

彗星のごとく現れ、華麗なるスクリーンデビューを果たしたのでした。

その後、立派に成長し、現在は大人の色香漂う男って感じか、全く年齢を感じさせないほど当時の面影を残した、爽やかなイケメンなのか。

アラフォーになったエディの出演に、大きな関心が寄せられました。

しかし映画では、T2のエディと変わらない少年が出てきたので「当時の未公開映像を使用しているの?」と、思った人も少なく無いようです。

実は、このシーンはCGを駆使して、当時13歳たった頃のジョン・コナーが再現されたそうです。

 

全部CG? エディの出演発表は嘘だったの?

真相を確かめるために僕は、現地で発表された記事を読みました。そしてキャスト一覧を見ると・・・。

「あったーーーー!!! 」

確かに”エドワード・ファーロング”がジョン・コナー役として名前を連ねていました。ずっと下の方ですが。

ほとんど本人と分からない出演の仕方について、ミラー監督は「ほんの少しだけど、エディも入れている」とコメントしています。

シュワルツェネッガーや、リンダは、ありのままの姿でカムバックしています。

それなのにどうして彼は、ほぼCGの出演となってしまったのでしょうか?

 

下積みゼロでつかんだ栄光。その果てに待っていたのは?

13歳で世界中を虜にした若きヒーロー。しかしその後は、順風満帆では無かったようです。

42歳になるまでの間、エディの人生は色々と波乱の連続だったようです。

薬物の使用、奥さんとの離婚トラブルで”接近禁止命令”を受けるなどなど。逮捕に再逮捕と繰り返しました。

次々と彼のスキャンダルを報じるニュースが続きました。

残念ですがT2公開当時の活躍を帳消しにしてしまう程、スキャンダルでマスコミを賑わしていたようです。

 

ストレスからくる激太りなのか面影は残しながらも、衝撃的な写真ですね。

なるほど。ありのままのエディの起用は少々、難しそうですね。

では、「最初からジョン・コナーがいない設定が良かったのでは?」と言う声もあります。

しかし、ミラー監督の考えは、T2の正当な続編なのだから、ジョンの出演は必須だったそうです。

確かにT2で、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるT800と、ジョンとの友情の絆は欠かせませんでした。

 

主演の2人の現在は?

28年の歳月が過ぎているので、この流れでいくとアーノルド・シュワルツェネッガーと、リンダ・ハミルトンの2人もエディのように激変していないか?と心配ですか?

しかし、2人は全然変わっていませんでした。

もちろん、28年前と同じと言う訳にはいきませんが。

リンダはスクリーンの中で、当時と変わらない美しさを魅せています。

凛とした正義感あふれる眼差しや雰囲気は、彼女が今までどのように生きてきたかを、現わしていると思います。

シュワルツェネッガーは、ご存知2003年から2011年までカリフォルニア州知事として、奮闘しておりました。

その後は、事業家として活躍する一方で社会活動家としても貢献しています。

 

 

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「あれが最高なんだ」

ミラー監督は最初から「主演の2人が決して若くない事は、全く問題なかった。」と取材で述べています。更に…

“今回のサラ・コナーは怒りと復讐に燃えている。外見なんて眼中にないし、壮絶な悲劇を経験している。
それが顔に表れてないといけないかった。だから、彼女を若く見せよう、なんてことは一切考えなかった。”

「あれが最高なんだ」と、絶賛しています。

確かに63歳とは思えないほど、鍛え上げられたスリムな肉体美を披露しています。

また、アーノルド・シュワルツェネッガーは72歳で挑んだ役でした。

“彼の顔を若く見せようなんてことは、全く考えなかった。
T800の外皮は人間と同じように老化するっていう設定も最高だったしね。”

と、リンダと同じように大絶賛しています。

更に「変にいじって若くみせようとしたのが、過去のシリーズの失敗だったと思うね」

と、いかにもアメリカ人らしい皮肉たっぷりの、ブラックジョークを交えて自信溢れる笑顔をみせています。

 

 

「アイルビーバック(I’ll be back)」

僕が映画を見終わった後の感想は「文句なしに面白い」です!!

興行収入だけで言うとT2のようにメガヒットとまでは、いきませんでしたが「『ターミネーター』が帰ってきたーっ!」と久々に熱いものが込み上げてきました。

見どころはT2主演のアーノルド・シュワルツェネッガーと、リンダ・ハミルトンだけではありません。

今回ターミネーターシリーズに初出演のグレース(マッケンジー・デイヴィス)とREV-9 (ガブリエル・ルナ)も最高の演技を見せてくれています。

そして、最高の技術者が集結して、スリル満点の出来です。

T2でシュワルツェネッガーが「アイルビーバック」と言って溶けていくシーンは本当に泣けました。

映画史に残る名シーンの1つだと言えます。

そして28年と言う長い時を経て、本当にカムバックしてくれました。

 

 

不朽の名作を自宅で鑑賞

僕は、フィクションと分っていても、のめり込むと「おっと危ない!!」って声が出てしまうんです。

画面に向かってしゃべるタイプなんですよね。良く言えば、感情移入してしまうと言いますか。

だから、映画館で見るより自宅で見たいんです。僕だけですか?ついテレビに向かって、しゃべってしまうのって。

自宅で映画が見られるってホントにいいですよね。

仕事が休みの日に、リラックス出来る椅子に座り、お菓子を食べてながら観るんです。

ちょっと、じじくさいってママに言われますけど。

「いいんです!!(笑)」

 

 

『ターミネーター:ニューフェイト』は、U-NEXT・Huluで見られます。(2020年3月現在)

「ターミネーター:ニューフェイト」にはPG12指定がかかっています。

皆さんも次の休日は、自宅で映画鑑賞なんていかがですか?
お勧めですよ!!