『麒麟がくる』第17話「長良川の対決」で美濃編クライマックス!

NKK大河ドラマ『麒麟きりんがくる』(毎週日曜20:00~)第17話!

もうご覧になりましたか?

悲しい父と子の戦いで、ついに斎藤道三どうさんが最期を迎えてしまいます。

さらに、高政軍は明智家にも押し寄せてきます。明智城は大ピンチ!

ここ、泣きました~。

では、美濃編の最大の山場!長良川ながらがわの対決」のあらすじを紹介しちゃいます。

※前回のあらすじはこちらです。

関連記事

福 息子たちを殺された道三が高政との戦に備えるところから16話が始まります。 親子同士の戦いなんて、なんだか哀しいなぁ。 ここからはネタバレになります!まだ見てない方はご注意ください!   『麒麟がくる』[…]

ここからはネタバレになりますので、ご注意ください。

 

『麒麟がくる』第17話

十兵衛は道三を説得できませんでした。

十兵衛は、高政と戦うのをやめるように道三を説得していたんです。

道三は「鶴山つるやま」(長良川の北岸)に陣を構えます。

一方、高政は長良川の南岸に陣を構えました。

長良川を挟んで両者はにらみ合いとなります。

急げ!道三のもとへ

高政の兵は12,000人以上です。

道三の兵は2,000人弱

帰蝶、信長、十兵衛たちはそれぞれ思い悩み、どう動くのかを決めていきます。

尾張から鶴山へ!

助けに行くという信長に、帰蝶は「負けるとわかっている戦に行くのは愚かなこと。」と意見します。

信長は「親父殿を助ける!!」と強く言い返し、道三を助けに向かうのでした。

信長は「負けるかどうかは作戦次第!」と考えていたようです。

美濃から鶴山へ!

光安みつやす(十兵衛の叔父)も道三の味方につくと決め、援軍を連れて鶴山へと急ぎます。

十兵衛も考え抜いた末、道三側につくことを決意鶴山に向かうのでした。

道三を助けるため先を急ぐ十兵衛でしたが、長良川上流で高政軍に足止めされてしまいます。

そこには光安の姿もありました。

光安に「敵が手薄な下流に行け。道三様を助けなければ!」と言われた十兵衛は下流に向かいます。

父と子の直接対決

高政が攻撃を仕掛けます。

 

圧倒的な戦力の差。高政軍の勝ちが決まりつつありました。

道三軍の兵たちが次々と退却していきます。

これを見た道三は、高政に1対1の勝負を挑んだのでした。

道三は戦いながら「そなたの父の名を申せ!」と何度も高政に言います。

わが父は土岐頼芸ときよりのり様!」と高政は答えました。

そなたの父はこの斎藤道三じゃ!!」と叫ぶ道三。

この者を討てー!!」という高政の声が響き、道三の体に高政軍の兵の槍が突き刺さります。

それでも道三は、高政の方へ歩いていくのでした。

道三、散る

道三は高政にしがみつきながら「わが子、高政・・・。愚か者・・・。勝ったのは道三じゃ・・・。」と言い、そのまま倒れてしまいます。

僕には、父が我が子を抱きしめているように見えたんですよね~。

こうして道三は命を落としたのでした。

最後まで高政のことを「息子」と言った道三。

最後まで道三のことを「父親ではない」と言いながらも道三の死を前に涙をこらえる高政。

僕はどちらからも「愛」を感じました。

十兵衛の覚悟

十兵衛が駆けつけました。でもすでに道三は倒れています。

十兵衛はショックを受け、動揺しているようでした。

土岐頼芸様が自分の父親だ。」「今回のことは忘れる。これからは自分のことを助けよ。」と言う高政。

十兵衛は「高政に従う気はない。」ときっぱり答えます。

高政は悲しそうに「次に会ったら敵だ。明智家も潰す。」と言って去っていきました。

十兵衛は「道三を父親ではない」と言う高政にはもう従えないと思ったのかもしれません。

十兵衛は明智城に戻ります。

明智城の危機

明智城に戻ってきた十兵衛は、光安から「明智家の旗印」を譲り受けました。

光安が明智家の当主の座を十兵衛に譲ったということを意味します。

そして、十兵衛や家臣たちに「いったん城から離れて逃げよ。生き延びよ。」と言うのでした。

高政軍はどんどん迫ってきます。

光安:「急げ!ぐずぐずするでない!わしも後から追う!

十兵衛は涙が止まりません。

僕も涙が止まりません。
叔父上様、死ぬ気・・・ですよね。

このあと城はに包まれます。

十兵衛は「光安はもう来ない」と悟るのでした。

 

考察:長良川の対決について

道三は最期に「勝ったのは道三じゃ。」と言っています。

僕もそう思います。

高政は、道三を殺さずに生け捕りにするつもりでした。でも頭に血が上って「道三を討て!」と指示してしまっています。

しかも1対1の勝負なのに・・・。ずるいです。

でも僕、道三は全部お見通しだったのかもしれないな~、なんて思うんですよね。

自分が1対1の勝負を挑めば、高政は受けて立つということも。

挑発に乗って自分を殺そうとすることも。

だって父親ですから・・・。

終わってみればすべて道三の狙い通り。親殺しの罪を背負わせることにも成功しました。

命は落としたものの道三の勝利です!

倒れた道三を前にして、高政が涙をこらえていました

高政も「自分の父親は道三だ」って本当は思っているのではないでしょうか。

本当に悲しい戦いでした。

 

次回は「越前編」へ突入

道三や光安が亡くなり城も失った十兵衛は、身を隠すため越前えちぜんに向かいます。

越前にいるのはユースケ・サンタマリアさん演じる朝倉義景あさくらよしかげ。感じ悪い演技がハマっていました(笑)

新型コロナの影響で撮影が進まず、「話数を減らす」「放送打ち切り」といううわさもある『麒麟がくる』。

とりあえず次回も予定通りに放送予定とのことで安心しました。

次回の放送も楽しみです!打ち切りなんてことになりませんように!!

麒麟がくる』は、U-NEXTamazonプライム・ビデオで視聴可能です。(2020年5月現在)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。