『はたらく細胞』アニメ12話、出血性ショック(前編)で緊急事態に?

ふだん体の中の細胞について考えることはありますか?日常生活を送る中で、なかなか考えないですよね。

細胞は人間の体の中に数十兆個もあり、休むことなく働いているんです。働きものですね。

アニメ『はたらく細胞』は、そんな頑張る細胞たちにスポットを当てた、人間の体の中を舞台としたストーリーなんです。

漫画の作者は清水茜さんで、2015年に連載開始され、2018年にはTVアニメ『はたらく細胞』が放送されました。

人間の体の中にある細胞を擬人化した作品なんですよ。

今回は2018年に放送された第1期、12話の出血性ショック(前編)をご紹介したいと思います。

寛太
『はたらく細胞』って、体の中のことを楽しく知ることができるアニメなんだよね。

 

アニメ『はたらく細胞』の前回のお話はこちらでご紹介していますので、見てみてくださいね。
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『はたらく細胞』アニメ12話に登場するキャラクターは?

アニメ『はたらく細胞』はキャラ全部が細胞名で、ところどころで細胞の説明もしてくれるのですよ。

楽しくアニメを見ながら、体の細胞の知識まで学べることができます。

キャラの雰囲気も赤血球は赤色、白血球は白色なので見ていてとてもわかりやすいのもこのアニメのポイントです。

では12話に登場するキャラクターをご紹介します。

赤血球…声優:花澤香菜
血液循環によって酸素と二酸化炭素を運ぶ。赤血球はヘモグロビンを多く含んでいるので赤い。
白血球(好中球) …声優:前野智昭
好中球は全ての白血球の半分を占め、体外から侵入した細菌やウィルスなどの異物を排除する。
血小板 …声優: 長縄まりあ
血管が傷ついた時に、集まってその傷を塞ぐのが役目。血液成分の一種で、他の細胞よりも小さい。
先輩赤血球…声優:遠藤綾
赤血球を育てたしっかり者の先輩。
後輩赤血球…声優:石川由依
今回新しく配属となったばかりの後輩赤血球。
好酸球…声優:M・A・O
寄生虫感染や、アレルギーが起きた時に増殖して対応する。
マスト細胞…声優:川澄綾子
白衣を着ている黒髪の美女。

 

『はたらく細胞』アニメ12話「出血性ショック」(前編)のあらすじを紹介

ここからはネタバレが含まれますのでご注意ください。

先輩になる赤血球

赤血球先輩は、赤血球が毎日仕事に取り組んで少しずつ成長していく姿を暖かく見守ってきました。

赤血球先輩は成長した赤血球を見て、今の赤血球だったらきっと大丈夫と重要な仕事を頼みます。

それは、新人赤血球の教育係でした。

先輩赤血球に「この新人赤血球さんの教育係をしてもらいます。」と言われて赤血球は放心状態になり、「えー!待ってください、むりですよ。」とすがりつきます。

しかし、先輩赤血球は「あんたも新人の頃はずっと他の赤血球たちにお世話になってきたのだから、その恩を返すつもりでやればいいの」と言うのです。

戸惑いながらも、教育係の仕事を何とか引き受けたのでした。

赤血球は、後輩赤血球に仕事を教えようとしますが、後輩赤血球はすでに沢山の知識を持っていて、何も教えることがないと思うほど、優秀なのでした。

赤血球は、先輩らしいところを見せなきゃと気を引き締めますが、ドジばっかりして、なかなか上手く行きません。

あまりにもできの良い後輩赤血球を見て、赤血球は自分が至ってない気がして心が折れそうになります。

それでも、赤血球は先輩らしく後輩に仕事を教えてあげようと血液循環へと向かいます。

途中で出会った、好酸球、マスト細胞、血小板などの、ほとんどのキャラを赤血球は後輩赤血球に紹介するのです。

寛太
赤血球が一生懸命に後輩に教えていてかっこいいな。

異変が起きる

そんな中、誰もが予想もしていなかった事態と共に状況が一変します。

突然、大爆発起きたのです

赤血球たちは大混乱を起こしてしまいます。

身体の中心部に全員集められ、液晶には緊急事態と表示されて、事態の深刻さを知らせる放送が流れます。

頭部付近の組織、血管が激しく損傷して、生命に関わるレベルのダメージを確認したのでした。

そして、白血球は急いで現場へと向かったのでした。
緊急事態を受け、赤血球、白血球、血小板は、自分たちを奮い立たせて頑張ろうと意気込みます。

寛太
体の中で何が起きたんだろう?

 

出血性ショックとは?

出血性ショックとは、大量の出血によって全身の臓器障害が引き起こされることです。

例えば交通事故でけがをして大量出血したり、動脈瘤が破裂したことによって、引き起こされたりします。

意識状態や呼吸に影響することもあり、大変危険な状態なんです。

出血性ショックが起きると、全身の細胞に対して充分量の血液供給が行われなくなります。

細胞への酸素供給がうまくいかなくなった結果として、細胞が正常に機能しなくなり死に至ることもあるのです。

寛太
とても危険な状態なんだね。

 

まとめ

いかがでしたか?

赤血球はドジっ子キャラだったのに、いざとなったら落ち着いていて、後輩赤血球を導いていく姿がかっこ良かったです。

緊急事態によりストーリーが一気に急展開し、12話後半でどのようになるのか気になります。

『はたらく細胞』は、2020年9月に劇場上映が決定し、2021年1月に第2期が放送開始されます。

今後の展開も楽しみですね。

ぜひ過去作を振り返って、『はたらく細胞』の世界を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?

アニメ『はたらく細胞』は、FODプレミアムNetflixdアニメストアU-NEXTamazonプライム・ビデオで見られます。(2020年7月現在)