コンフィデンスマン最終話でコンフィデンスマンが佐藤隆太に脅される

2018年4月より放映されたフジテレビ系ドラマ『コンフィデンスマンJP』は、視聴者からの高評価を得ており、その後2019年5月には『コンフィデンスマンJPロマンス編』と題して映画が公開されました。

映画公開の翌日には、スペシャルドラマとして『コンフィデンスマンJP運勢編』も放映されましたね。

優子
詐欺師たちが主人公なのに、明るいドラマなのよね
この夏には最新作の公開も控えているこのシリーズ。ドラマはどんなお話だったかを振り返ってみようと思います。

『コンフィデンスマンJP』ってどんなドラマ?

頭はめちゃくちゃ良いのに色気のないダー子(長澤まさみ)、本当は詐欺師を辞めたいと思っているボクちゃん(東出昌大)、優れた変装技術を持つベテランのリチャード(小日向文世)、この3人はコンフィデンスマン(信用詐欺師)として悪質な手口を使って大金を得た富豪たちから金をだまし取る計画を夜な夜な考えていました。

「万が一危機にさらされたときも助け合わない」と言いつつも、ピンチのときは結局助けてあげている意外と息の合った3人なのです。

ダー子は年齢も本名も不明であり、高級ホテルのスイートルームをアジトとしています。その振る舞いはとにかく変わっているものの、ターゲットである『おサカナ』(悪徳な富豪)から大金を奪い取るとなると、天才的な頭脳を生かして緻密な計画を練るのです。

ボクちゃんは真面目で人にコロッと騙されやすく、更に惚れっぽい性格でいつもダー子に振り回されています。そんなボクちゃんがコンフィデンスマンとしてお金持ちのボンボンだったり色気が漂う夜の男を演じると、しっかりサマになるイケメンなのです。

リチャードは大胆でハチャメチャなダー子に共感を持っていて、とても仲良しです。見た目も柔和で人のよさそうなおじさまですから、まさか詐欺師だなんて誰も気づかないでしょう。

ただ、「大金を奪えばいい。」だなんて考えはありません。奪ったお金は騙されてしまった人に返したり、ターゲットによって潰されてしまった店に寄付したりと、心優しい一面も持っているのです。

さあ、今宵はどんな『おサカナ』をターゲットにするのでしょうか?

3人の『コン・ゲーム』によりあっと驚く結末が待っている、1話完結の痛快エンターテインメント・コメディードラマです。

 

コンフィデンスとコンフィデンスマン

confidence(コンフィデンス)・・・信用。信頼。自信。
confidenceman(コンフィデンスマン)・・・詐欺師。
この、『コンフィデンスマン』は、信用信頼をうまく利用してお金を騙し取る人=詐欺師なのです。
『コン・ゲーム(congame)』のconは、ペテン師や詐欺の意味があります。
優子
このドラマは『騙し合い』をするものね
信用詐欺師だなんて一見悪い人のように聞こえますが、このドラマ内で繰り広げられる『コン・ゲーム』はとにかく面白いんです。「騙された~。」と笑いながら見ることができるのが、ドラマの魅力のひとつでもありますね。
【これまで騙されてきた悪徳富豪】
公益財団『あかぼし』会長 赤星栄介(江口洋介

桜田リゾート社長 桜田しず子(吉瀬美智子
美術評論家 城ケ崎善三(石黒賢
俵屋フーズ社長 俵屋勤(佐野史郎
野々宮総合病院外科医 野々宮新琉(永井大
町おこしのコンサルタント 班井満(内村光良
鎌倉の資産家 与論要造(竜雷太
元モデルで女医 美濃部ミカ(りょう
億万長者の若きIT社長 桂公彦(小池徹平
これまで、大物たちを『おサカナ』にしてきたのですね。どんな風な『コン・ゲーム』があったのか知りたい方はこちらをご覧ください。
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最終話コンフィデンスマンvs鉢巻(佐藤隆太)

数々の悪徳富豪から大金を騙し取ってきた3人に大きなピンチが訪れたのです。それが、このドラマの最終話、鉢巻秀男(佐藤隆太)による過去の暴露でした。

あらすじ

「詐欺師から身を引く」と、ダー子とリチャードを残し去っていったボクちゃんは、1年後には引っ越し会社の主任を任されていました。そこで出会ったのが新人の鉢巻なのです。

体の弱かった鉢巻はなかなか職に就くことができず、親の残してくれた資産で生活をしていました。しかし、結婚詐欺に遭い資産全てを失ってしまったというのです。

今から半年前、結婚相談所に登録した鉢巻は早苗という女性を紹介され、すぐに意気投合し、結婚の約束をしました。しかし、早苗は「両親に借金があるため結婚できない」と言うのです。

そこで鉢巻は全財産である3000万を早苗に貸しました。その後から、早苗とも登録した結婚相談所とも一切連絡が取れなくなってしまったそうです。

鉢巻が描いた似顔絵を見たボクちゃんは、「それはダー子とリチャードに間違いない」と思い、鉢巻を連れてダー子のアジトであるスイートルームに訪れます。

すると、鉢巻の態度が豹変するのでした。

優子
アジトへ連れて行っちゃダメよ

ついに、コンフィデンスマンの素性が明かされる!?

実は、鉢巻は孫秀男と言う中国マフィアだったのです。昔、父を騙し15億円を奪った『子犬』と呼ばれる犯人をずっと捜しており、ダー子たちにたどり着きました。

次の瞬間、鉢巻の手下がダー子たちの前に現れ、3人を拘束します。そして個々に『子犬は誰だ?』と尋問するのです。鉢巻は事前に3人の身の上を調べあげていました。

ダー子・・・(本名)藤沢日奈子。両親に捨てられ、児童養護施設で育った。
       女詐欺師である西崎信江から詐欺の技術を教えてもらった。
ボクちゃん・・・(本名)西崎直人。母は詐欺師である信江。
        母から可愛がられていたが、その反面で詐欺の手伝いをさせられていた。
リチャード・・・(本名)鎌田潔。妻子がいた。
        もともとは優秀な宝石のセールスマンだった
優子
みんなの素性がバレちゃった
でも、この3人は負けないんです。
有り金を振り込ませ、3人へ銃を発砲し、鉢巻は逃げていきます。しかし、事前に鉢巻の金を奪って組織を潰してやろうと計画していたダー子たちは、見事に快進撃を見せつけ鉢巻は逮捕されるのです。
ダー子の経歴については、「どうでしょう?」とだけ答えていただけに、未だ謎に包まれていますね。

まとめ

『何度見ても面白い』と言う視聴者の声の通り、細やかな演出が楽しめるドラマです。

そして、来月7月23日には映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』がいよいよ公開されます。

観ているこちらも騙されてしまう、『コンフィデンスマンJP』はオススメのドラマです。

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