『キャプテン・マーベル』猫のグースにまつわる衝撃の事実とは?!

こんにちは。福です。

突然ですが、みなさん、はお好きですか?

近年人気急上昇の猫。モフモフで気まぐれで、見ていると癒されますよね。

実は僕、猫が大好きで、猫が出てくる作品があったらチェックしたり、見ていた作品に猫が出てきたらつい目で追いかけてしまいます。

そんな「猫が出てくる作品」、なにも動物映画だけではありませんよ!

実は映画キャプテン・マーベルにもグースという猫が登場するんです。

猫メインの作品でひたすら癒されるのもいいですが、戦闘映画やシリアスな作品にかわいい猫が出てくると、まさに砂漠のオアシスという感じでたまりません!

そんな僕が今イチオシな猫がこの『キャプテン・マーベル』に出てくる「猫のグース」なんです。
今日はグースについてのご紹介と、グースにまつわる衝撃の事実をお伝えします!!

 

『キャプテン・マーベル』に出てくる猫のグースって?

グースの出てくる映画、『キャプテン・マーベル』は2019年3月に公開された、MCU(マーベル原作の映画シリーズ)の21作目になる映画です。

作品についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので是非チェックしてみてくださいね!

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猫のグースは、この作品に出てくる茶トラの猫ちゃんです。

海外のレビュアーからも「猫好きはこの映画が大好きになる」「猫のグースに視線をもっていかれてしまう」「猫が場面を持っていく」と大絶賛を受けています。

このグースは、主要キャラクター達と並んで、キャラクター・ポスターにもなるなど、猫としては異例の待遇で作中でも重要ポジションの1人(1匹?)になっています

グースがどんな猫か気になる方、まずは映画の予告でグースの可愛い姿をご覧ください。

共演者のフューリーもかわいいでちゅね~メロメロですね!

見ての通り、出会って間もないフューリーから溺愛されるようになり、ランボー家へついて行ったり、果ては宇宙への旅にも同行するようになります。

グースは作中ではメスの設定になっていて、4匹の猫たちが演じています。
登場しているのはレジー、アーチー、リゾ、ゴンゾの4匹です。

お手ができる猫、カメラ目線ができる猫、人が触れるように懐いてくる猫など、役割やシーンによって猫を変えていったそうですが、大部分はその中のレジーという猫が演じているそうです。レジー、出来るニャンコですね!

ちなみに、映画ではこの猫は「グース」という名前ですが、コミックでは「チューイ」という名前でした。

「チューイ」は皆さんが思い浮かべた通り、あの『スター・ウォーズ』に出てくるハン・ソロの相棒から来ています。
『スター・ウォーズ』の映画も同じくディズニーが権利を所有しているため、混同を避けるために名前が変更になりました。

「グース」はあのトムクルーズの主演作『トップ・ガン』に登場する主人公の相方の名前(グース)が由来になっています。
『トップ・ガン』が名付けの由来になった理由は、キャプテン・マーベルも戦闘機のパイロットだからという理由です。ナルホド!という感じですね。

このかわいらしいグースですが、実は可愛いただの猫ではなかったんです。

そんなグースにまつわる衝撃の事実とトリビアをご紹介します!

 

グースにまつわる衝撃の事実とは?

猫のグースの正体とは?!

ご覧の通り、グースは一見、ただの可愛い猫です。

しかし、実はこの猫、エイリアンです。

フラーケンという地球外生命体です。

外見を自由自在に変えられる能力を持っているほか、口の中にタコの足や蛇の頭、鋭い牙のようなものが生えています。

無垢な瞳からは想像できないグロテスクな触手を口から出して、敵や人間を次々飲み込んでいく危険生物です

体内にはポケット・ディメンションという異次元空間が広がっていて、どんなものでも飲み込んで保管することができます。

そして捕食を終えて触手をしまうと何事も無かったかのように毛づくろいを始めます。

こんなに可愛いのに人間を食べちゃうなんて!
恐ろしいニャンコ、いや、エイリアン…。
フラーケンが持つ、次元の扉を開ける能力はとても便利で、遠方に行く際にテレポートとして使ったり、何かを保存したいときに異次元空間に保管したり、違法な物を取引する時などにも使えます。
ただしグースは気まぐれなので、預けたい物を差し出してもそのまま食べられてしまう可能性も…。
ご利用は計画的に、といったところでしょうか。

主役のマーベルは猫アレルギー?!

主役のキャプテン・マーベルは作中で彼女のペットであるグースと共演していますが、実はマーベルを演じるブリー・ラーソン猫アレルギー

猫が居るとじんましんが出てしまうため、グースに触れる必要の無いカットではぬいぐるみとVFX(CG)を使い、どうしても触れなければならない時にはすぐに手を拭くスタッフを待機させていました。

映画のセットに猫が不必要にうろつかないような工夫もされており、彼女いわく「私はクレイジーなスタントだって出来たのに、猫が最大の難関だった」とか。

けれどブリー(マーベル)自身は猫嫌いということはなく、「アレルギーなんかじゃなければいいのに!」と残念がっていたそうですよ。

実際の共演は最小限に抑えられていながらも、カット割りや編集の工夫でそう感じさせないように仕上がっているんですね。

ニック・フューリーに片目がないのはグースのせい?!

ニック・フューリー大佐はS.H.I.E.L.D.の長官としてヒーローたちに接触し「アベンジャーズ」結成に貢献した発起人でもある人物です。

他のマーベル作品を見たことのある方にはおなじみのキャラクターですが、この『キャプテン・マーベル』で長年の彼の秘密が解き明かされます。

それは「なぜ彼は眼帯をしているのか?」という謎です。
その理由が気になっていた方もいるのではないでしょうか?

キャプテンアメリカ:ウィンターソルジャー』では、”Last time I trusted someone, I lost an eye.” (ある者を信頼していたが、この目を失ってしまった)と語っており、「昔仲間の裏切りにあって目を奪われたのではないか」と噂されていました。

今作では初めて眼帯の無い頃の彼が登場し、やっと解き明かされた眼帯の理由は、なんとグースに引っかかれたから

僕は、フューリーが歴戦の戦士なので敵との闘いの中で負傷したのかと勝手に思っていましたが、「飼い犬に手を噛まれる」ならぬ「飼い猫に目を引っかかれる」ことになってしまっていたんですね。

危険生物である地球外生命体を見た目の可愛さであなどっていた結果、大きな代償を支払うことになってしまったフューリー。

けれどそんな取り返しのつかない怪我を負わされても、フューリーはグースをかわいがり続けるのでした。

すごく寛大なのか、ちょっとおバカなのか…。
恐い顔に似合わずグースを猫かわいがりしているのがお茶目で目が離せません!

ちなみにフューリーを演じているサミュエル・L・ジャクソンは特に猫好きということはなく、動物自体にあまり興味がない様子。

「僕は猫派じゃないし、むしろ犬派でもなければ魚派でもないので。」とインタビューに答えています。

それでもあのメロメロな様子を演じるのは、さすがの演技力ですね!

グースが主役の公式動画がある?!

猫でありながらポスターや予告編に採用されたりと異例の扱いを受けていたグース。

なんとマーベルの公式Youtube動画で世界で初めての、猫によるライブ配信まで行いました

グースが遊んだりウトウトしたりエサを食べたり、自由気ままに過ごしているところに映画のBGMを付けて、後ろのモニターで作中の映像を流したりしているだけの1時間近い動画。

ただただグースを観察して愛でるだけのこの動画が、100万近いPV数を獲得しています。グースの人気ぶり・愛され度が見て取れますね。

作業しながら流しておくとちょうどいい癒しになりましたよ!
グースがマスコットとして、キャストの1人(1匹)として大切にされていることがうかがえてほっこりします。
あなたもフューリーのようにグースにメロメロになったのではないでしょうか?

グースに注目して作品を楽しもう!

この記事では『キャプテン・マーベル』に出てくる猫のグースにスポットを当ててご紹介しました。

かわいらしい外見と、グースの意外な事実に興味が出てきたのではないでしょうか?

そんなグースの気まぐれで愛らしい姿(そしてたまに恐ろしい姿)が見られる『キャプテン・マーベル』を是非ご覧ください。

『キャプテン・マーベル』はU-NEXTTSUTAYA TVmusic.jpdTVParaviで見られます。(2020年5月現在)