キャプテン・マーベルとは?
- アンナ・ボーデン&ライアン・フレック(監督・脚本)
- ブリー・ラーソン(キャプテン・マーベル)
- サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー)
- ジュード・ロウ(ヨン・ロッグ)
- ベン・メンデルソーン(タロス)
- クラーク・グレッグ(フィル・コールソン)
- アネット・ベニング(マー・ベル)
- ラシャーナ・リンチ(マリア・ランボー)
- 他
また、キャプテン・マーベルは日本語吹き替え版の声優も豪華なんです。
- 水樹 奈々(ブリー・ラーソン:キャプテン・マーベル)
- 竹中 直人(サミュエル・L・ジャクソン:ニック・フューリー)
- 森川 智之(ジュード・ロウ:ヨン・ロッグ)
- 関 俊彦(ベン・メンデルソーン:タロス)
- 村治 学(クラーク・グレッグ:フィル・コールソン)
- 他
ちなみに、監督のアンナ・ボーデンはキャプテン・マーベルと同様に、MCUシリーズ史上初の女性監督です。俳優だけでなく、製作陣も女性を多く起用しているのが『キャプテン・マーベル』の特徴とも言えますね。
キャプテン・マーベルはなぜ最強と言われている?
映画『キャプテン・マーベル』の舞台はアベンジャーズ結成前の1990年代の話です。
MCUシリーズで最強と言われている秘密
キャプテン・マーベルにはマー・ベル博士という恩師がいます。
マー・ベル博士が四次元キューブに目をつけ、その特殊な力を使って光速エンジンを開発していました。その試作中に戦闘機の墜落事故が起き、キャプテン・マーベルは6年前より過去の記憶が無くなってしまいます。
しかし、記憶と引き換えに事故の衝撃で四次元キューブの特殊な力が体内に取り込まれ、キャプテン・マーベルはスーパーパワーを手に入れました。
このことがキャプテン・マーベルに未知の強さが宿るキッカケとなるのでした。
四次元キューブとは…
スペース・ストーンを内包し青く光る立方体の物体で、6つあるインフィニティ・ストーンの内の一つです。
MCUシリーズを語るうえで外すことが出来ないキーアイテムで、最も多く登場するインフィニティ・ストーンです。
キャプテン・マーベルの能力
では、キャプテン・マーベルは具体的にどのような能力を持っているのでしょうか。
この能力を知ったら、
「あぁ~、最強と言われるのも納得だわ!」
となるのも間違いなしですね。それがこちらです。
- 超人的な怪力
- 超人的なスタミナ
- 超人的な耐久力
- 空を自由自在に飛べる力
- 生身の身体で宇宙空間を飛び回れる能力
- 毒物に対する耐性
- 相手の行動を読むことが出来る予知能力「第7感」
- エネルギーを手から放出させる技「フォトンブラスト」
どうでしょう?もうドラゴンボールの世界ですよね。
フォトンブラストなんてかめはめ波の域です。
人間では考えられないことばかり。これには皆さんも最強という言葉に納得できたのではないでしょうか。
ちなみに実写版では明確にはされていませんが、原作では92トンの圧力にも耐える耐久力と、音速の約6倍で飛行できる能力を持っています。もはや反則です。
なぜMCUの中で唯一の女性ヒーローになったのか?
次に、なぜ本作では男性ではなく女性がヒーローになったのかを見ていきます。
キャプテン・マーベルは、原作のマーベルコミックで1968年に1作目が発行されています。今回紹介しているキャプテン・マーベルは3作目となっており、実は3作品ともヒーローが変わっているんですね。
その中でも今回から女性がヒーローで、初代と2代目はともに男性がヒーローだったんです。
では、女性がヒーローになった訳とはなんでしょうか?
初代キャプテン・マーベル
緑と白のスーツを身にまとい地味な格好が特徴的な初代キャプテン・マーベル。
自国のクリー帝国からスパイとして地球に降り立ちました。しかし、次第に地球人に心が惹かれ気持ちに変化が現れます。
それ故に自国を裏切ったとして死刑判決が下されますが、何とか逃げ切り、その後地球を守るために立ち上がりヒーローになりました。
2代目キャプテン・マーベル
クリー帝国にあった『ネガ・バンド』を手首に身に着け、スーパーマンのような格好の2代目キャプテン・マーベル。
2代目はリック・ジョーンズが引き受け、初代とはネガ・バンドのテレパシーの能力にて接触していました。
この時点で3代目と同様に最強の能力を手に入れているので、アベンジャーズのキャプテン・アメリカやハルクと行動を共にして宿敵サノスと戦っていました。
しかし、悪役ヴィランのニトロと戦った時に神経ガスを食らい、死んでしまいます。
3代目キャプテン・マーベル
今回紹介している最強のキャプテンマーベル。
2代目のリック・ジョーンズの恋人であり、リックが戦死したのでその遺志を継ぐために立ち上がりました。
女性がヒーローになった理由には、こんな背景があったんですね。
また、2012年より原作は『ケリー・スー・デコニック』という女性ライターが書かれています。先述した『キャプテン・マーベルとは?』の見出しでも紹介した通り、映画では女性を多く起用していますが、これは原作コミックの影響だそうです。
また、女性がヒーローになることで「性差別」を無くそうという製作者の想いも込められています。
まとめ
画像出典:Amazon
- キャプテン・マーベルはMCUシリーズで初めての女性単独ヒーロー
- 映画の出演陣は豪華キャストが勢ぞろい
- MCUシリーズ史上初の女性監督で製作陣も女性が多数起用されている
- キャプテン・マーベルは事故により、記憶と引き換えに四次元キューブの最強と言われる力を手に入れる
- キャプテン・マーベルはドラゴンボール並みの能力を持つ異次元の強さ
- 本作はキャプテン・マーベルの3作目
- 2代目のリック・ジョーンズが戦死したので、その恋人であるブリー・ラーソンが遺志を継ぐために立ち上がった
- 2012年から原作は女性ライターが書いているということが影響して、女性が多く起用された
- 時代の流れに沿って、製作陣の性差別を無くそうという強い意志が込められている