「21世紀最高のテレビドラマ」といわれるブレイキング・バッドもいよいよ最終シーズンに突入しました。
『ブレイキング・バッド』は世界的に大ヒットした犯罪ドラマです。 「過激すぎる!!」「これはやばい!!」「こんなドラマ見たことない」と全米で大反響を呼んでいます。 今回は第4弾となるシーズン4を紹介していきます。 シーズン4[…]
シーズン5のキャスト達
ブレイキング・バッドほど回を増すごとに状況が「最悪」に近づいていくドラマって、見たことがありません。ラストシーズンに向けて主要キャラクター達はどうなっていくのでしょうか?
ウォルター・ホワイト
シーズン1の地味で冴えない高校の先生はどこに?どうしてここまで悪人になってしまったのか?最高級の麻薬「ブルー・メス」製造に成功し、仲間とはしゃいでいた頃とは別人になってしまいました。麻薬カルテルの中心人物となり、最終的には「麻薬王ハイゼンベルク」と呼ばれるほどの極悪人になったウォルターは、周りを巻き込みながら更なる悪の道へと突き進みます。
もしかすると「がんで余命2年と宣告され、家族のために何をする?」っていう時に、麻薬を作り始めた時点で平凡な人では無かったのかもしれません。家族のために始めたビジネスなのに、いつの間にか「自分にはこれしかない」と麻薬の魅力に溺れていくウォルター。彼に幸せな結末は訪れるのでしょうか。
ジェシー・ピンクマン
最高級のドラッグを精製し大儲けできた時は、人生の絶頂期だったジェシー。しかそれによって仲間を殺され、恋人を失い、麻薬の怖さを知ることになるのです。
本当は純粋で心優しい男なのにウォルターに振り回され、どんどん悪の道に染まっていく姿は「終始ジェシーがかわいそう」と多くの声が上がるほどです。そしてジェシーの運命は最終シーズンで更に大きく変わることになるのです。
ハンク・シュレイダー
麻薬取締局の優秀な警察官である彼は、まさか身内(義理の兄ウォルター)に麻薬の密売人がいるなど想像もつかなかったようで、懸命に捜査にのぞむも真相に近づくことはできませんでした。
粘り強く捜査した結果、銃撃戦により下半身不随になってしまいます。最後は努力が実り、ついに犯人逮捕なるか?!
グスタボ・”ガス”・フリング
フライドチキンの店やクリーニング工場を経営し、紳士的で人当りも良い人物だが裏の顔は巨大な麻薬カルテルのドン。ウォルターが麻薬を作りガスが販売するという関係は、報酬の取り分を巡って互いに命を狙い合うようになります。
最終シーズンでは、ガスが残した仲間やネットワークを巡る戦いが最大の見どころです。
ソウル・グッドマン
シーズン2から登場の彼は、表では一般市民相手の弁護士で、裏ではウォルターとジェシーの悪行を手助けし多額の報酬を得ていました。それがいつの間にやら、ウォルターを更なる悪の道へと導く人物となって行くのです。
ウォルターが困ったときに助けているのはいつもソウルでした。しかし、ソウルが助ければ助けるほど事態は深刻化し、ウォルターを麻薬王として成功させてしまいます。ウォルターとの関係はこのまま続いていくのでしょうか?
以上が主要キャストです。このメンバーで繰り広げられるシーズン5で、ウォルターは更に周囲を巻き込みダークサイドに落ちていくのです。
シーズン5あらすじ
Episode1 自由か死か Live Free or Die
Episode2 再始動に向かって Madrigal
ウォルターはガスの販売ルートに頼らず自分たちのルートで麻薬密売を再スタートさせようとします。一方ではかつてガスが物資を調達していた会社に捜査の手が伸び、関係者は口を割る裏切者が出ないかと怯える日々を過ごします。
Episode3 新しいチーム Hazard Pay
Episode4 51歳 Fifty-One
Episode5 荒野の作戦 Dead Freight
Episode6 ウォルターの執念 Buyout
Episode7 私の名は… Say My Name
Episode8 完璧な静寂 Gliding Over All
ウォルターはトッドをチームに迎え、新しいチームで麻薬ビジネスに没頭していきます。報酬はケタ違いに増えて行くけれど、どことなくむなしさを感じているウォルター。
ジェシーの家を久々に訪問するも歓迎されるはずも無く、拭い切れない不信感が漂う2人の距離はもはや縮めることはできません。
穏やかな時間が流れる中、ホームパーティーを開くウォルター。そこにハンクも訪れ、メス製造の本を見つけたハンクは徐々にウォルターの正体に気付き始めます。
と、ここまでが、シーズン5のあらすじです。シーズン5はPart1(8話)とPart2(8話)に分かれていて、Part2が最終シーズンとなります。
ブレイキング・バッド ファイナル・シーズン~予告
シーズンが進むごとに視聴者も数も倍増していくブレイキングバッド。ファイナルシーズンはどんな展開でフィニッシュを迎えるのか”ちょっとだけ”ご紹介しちゃいます。
全シーズンを見終えたみなさんの感想
●最終回まで中だるみ無しの、間違いなく最高傑作。終わらせ方が秀逸すぎて震えが止まらない。
●ブレイキング・バッドを見た人生を選べて本当に良かった。
●これほど綺麗な物語のまとめ方ってある?!疑問も伏線も全て回収し巨大な感想だけを置いて終わる。これほどすごいとは思わなかった。
●ブレイキング・バッド見終わった。ただただ、最高。
●エンディングでテーマ曲が流れた時、自然と慟哭した自分がいた。2週目見よう。
●今回で4週目に突入。何度見ても感心感服してしまう。最終回が最高作だな。
その答えは次のファイナルシーズンで明らかになります。最終シーズンが最高シーズンと言われ、あのオバマ大統領も絶賛したドラマ「ブレイキング・バッド」。
これまでの伏線をどんな風に回収してくれるのか?ファイナルシーズンも見逃がせません!
Bonus Episode
ここでちょっぴりおまけ情報を紹介!
1.写真で分かる ウォルターの変貌
ウォルターの変貌ぶりは、DVDパッケージを見れば一目瞭然です。
画像:amazon
画像:amazon
画像:amazon
画像:amazon
画像:amazon
2.嘘のようなホントの話
ブレイキング・バッドに憧れて逮捕
ブレイキングバッドは社会現象にもなり、影響を受けすぎて実際に事件を起こしてしまった人たちがいます。
米アーカンソーで、米ドラマ「ブレイキング・バッド」に影響を受けて麻薬の密造を行った大学講師2人が逮捕されました。ヘンダーソン州立大学で化学の准教授を務めているブラッドリー・アレン・ローランドとテリー・ベイトマンは、大学の研究室で異臭騒ぎを起こし、の原因調査で覚醒剤メタンフェタミンの精製に使われる塩化ベンジルの痕跡が発見され、逮捕されました。
「ブレイキング・バッド」が大好き!と、常々公言していたローランド。大学新聞では「ブレイキング・バッド」の主人公ウォルターの異名から「ヘンダーソン州立大学のハイゼンベルク」と紹介されていたそうです。
麻薬王 “ウォルター・ホワイト”は実在する?!
麻薬を造って売りさばき逮捕された男の名前が、偶然にも同姓同名だったというのです。すごい偶然ですね。(本当に偶然?)
「ウォルター・ホワイトが実在した!」と一躍話題になり、逮捕された男は全米で有名になりました。
日本語吹き替えの声優陣も豪華メンバーが揃っています。要チェックです!
福 『ブレイキング・バッド』はやっぱり面白いね!ママはどうだった? 優子 最高に面白かったけど、主人公のウォルターの声とかなんか聞いたことあるような気がするね? 福 このドラマの声優陣は[…]
もう一度シーズン1から見直ししたいという方も、動画配信サービスがおススメですよ~!
『ブレイキングバッド』はNetflix・U-NEXT・amazonプライム・ビデオ・dTVで見ることができます。(2020年4月現在)