アントマンの原作が衝撃!主人公ハンクがクズ男ってどういう事?!

こんにちは、福です。

只今マーベル作品絶賛オススメ中の僕が、今日ご紹介するのは「アントマン」です。

アント= アリ の名の通り、体長1.5cmサイズになって闘うヒーローです。

あ、今、弱そうって思いましたね。とんでもない、強いんですよ。「アントマン」は見終わった後スカッとする、コメディアクションヒーロー映画です。

更にその原作には映画とちょっと違ったヒーローがいるんです。そこも含めて、今回僕語っちゃいますね。

 

「アントマン」てどんな映画?

2015年にマーベル・コミック「アントマン」を実写化したマーベル・スタジオ制作のアメリカ映画です。

マーベルのヒーロー達が同一の世界観を持つ実写映画「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの12番目の作品です。

ですが「アントマン」は他のマーベル作品を見ていなくても充分楽しめる(見ていれば尚楽しめる)親切設計の映画です。

あらすじのご紹介

窃盗、不法侵入等の罪による三年の刑期を終えて刑務所を出所したスコット・ラングは、二度と犯罪に手を染めないと誓います。

ですが、やっと就いた仕事も前科の為クビになってしまいます。このままでは養育費が払えず、離婚した妻と一緒に暮らす愛娘キャシーに会う事もままなりません。

その為、スコットは渋々同居仲間に誘われた金庫破りの話に乗る事にします。鮮やかな手口で金庫を突破するスコットですが、そこに金目の物は無く、あるのは奇妙なスーツとヘルメットのみ。

とりあえず持ち帰りバスルームでそれを着てみると、スコットは蟻の様な極小サイズの体になってしまいます。

バスタブの水が洪水になって襲ってきたり、巨大怪獣と化したネズミに追いかけられたりと恐ろしい経験をするスコット。

何とか元のサイズに戻った彼は、こりゃたまらんとスーツを返しに行くのですが、そこには警察が待ち構えていました。

逮捕された彼と面会する為警察まで来たのは、ハンク・ピム博士でした。彼はあのスーツを作った天才科学者で、何とスーツをスコットに盗ませたのは博士が仕組んだ事だったのです。

博士はスコットの能力を見込んで、あのスーツを着て「アントマン」になり、ある目的を遂行して欲しいと依頼してくるのでした。

この映画を観ると「アリ」が働き者過ぎて大好きになりますよ。あと映画終盤で「機関車トーマス」がアメリカ映画らしい豪快な活躍をします。是非注目して下さい。

主要キャスト三人をご紹介

スコット・ラング(アントマン)/演:ポール・ラッド

勤めていた会社のぼったくりに気付き、内部告発をしてクビに。
それならばと会社の金を盗み被害者へ返済し、不正をネットに晒し、社長の愛車ベントレーをプールに沈める、といった何とも義侠心溢れる行動力の持ち主です。刑務所入る事になっちゃいますが。

ピム博士の無茶な依頼も「娘にとってヒーローな父親である為」に引き受ける良パパです。

冷静な判断力と見事な身体能力を持ち、「アントマン」になる為のトレーニングもしごかれながら着実にこなしていきます。

ホープ・ヴァン・ダイン/演:エヴァンジェリン・リリー

ピム博士の一人娘です。父親譲りの頭脳を持つ才媛であります。

ピム博士とは母親の死を巡って生じた確執により不仲でした。しかし、博士の研究が悪用されそうなのを察知し、それを阻止する為博士と協力体制をとっています。

男性のスコット相手に格闘技のトレーナー役を務める等、戦闘能力にも長けています。

ハンク・ピム(初代アントマン)/演:マイケル・ダグラス

かつて平和維持組織S.H.I.E.L.Dに所属していた天才科学者です。その時、物体を縮小する働きのあるピム粒子を発見し、それを利用して妻のジャネットと共に「アントマン」になり極秘任務を遂行していました。

しかし、任務中にジャネットが分子レベルにまで縮小した時、救出する事が出来ませんでした。

また、S.H.I.E.L.Dのメンバーが彼に黙ってピム粒子の複製を作ろうした事を知り、組織からの離脱を決意します。

その後は第一線から退いていましたが、ホープからの報告によりピム粒子の為再度立ち上がるのでした。

 

原作の主人公「ハンク」はダメダメ男

映画ではマイケル・ダグラスさんがダンディーに演じているハンク・ピム博士なんですが、原作のコミックではどうも様子が違います。

ピム粒子の第一発見者であり、素晴らしい頭脳を持った天才科学者である事は一緒です。そして「アントマン」は縮小だけでなく、巨大化する事も出来る様になりました。

巨大化した「ジャイ“アントマン“」は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)」で映画デビューしています。ここに出演する事になる伏線も映画の中にあるんです。伏線て気づくと嬉しいですよね、是非探してみて下さい。

更に戦力を増した「アントマン」として、アベンジャーズ(マーベル作品のヒーローチーム)の創設メンバーになる等華々しい活躍をします。

ただですね、困ってしまう行動もやたら多いんです。

困った行動その1:面倒な敵を自作してしまう

ハンク博士が開発したロボットが邪悪な意思を持ち、人類に反旗を翻す「ウルトロン」になってしまいます。

「ウルトロン」は倒されると更にアップグレードして復活するという、とんでもなく厄介な敵としてアベンジャーズの前に度々現れます。

困った行動その2:姑息な計画を立ててしまう

「ウルトロン」を作り出した事により精神的に不安定になってしまったハンクは、汚名返上してもう一度自分を認めてもらいたいと考えます。

その方法が、自分で作ったロボットでアベンジャーズを襲わせ、それを自らが倒してみんなの称賛を浴びるという何とも子供じみた自作自演劇でした。

しかし計画はまんまと失敗し、ロボットは暴走。みんなを危険に晒した挙句、結局ロボットはジャネットが倒すという「何だかなぁもう」な結末を迎えました。

困った行動その3:奥さんを殴ってしまう(これ、ダメ。ゼッタイ。

上記の計画を知ったジャネットは、ハンクを止めようとします。ですが、そんな彼女をハンクは張り倒してしまうのです。

これがネットで「ハンク=DV夫」と言われる所以 ゆえん です。ハンクがジャネットを殴るのはこの一回きりなのですが、たとえ一回でもこれはないでしょう。

ハンクはこの自作自演劇の後、アベンジャーズを除名になり、ジャネットとも離婚します。

何だかヒーローというより、ドツボにハマってゆく男の末路といった てい のハンクですよね。
こんなガラスのメンタルを持つヒーローがいる事も、マーベル作品の面白さなのでしょう。
僕としては番外編的にでも構わないから、是非ともこのハンクを映像化してほしいです。
こんな人間くさいヒーローそうそうお目にかかれるものではありません。貴重な人材だと思います。

 

とにかく見てみよう!アントマン

「アントマン」はU-NEXTdTV music.jpTSUTAYA TVamazonプライム・ビデオParaviで視聴する事が出来ます。(全てレンタルでの扱いになります。2020年5月現在)

「アントマン」は絶対見て損は無い、心から楽しくなれる映画です。どうぞご家族みんなで一緒に見て下さいね。

マーベル作品には他にもたくさんのヒーローがいます。こちらの記事であなたのイチオシヒーローを見つけてみて下さい。

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