「テセウスの船9話」最終計画始動ネタバレ!真犯人の正体に迫る!

大人気テレビドラマ「テセウスの船」(TBS系)。
2020年3月15日に第9話が放送され、とうとう次回最終回を残すのみとなりました。

第9話の視聴率はなんと14.9%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)!
第8話で記録した番組最高の15.3%には届かなかったものの、「テセウスの船」は番組始まって以来、継続して2桁の視聴率をマークする人気番組となっています。

ツイッターでも、「#テセウスの船」がトレンド1位に入る人気ぶり。「#テセウス真犯人は誰だ」というタグもでき、最終回に向けて真犯人考察の盛り上がりを見せています。

今回は、「テセウスの船」最終回に備え、9話のネタバレと真犯人の正体考察を紹介したいと思います。

奈美

「テセウスの船」大ファンの私、奈美。

「テセウスの船」を毎週観ているアナタも、まだ観ていないというアナタも、一緒に最終回を楽しめるように魅力をいっぱいお伝えするわね。ついて来て!

第9話ネタバレ

※ここからは第9話のネタバレをふんだんに含みますので、ご注意ください。

第9話:最終計画始動!ポイントおさらい

意識不明で見つかった加藤みきお

父・文吾からの置き手紙にうっすらと写っていた住所を頼りに、心がキャンプ場に到着すると、文吾のものと思われるパトカーが。中を覗くと、後部座席には青白い顔をした加藤みきおが意識不明で倒れていた。

後から駆けつけた警察が、文吾に無線で通信するも、応答はなかった。キャンプ場に行く前に、警察署で「千夏ちゃんを殺したのも、和子さんたちを拉致したのも、加藤みきおの仕業だ。早く捕まえろ」と訴えていた文吾。

警察は、文吾が小学生の加藤みきおを襲い、放置して逃げたのだと疑っていた。

みきおを襲ったと見せかけるために真犯人は文吾をキャンプ場へ呼び出したのか。

そして、病院に搬送されたみきおは、青酸カリによる中毒で意識不明の重体…。県警の職員・馬淵は、加藤みきおの殺人未遂容疑で文吾の家宅捜索にまで乗り出した。

奈美
加藤みきおが倒れていた理由が青酸カリによるもの…。今までの事件と結びつけるための犯人の手口だと思われます。こわいこわい…。
家族の心が再びバラバラに…

小学生の加藤みきお殺人未遂容疑をかけられた文吾。家には報道陣が押しかけていた…。「悪いことをしたからお父さんは帰ってこないんだ」と不信感を募らせる慎吾と鈴。「人殺しのお父さんなんてもう帰ってこない方がいい」とまで言い放つ鈴。

家族の心がまたバラバラになりつつある状況に、心は自ら報道陣の前に駆けつけ、「文吾は人を殺すような人間ではない」と訴える。その姿を見た和子も記者たちの前で「佐野文吾は自分が正しくないと思うことは絶対にしません。なぜなら優しく誇り高い人間だから…。佐野文吾は、村の人たちと家族を守ることしか頭にない人間です。私たち家族は主人のことを信じています」と強く主張するのだった。それに対し、反論しヤジをとばす記者たちだったが、「証拠の一つでも見つけてから顔洗って出直してこいー!」と叫び放つ和子の言葉に追い返される。

テレビでその姿を見ていた慎吾と鈴も「お父さんに悪いことを言ってしまった」と反省し、父・文吾のことを気にかける。

奈美

犯人は家族の心をバラバラにしようと企んでいたのかもしれませんが、心のファインプレーをきっかけにまた家族の絆が深まっちゃいましたね。

犯人に両手両足を縛られ目隠しをされていた文吾も、実はその報道を聞いていたんです。心の言葉と、妻・和子の演説が相当嬉しかったのか、感動しながら大興奮の文吾でしたね!

佐野家、やっぱり素敵な家族だわ〜!

文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージ

真犯人の手がかりを掴めずにいた心の元に、ある封筒が届いていた。その中には、心の妻・由紀が音臼村の事件についてまとめたノートが入っていた。

そして、そのノートの最後のページには、1977年に行われた「音臼村祭り」のチラシが挟まれていた。心は、これが犯人の罠だと気付きながらも、何か手がかりを掴もうとそのチラシに書いてある実行委員会の一人、石坂校長先生に会いに行く。

心は校長室を訪れ、12年前の音臼村祭りで起きたある食中毒事件について聞く。キノコ汁に毒キノコが入っていて徳本さんのお母さんが亡くなったというものだった。

このことが今回の事件にどう関わりがあるのか!?

心が学校を出た後、校長室に木村さつきが現れます。校長は一言「やはりここにも来ましたな」と。この言葉の意味は一体…?

奈美
校長先生、心の正体について疑問に思っていたみたい。
突然村に現れ、姿を消したと思ったらまた現れ、ある時は雪崩が起きることを言い当て、行方不明事件の予言までした心は一体何者なのかと心に問いかけていたわ。嘘をつけず真っ直ぐなところも文吾に似ているって…。褒めているのか恨みを持った皮肉のメッセージなのか…。もしかして校長先生も今回の事件に関わってたりするのかな?!
文吾が解放される

文吾を捜し続けていた心は、森で文吾と遭遇する。手足を縛られていた文吾だったが、なぜか犯人に解放され、逃げてきたのだった。

交番に戻ってきた文吾は無事に家族と再会。そこへ村人である徳本さんと井沢さんがトラックに乗って現れる。二人は、いいものがあると言って、イノシシ鍋を作っていた場所へ家族を連れて行く。「慎吾も鈴も元気をなくしていると思って、知り合いの猟師にイノシシを分けて貰った。文ちゃんは村の平和を守るヒーローだから、イノシシ食べて闘ってもらわなきゃ!」と激励するのだった。

事件の報告をするため署に戻った文吾は、一晩留置所で拘束されることに。翌日、和子が迎えに行き、夫婦仲睦まじく車で家に戻る文吾と和子。その時、佐野の家で起きていた出来事とは…。

 

文吾が連続殺人の容疑者に…

心は由紀が書いた未来ノートを見返し、青酸カリが家の中に隠されているのではないかと家中を探すが見当たらなかった。

その頃、音臼村の路上で不審なものが見つかったと警察が無線で通信していた。車のタイヤや扇風機などの不法投棄のようなゴミの中からは、オイルの切れたライター、三島明音ちゃんの隠し撮り写真、真っ二つに割られた駐在日誌と書かれたフロッピーディスクが発見された。

その通報により、馬淵たちが交番に押しかけて来た。即座に文吾が使っていたワープロを探す馬淵たち。ワープロの駐在日誌を開けると、犯人が書いたと思われる一連の事件をほのめかす文書が見つかった。

そして、3月13日の文書には…“ 今までの証拠品はバレないように村はずれに捨てた。でも念のため青酸カリは家の裏庭に埋めた”と書かれている。その文書を手掛かりに、馬淵は庭を掘り起こす。なんと、佐野家の庭から、埋められた青酸カリが発見されるのだった。

意気揚々と家に戻って来た文吾と和子の元に次々とパトカーが…。ワープロから見つかった連続殺人の犯行をほのめかす文書と庭から見つかった青酸カリを証拠に、文吾は連続殺人の容疑で連行されることに。

犯人の目的は、音臼小のお楽しみ会で21人を毒殺する計画の代わりに、これまで起きた全ての事件の罪を文吾に被せることだったのだと心は悟る。

 

一体どうなる?!最終回の第10話!

奈美

次回の最終回で、やっと真相が明らかになるんですね。黒幕は一体誰なのか、予告動画で複数の人物がピックアップされていますが、こうやって見ると全員怪しく見えてくるわよね。

犯人はどうして心にヒントとなるメッセージを送ってくるのかな?早く自分の正体や動機に気づいて欲しいってこと?犯人も複雑な心の闇を抱えていそうだわ。

そして「家族の永遠の別れ」ってどういう意味なのでしょう?お願いだから最後はハッピーエンドで終わって欲しいですよね。

真相がますます気になるわ!

 

真犯人の正体に迫る!犯人考察

さて、誰もが気になる真犯人。
ツイッターでも犯人は誰だと盛り上がりを見せています。

ここからは犯人の考察を紹介していきます。

まずは公式ツイッターの投稿から。この中に真犯人が?!

真犯人は田中正志なのか?!

それとも警察組織の企みなのか?!

大人鈴の正体は実は明音ちゃんという考察も!

真犯人候補にまさかの鈴ちゃんが?!

村人全員が共犯説も?!

これまでの展開から、加藤みきおが犯人の一人であることは確実ですよね。

あとは、共犯者であり黒幕と思われる人物が何の目的でみきおと手を組んだのか。この謎が解けたら真犯人にたどり着けるのですが…。

8話で「どうしてこんなことをするのか」と心に問われたみきおは、「鈴ちゃんのためだよ。正義の味方は僕一人だけでいい。邪魔者は消えてもらう」と話していることから、鈴を自分のものにするための動機だと思われます。しかし、共犯者はおそらく別の動機で文吾を死刑にしようとしているのでしょう。

文吾を死刑にすることで何を得ようとしているのか、その動機に迫る考察も見受けられます。

奈美

いろんな考察があって、どれもなるほど~って思っちゃう!

私が気になっているのは、徳本さんと井沢さんがイノシシ鍋を作っていたタイミングが良すぎて怪しいなって思うの。

だって、文吾が解放されたのを知った時にはすでにイノシシ鍋はできていたし、家族みんなを別の場所に誘い込んで、誰かが佐野家の庭に青酸カリを埋めたとしか考えられないわ。

そういえば、みきお君が病院で目覚めるシーンがあったけど、みきお君が埋めたのかしら。それともさつき先生が代わりに埋めたのかしら。それとも正志が…?!

そういえば心が一旦、平成の現代に戻ったとき、木村さつきが病院で殺されたわよね。その時、小柄で小太り、眼鏡をかけた男性が走り去る姿が目撃されていたけれど、その犯人もまだ明かされていないのよね。

犯人かと思われた正志も部屋で殺害されていたし。

本当に謎が多すぎて全然解明できないわ!次回、最終回でこれまでの出来事が一気に繋がるのかしら。点と点が線になって繋がるのって結構快感なのよね!

 

最終回の見どころ

次回の最終回の見どころは、

  • 真犯人の正体は誰なのか
  • 一連の事件の動機は何なのか
  • 心の家族はバラバラにならずに、笑顔のままの家族でいられるのか
  • 心の未来はどう変わるのか、妻・由紀との幸せな時間を取り戻せるのか

この辺りが気になるところです。

盛り上がっていた真犯人考察の答えも、もうすぐわかります!
最終回の前に、これまでの話を観たいという方は、ぜひアナタの目でチェックしてみてくださいね。

ドラマ「テセウスの船」は、Paraviで見られます。(2020年3月現在)

 

さいごに

今回は、第9話のあらすじ解説と、真犯人の正体考察をご紹介しました。アナタはこのドラマの結末をどのように考察されるのでしょうか。

「テセウスの船」、次週ついに最終回です!ドキドキの最終回、お楽しみに~!