映画「天気の子」は台風19号の予言だったってホント?!真相は?!

今年の夏の旅行はどこに行こうか!
奈美
やった~!
ハワイもいいし、グアムもいいよね。沖縄もいいかもっ
ただ、夏の旅行で心配なのが台風なんだよな
奈美
そうそう!
台風といえば、映画「天気の子」が2019年の台風19号を予言したって話題になってたんだよ

 

今回は、映画「天気の子」が台風19号を予言した?!と話題になっていましたので、調べてきました。

 

映画「天気の子」をサクッと説明

映画「天気の子」は2019年7月19日に公開され、その年の日本における興行収入ナンバーワンを記録した作品です。

映画監督は、あの新海誠監督、みなさんもちろんご存じですよね?

奈美
「君の名は。」は大好きだったし、もちろん、「天気の子」もすぐに観にいったよ

新海誠監督といえば、映画「君の名は。」や、「言の葉の庭」など、大ヒットを飛ばした人気アニメーション監督ですね。

あの世界観、感動的な映像美、忘れられない音楽、心に突き刺さるストーリー。

新海誠監督の新しい映画が発表されると一躍特集が組まれるほど注目を集める監督です。

どんなあらすじ?

そんな注目の中、公開された映画「天気の子」のあらすじを紹介します。

一部ネタバレが含まれます。

離島出身の家出少年の帆高と、伝説の「晴れ女」の陽菜の二人が主人公。
「天気の子」の世界では、異常気象で雨が降り続いているという設定。

帆高は故郷の離島から東京に家出してきたが、お金も職も家もない。

たまたま東京行きのフェリーで出会った須賀という男の連絡先を知っていたので、住み込みで働かせてもらうことになる。

そんなある日、帆高は男たちに囲まれて困っている少女を見つける。助けようとするが、大の大人には敵わない。

帆高はたまたま拾ったおもちゃの拳銃を撃つと、それはまさかの本物だった。

少女と慌てて逃げるも、本物の拳銃を撃ってしまったことが怖くなる。そんな帆高を見て、少女はある屋上の鳥居に誘い、「晴れ」を呼ぶ。

その少女こそが、噂になっていた晴れ女の陽菜だった。

二人は陽菜の能力を利用して晴れ女ビジネスを始めるのだが、想像以上に反響を呼び、手に負えなくなってしまう。

すでに引き受けてしまった依頼を最後にやめようと決める。そんな最後の依頼の後、陽菜は自分が晴れ女になったきっかけを話しはじめた。

陽菜は、病気で入院している母ともう一度晴れの中で歩きたいと願ってから晴れを呼べるようになったという。

実際、陽菜は「天気の巫女」という、異常気象を元に戻すことができる存在であり、それは陽菜自身が生贄になる必要があった

そんな中、帆高は捜索願を出されていること、拳銃を使用したことで、警察に追われていることが発覚する。

帆高と陽菜は二人で逃走しようとするが、東京はさらなる異常気象で公共交通機関がストップし脱出できない。

二人はホテルに泊まることになったが、夜が明けると陽菜がいないことに気が付く。

帆高は陽菜が生贄になったのだと確信し、急いであの屋上に向かった。途中で警察に追われたが、須賀達の助けもあって屋上にたどり着く。

屋上で帆高が鳥居をくぐると体が空高く上り、そこで陽菜を見つけることができた。

自分が犠牲になればこの世界は元通りになるという陽菜をなんとか説得し、地上に連れて帰るのだった。

数年後、東京はいまだに雨が降り続き、水没している場所もあったが、帆高と陽菜は二人で生きていくと誓う。

 

2019年の台風19号の予言?!

映画「天気の子」の世界は、異常気象で雨が降り続く東京ですよね。そして、さらに激しくなり巨大な台風が上陸する。

そのシーンの光景が、大きな被害をもたらした台風19号に似ているのでは?!と一時期話題になったんです。

台風19号ってどんな台風だった?

台風19号とは、2019年に中部地方から関東地方・東北地方を中心に猛威を振るった超大型台風です。

この台風は、各地に大きな甚大な被害をもたらしました。首都圏でも各地で川の氾濫し、浸水被害が多くありました。

家や車が水の中に浸かって、公共交通機関がストップし、多くの人が帰宅困難になっていました。

その中でも、新幹線が水没してしまう光景をニュースで目にしたことが多いのではないかと思います。

映画「天気の子」とどこが似ていた?

映画「天気の子」の世界は、異常気象で雨が降り続く東京です。

そして、帆高と陽菜が東京から脱出しようとするシーンでは、大変な豪雨のため、公共交通機関がストップしてしまう描写があ りました。

駅や道は冠水し、家や車は水の中に浸かっています。木々がなぎ倒され、多くの人々が帰宅困難になっていましたね。

作中に出てくるニュースでは、関東地方を中心に豪雨の予報でした。

なんか、似てますよね!

こういった被害の様子や、被害のエリアが現実の台風19号とそっくりだと話題になったんです。

 

予言というより、現実なのでは?!

奈美
予言かぁ。なんか怖いな~

日本は昔から自然災害が絶えない国ですよね。

地震・津波・台風・大雨など、毎年のように大きな災害が起こっているという実感はありませんか

そうなんです。

実際に新海誠監督も、日本の自然災害、特に豪雨災害について、徐々に増えているのではないかと感じていたんですね。

そういった日本の現状からも影響を受けて作られた作品なので、現実の日本で起こりうることを描いているのではないでしょうか。

例えば、天気の子で出てきた台風の経路と、台風19号の経路が類似している!と話題になりました。

しかし、よく考えると台風の動きはある程度予想されていますよね。

ざっくりと月ごとに辿りやすい経路があるので、予言というよりも、現実の台風をよく研究して作られている作品だと言えるでしょう。

 

まとめ

今回は、映画「天気の子」の台風19号予言についてご紹介しました。

いかがでしたか?

奈美
『事実は小説よりも奇なり』って言葉があるし、常に準備しておかないとね

予言だと言われるほど緻密(ちみつ)な描写だということですよね!

ぜひ気になった方は見てみてください。

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でみることができます。(2020年5月現在)