『天気の子』ボーカリスト三浦透子さんの魅力をたっぷりとご紹介

みなさん、『天気の子』ってご存じですか?

『天気の子』は2019年7月に公開されたアニメーション映画で、新海誠監督の7作品目にあたります。

この作品は東京が舞台になっていて、ものすごくリアルに描かれているので現実世界と錯覚してしまうほどです。

今回は、その『天使の子』にボーカリストとして参加した「三浦透子」さんにスポットを当てたいと思います。

『天気の子』のボーカリスト「三浦透子」さんってどんな人?

2014年に放送されたテレビCMに出演し、当時のCM監督に歌声を高く評価され、歌手デビューをはたしました。

最近は、ドラマや映画で活躍されています。
また、5月27日に1st mini album【ASTERISK】をリリースしました。

1st アルバムの内容をご紹介

三浦さんは、オフィシャルサイトのインタビューで、1stアルバムについて以下のように答えています。

――『ASTERISK』というアルバムタイトルを付けた経緯を教えてください。

まず、2017年のカバーアルバム『かくしてわたしは、透明からはじめることにした』の時、アルバムタイトルに対してすごくいろんな反響をいただけたので、天の邪鬼なんですが、今回は反対にすごく短いタイトルにしたかったんです。

記号ひとつでもいいなあと思っていたら、アスタリスクの記号と出会って。掛け算というのもアルバムに合っているし、ギリシア語で「小さい星」という意味もあったので。

曲を提供していただくという一方向のベクトルではなく、私と曲を寄せてくださったアーティストの皆さん同士が互いに光を放ちながら、掛け合わされて、増えていく。そんな双方向なイメージが湧いて、しっくりきたので。

引用:三浦透子オフィシャルサイト

アスタリスク（＊）
普段何気なく使っているけど、こうしてタイトルになると素敵。

mini albumというだけあって、収録曲は7曲と少ないのですが、曲の提供者も豪華です。

楽曲紹介

1曲目「uzu」
作詞･作曲を担当しているのは、森山直太朗さんです。
森山さんといえば、「さくら」が有名ですが、今回の曲も少し聴くだけで、うっとりとしてしまう、そんな曲に仕上がっています。

2曲目「愛にできることはまだあるかい」
この曲は、三浦さんが「天気の子」でデモ録りした時、最初に歌った歌です。
作詞/作曲は野田洋次郎さんが担当しています。
野田さんといえば、現在放送中の朝ドラで、新人作曲家を演じ、注目度が上がっています。

3曲目「蜂蜜」
「天気の子」の曲とは真逆で、ブルースっぽい曲になっています。
作詞はサンタラの田村キョウコさんが担当し、作曲はサンタラの砂田和俊さんと2人で担当しています。
三浦さんは以前からサンタナが大好きで、カラオケに行くと必ず「好き」という曲を歌っているそうです。

4曲目「おちつけ」
この曲、元々はTENDRE用のものでした。
三浦さんがリクエストし、今回の歌詞になりました。
作詞/作曲は曲の提供者でもある、TENDREです。

5曲目「波がたった」
作詞/作曲はスカートの澤部渡さんです。
三浦さんがスカートのミュージックビデオに出演されたのがきっかけで、交友関係がスタートしました。
この曲は、三浦さんのことを知り尽くした澤部さんだからこその曲になっています。

6曲目「ブルーハワイ」
この曲は、作詞/作曲をした曽我部恵一さんの提供曲です。
曽我部さんは、三浦さんのカバーアルバムを聴いただけで、この曲をつくりました。
三浦さんのリクエスト無しに、ここって場所を突いた曲に仕上がっています。

7曲目「FISHANDCHIPS」
最後の曲は、赤い公園の津野米咲さんが作詞/作曲をしました。
三浦さんは何度も聴き返してしまうほど、サビの歌詞がお気に入りだそうです。

三浦さんは、オフィシャルサイトで、以下のようにリスナーの皆さんにメッセージを寄せています。

提供をしていただいた曲を歌う歌手。そのスタンスを楽しむという意味において、いまの自分の最適解になったと思います。

私なりに蒔いてみた７つの種が、どうみなさんに届いて、芽が出て、花が咲くのか、とても楽しみです。どの曲が好きだったか、ぜひ私に教えてください。

引用:三浦透子オフィシャルサイト

オフィシャルサイトでは、三浦さんのPersonalインタビューも見られます。
ぜひチェックしてみてくださいね。

また、アルバムと同じ日に、『天気の子』Blu-ray、DVDが発売されました。
三浦さんはBlu-rayの特典映像のナレーションも担当されています。
こちらも要チェックです。

『天気の子』が見たい!!

『天気の子』はU-NEXT、Netflix、amazonプライム・ビデオなどで見られます。（2020年5月現在）