最近コロナコロナと世の中ちょっと暗い雰囲気で、明るいニュースや明るいドラマが見たいって思いませんか?
そんな事を考えていて、ちょうどおすすめのドラマがある!と思い出したのがこちら、「死亡フラグが立ちました!」です。
ミステリーでありながらコメディを織り交ぜたストーリーなので、楽しく見ることができると思います。この作品はある賞を受賞しました。その賞はあまり知られていませんが、こちらも注目してほしい特徴の賞なんですよ!
それではちょっと珍しいユニークなミステリーと、世に送り出すきっかけとなった『このミス』大賞について紹介したいと思います!
ドラマ『死亡フラグが立ちました!』とは?
ドラマ『死亡フラグが立ちました』は関西テレビで2019年の10月から12月に放送された、シリーズ累計54万部の原作を映像化したドラマです。
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『#死亡フラグが立ちました!』
11/7 24:25~第3話放送‼
\死を覚悟した松重が“俺は世界一の美女に会ってキスをする”と宣言し、彼の故郷を訪れることになった陣内たち。だが、新たな危機が迫ろうとしていた…
前回までのおさらい👇https://t.co/zb5vdQAwSB#このミス #小関裕太 #塚地武雅 pic.twitter.com/jvz8IxowaI
— そして、ユリコは一人になった【このミスドラマ第5弾】カンテレ 4/23 24:25 最終回放送🏫 (@konomys_dramas) November 3, 2019
あらすじはこちら!
フリーライターの陣内トオル(小関裕太)は都市伝説を専門とした雑誌を担当していた。ある日、編集長からその雑誌の売り上げが低迷していることを聞き、廃刊寸前であることを知る。
編集長からこの危機を脱するためにも、最近噂の「死神」の正体を暴いてくる任務を与えられる。死神からジョーカーのトランプカードが送られて来たら、受け取った人間は24時間以内に必ず死ぬという。
陣内は「死神」の正体を暴くという無理難題な任務に挑むには、自分の能力では無理と高校時代の先輩に助けを求める。
先輩は東大卒の天才で破天荒で女性にモテモテな本宮昭夫(塚地武雅)。この難題を解くには先輩の力を借りるしかない!と陣内は泣きついた。
絶対に見破る事が出来ない完全犯罪を成立させる「死神」の正体は伝説の殺し屋なのか?
おやじ(組長)は事故で死んだんじゃないと言い、かたき討ちを誓うヤクザの松重竜次(寺脇康文)とその舎弟、橋本(笠原秀幸)も加わり、おかしな歯車は回り始める。
バナナの皮で人は殺せるのか?偶然の落下物は綿密な計算なのか?本当は別のターゲットが?霊能者に助けを求めたりすったもんだしながら「死神」の正体を追うドタバタコメディミステリーです。
「死亡フラグが立ちました!」の原作は同名小説!
「死亡フラグが立ちました!」の原作は七尾与史さんの同名小説、死亡フラグシリーズのひとつです。
シリーズは現在4冊で、
- 死亡フラグが立ちました! 凶器は…バナナの皮?!殺人事件 (2010年発売)
- 死亡フラグが立ちました! カレーde人類滅亡?!殺人事件 (2012発売)
- 死亡フラグが立つ前に(短編集) (2013発売)
- 死亡フラグが立ちました! 超絶リアルゲーム実況殺人事件 (2019発売)
シリーズ第1弾 『死亡フラグが立ちました! 凶器は…バナナの皮?!殺人事件』をドラマ化したものになっています。
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この作品は、第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉賞(編集部推薦)に選ばれ、七尾与史さんのデビュー作になりました。七尾与史さんは、静岡県浜松市出身で歯科医師でありながら小説を書かれています。
ミステリー界でコメディを織り交ぜる作風は貴重な存在!ということも推薦理由のひとつでした。たしかにミステリーとコメディは正反対な印象ですよね。とてもユニークな作家さんだと思います。
『このミス』大賞とは?
通称『このミス』大賞は、正式名称「このミステリーがすごい!」大賞ということで、面白い作品・新しい才能を発掘・育成するために作られた賞です。
通常の賞といえば、結果が出るまで受賞の理由や選定する書評家の意見などは聞けませんが、1次選考が終わった時点で選定員の推薦理由や作品自体の冒頭部分がネット上にアップされます。
書き手としては、プロの書評家の意見が受賞しなかったとしても知る事ができますし、おそらくですが、読者の人気傾向(アクセス数)なども選考側は見ているのではないかなと思います。
『このミス』大賞を受賞した有名な作品
『このミス』大賞は2019年度で第18回にもなりました。大賞を受賞した作品はもちろん、今回のように隠し玉賞や優秀賞があり、その年によって受賞作品が複数ある事もあります。逆に大賞のみの年もあり、そのことによってシビアに選考されている事が伝わってきます。
四日間の奇蹟 第1回大賞受賞
『四日間の奇蹟』浅倉卓弥さんの小説で映画化もされました。
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果てしなき渇き 第3回大賞受賞
『果てしなき渇き』深町秋生さんの小説で、マンガ化と映画化(題名は「渇き。」)を果たしています。
チーム・バチスタの栄光 第4回大賞受賞
『チーム・バチスタの栄光』海堂尊さんの小説で、こちらはドラマにも映画にもなったのでご存じのかたも多い作品かと思います。
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さよならドビュッシー 第8回大賞受賞
『さよならドビュッシー』中山七里さんの小説で、こちらもドラマや映画になりましたね。
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生存者ゼロ 第11回大賞受賞
『生存者ゼロ』安生正さんの小説で、こちらは漫画化されています。
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結論:『このミス』大賞はスゴイ!”死亡フラグが立ちました!”も当然必見!!
いかがだったでしょうか?『このミス』大賞はとてもおもしろいミステリー小説ばかりなのがわかっていただけたのではないかと思います!
そう、だから当然『死亡フラグが立ちました!』も面白いことが予想できたかと思います。実際おもしろいので、是非そのドラマを見ていただけたらと思います!