アメリカで大人気のドラマ、『プリズンブレイク』。僕もこのドラマが大好きで、見始めたら止まらなくなって、つい夜更かししちゃうなんてことも。
そんなプリズンブレイクに出演している魅力的なキャストについて調べていたら、トゥイーナー役で出演していたレイン・ギャリソンが死亡事故を起こしていることがわかりました。
プリズンブレイク出演俳優はどんな事故を起こしたのか
ギャリソンは2006年12月2日に、自身の車を運転中にカーブを曲がりきれずに道路脇の街路樹に衝突しました。事故の巻き添えになった車両はなく、ギャリソン本人は軽傷で済みましたが、ギャリソンの車に同乗していた当時17歳の少年が死亡、15歳の少女2人が重軽症を負いました。
病院で行なわれた検査では、カリフォルニア州が定める基準の約2倍の血中アルコール濃度が検出されました。
ギャリソン本人だけでなく、未成年者にアルコールを飲ませたこともわかっています。
カルフォルニア州では0.08%(0.8mg/mL)以上は飲酒運転となります。0.08%というと、ウイスキー5杯ほど飲み、酩酊(めいてい)一歩手前の状態です。
少年少女が未成年ということを知っていたのかどうかは明らかになっていませんが、大人としての責任感はなさそうです。
それだけではなく、ギャリソン被告はコカインを使用していたことが明らかになっています。
コカインは強烈な覚醒作用、精神的な依存性があるため、効き目が切れると『吸いたくてしようがない』という気持ちで頭の中がいっぱいになります。
性的な快楽を得るために使用されるケースも少なくありません。
死亡事故の判決は?
ギャリソンは2007年5月にビバリーヒルズ高等裁判所で行われた審理で、自動車運転業務過失致死罪、飲酒運転、未成年に飲酒させたという軽犯罪で禁固40ヶ月の実刑判決が言い渡されました。
判決は禁固3年4ヶ月、遺族には28万ドル(2020年3月現在で約2,903万3,596円)以上の支払いが命じられました。
ギャリソンはこの判決を『公平な判決だ』と受け止めたそうです。
また、ギャリソンは審理の中で、「毎晩事故のことを思い出しては、判断を誤ってしまったと思っています。愛する人を失わせることになってしまったこと、本当に申し訳ないことをしたと思っています」と亡くなった少年の遺族に対し謝罪をしたそうです。
服役中の生活は?
ギャリソンは囚人として収監されている間に、同じ囚人仲間と「プリズンブレイク」を観ていたそうで…。
囚人役を演じていた役者が囚人として収監されて、脱獄のドラマを観る…なんとも皮肉なものだなぁ。
また、ギャリソンは服役中に薬物依存治療を受けるなど意欲的な模範囚であったため、刑期が早まり2009年4月29日に、カルフォルニア州の刑務所を出所しました。
執行猶予期間が終わるまであと少しのところでまた逮捕!
執行猶予期間が終わるまであと少し、というところでギャリソンは恋人へのDV容疑で逮捕されてしまいます。
(2006年12月)自動車運転過失死傷罪で逮捕
(2009年4月)執行猶予付きで仮釈放
(2012年4月)元恋人へのDVで逮捕
(2012年7月)釈放
アメリカの男性誌「プレイボーイ」の元モデルで元恋人のアシュレイ・マッティングリーの腕をつかみ、顔を叩くなどの暴力を振るったとしてDVの容疑で逮捕、収監されました。
逮捕されたときギャリソンは「よりを戻したくて話をしに行ったが暴力は振るってない。」と証言したそうですが、防犯カメラにはアシュレイの帰りを待ち伏せし、暴力を振った後走り去るギャリソンの映像がしっかり残っていました。
暴力を受けたアシュレイは、頭に大きなコブと、たくさんのアザができてしまったそうです。
逮捕されてから約2ヶ月後、5万ドル(約400万円)の保釈金を支払い保釈されました。
なぜすぐに保釈されなかったかというと、先述した通り自動車運転過失致死の件で仮釈放中だったためです。
まとめ
- プリズンブレイクでトゥイーナー役で出演していたレイン・ギャリソンは2007年に自動車運転過失致死傷罪で逮捕された。
- 飲酒運転に加えてコカインの使用も明らかに。
- 保釈後、元カノへのDVで逮捕された。
プリズンブレイクを見られる動画配信サービスは?
トゥイーナー役で出演していたレイン・ギャリソンも本物の刑務所で見た、『プリズンブレイク』。現在見られる動画配信サービスはこちらです。