『ハンドメイズ・テイル』シーズン2までのあらすじと登場人物

女性は子供を産むことのできる尊い存在ですよね。
しかし、海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル』では、この能力を持つがゆえに、性の搾取・迫害を受ける女性たちの姿が生々しく描かれています。
物語の舞台は、アメリカの後身である全体主義国家「ギレアド共和国」。環境汚染の影響で不妊率が上昇し、数少ない妊娠可能な女性は「侍女」として支配階級の家の子孫を残すことを義務付けられます
侍女にされた女性は最愛の家族と引き離され、月に一度行われる妊娠のための「儀式」ではまるで道具のように扱われ、プライドもズタボロ。そんな侍女たちが、現実を変えようと立ち向かっていく姿には勇気づけられます。
『ハンドメイズ・テイル』は現在シーズン3まで視聴でき、シーズン4も公開が予定されています。
今回は、シーズン2までのあらすじと主な登場人物をご紹介します!

『ハンドメイズ・テイル』シーズン2までのあらすじ

シーズン1ではギレアド共和国の辛く厳しい統治が描かれ、シーズン2では希望を持って反発し始める侍女たちが描かれています。

シーズン1

「この地獄からいつか脱出してやる」

恐怖のギレアド共和国が建国された当初のこと。
主人公ジューンは夫と娘と共にカナダへの亡命を図りますが、捕まって侍女の訓練センターへ送られます。
その後、ジューンは侍女として支配階級である司令官の家に仕えることになり、2軒目に送られたのがウォーターフォード家でした。
狭い部屋に幽閉され、部屋を出ても常に誰かの監視下におかれ、月に一度は屈辱の儀式を強制される生活。
好きでやっているわけでもないのに、ウォーターフォード家の婦人セリーナからは邪魔者のように扱われます。
離れ離れの家族を思って、どれだけ泣きたくなったことでしょうね。
ジューンは初めは侍女としての運命を甘んじて受け入れていましたが、自殺した前任の侍女からの「奴らに虐げられるな」というメッセージを見つけ、少しずつ運命に立ち向かっていくようになります。
ギレアド共和国のやり方に反発した者への厳罰を目の当たりにしながらも、夫ルークや娘ハンナ、訓練センターから脱走後に殺されたと思っていた親友モイラが無事に生きていることを知り、ジューンはいつか家族と再会できる日を願って強く生きていくのでした。

シーズン2

「家族を取り戻すまで、私は戦い続ける」

ジューンは周りの者たちの助けを借りて脱走し、カナダへ亡命しようとしますが、あと一歩のところで捕まり、ウォーターフォード家に連れ戻されてしまいます。

侍女の中には、反抗的な態度をとったことでコロニーと呼ばれる施設に送られる者もいました。そこでは、放射性物質の汚染を受けながら強制労働を強いられる、生き地獄のような生活が送られていました。

ルークとモイラはカナダに亡命しており、カナダの世論に訴えるなど、精力的にギレアド共和国への抗議活動を続けます。

ジューンはどさくさに紛れて再度脱走の機会を得ますが、離れ離れになった娘を取り戻すまではギレアドにとどまることを決意するのでした。

シーズン2では回想が随所に出てきて、ギレアド共和国の始まり、そしてそれぞれの人物の意外な過去が明らかになります。
緊迫感のあるシーンが続く中、平和だった時代のシーンが挟まれることで、ちょっとほっとしますね。

主な登場人物

ジューン / オブフレッド(エリザベス・モス)

本作の主人公。カナダへの亡命中に捕らえられ、侍女としての生活を強いられる。

侍女としての名は、オブフレッド。

ルーク(O・T・ファグベンル)

ジューンの夫。ジューンと離れ離れになった後、すきをついて亡命に成功する。モイラとともにギレアド共和国への抗議を続ける。

ハンナ(ジョーダナ・ブレイク)

ジューンの愛娘。ジューンと離れ離れになった後、新しい両親に引き取られて暮らす。

モイラ(サミラ・ウイリー)

ジューンの学生時代からの親友。訓練センターを脱走後に捕まり、売春婦として働いていたが、その後カナダへ亡命する。

ルークとともにギレアド共和国への抗議を続ける。

フレッド(ジョセフ・ファインズ)

ウォーターフォード家の主人。ギレアドの建国に関わった。

セリーナ(イヴォンヌ・ストラホフスキー)

フレッドの妻。活動家として、ギレアドの創立に貢献した。

ニック(マックス・ミンゲラ)

ウォーターフォード家の運転手。ジューンの脱走を手助けする。

エミリー / オブグレン / オブジョセフ(アレクシス・ブレデル)

ジューンの侍女仲間で、同性愛者。妻と息子がいるが、亡命中に離れ離れになった。後にコロニーへ送られる。

侍女としての名前は、オブグレンとオブジョセフ。

ジャニーン / オブウォーレン / オブダニエル(マデリーン・ブリューワー)

ジューンの侍女仲間。訓練センター初日に反抗的な態度をとり、片目を奪われるという痛々しい罰を受ける。後にコロニーへ送られる。

侍女としての名前は、オブウォーレンとオブダニエル。

リディア(アン・ダウド)

侍女の教育役。言うことをきかない侍女を電撃スティックで脅す。

 

まとめ

男尊女卑の全体主義国家ギレアド共和国で、反抗した者たちへの厳罰を目の当たりにしながらも、ゆがんだ社会を変えようと強く立ち向かっていく侍女たち。

『ハンドメイズ・テイル』は環境問題に端を発しているだけに現実味があり、いろいろと考えさせられる作品です。

未来の命を守るために、今ある命を粗末にする社会。
ギレアドの極端な価値観は、矛盾しているようにも思えますね。
『ハンドメイズ・テイル』のシーズン1~3はHuluで見られます。(2020年4月現在)