雷のパワーを操る破天荒な<カミサマ>
『マイティ・ソー』はマーベル・コミックが刊行するアメリカンコミック(通称アメコミ)に登場するスーパーヒーロー。
初登場はなんと1967年。
されど、昔のヒーローと思うことなかれ!
今でも世代を問わず大人気で、続々と新作映画が公開されています。
ソーが主人公の実写映画は2021年公開を控えたものを含めて4作品。
- <マイティ・ソー>シリーズの映画
- マイティ・ソー (2011年)
- マイティ・ソー/ダークワールド(2013年)
- マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017年)
- マイティ・ソー/ラブ&サンダー(2021年 公開予定)
これに加えてアイアンマンやインクレディブル・ハルクといったヒーロー達が勢ぞろいするアベンジャーズシリーズにもソーが登場します。
- <アベンジャーズシリーズ>の映画
- アベンジャーズ (2012年)
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)
- アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)
アベンジャーズは数年に一度、各タイトルのキャラクター達が出演するお祭りのようなシリーズです。
マーベル・スタジオで製作された作品はストーリーがつながっていて、意外な所で新しい発見があったりします。
作品をいくつか視聴すると伏線が巧妙に仕掛けられているので、点と点がつながっていくような快感が味わえます。

そんな作品をより楽しむために、改めてソーの能力と強さ、そしてムジョルニアについても押さえておきましょう!
雷神『マイティ・ソー』の能力と強さ
本名: ソー・オーディンソン
身長: 198.12センチ
体重: 154.22キログラム
能力: 計り知れない腕力と耐久力の持ち主であり、雷を操ることができる。ムジョルニアを使えば、空を飛ぶことができ、異次元への扉を開くこともできる。
初登場: Journey Into Mystery #83 (1962年8月)
引用:マーベル公式
寿命は、黄金のリンゴを食べることで、不老の体を維持している。身体能力はマーベルのキャラクターの中で最強といわれるハルクに負けない怪力の持ち主。
格闘能力も非常に高く、ハンマーやつるぎといった武器の扱いも一流。
神としての経験を積んでおり、知的能力も高く戦闘知識と直感力がある。
キャラクター像
かつては、気に入らないときは力で相手をねじ伏せてしまうような、乱暴で思い上がった人物でした。ただ、自身の行動の過ちや愚かさに気づいて反省する側面も見せています。
父であるアスガルドの神々の王オーディンは、ソーの力と記憶を奪い地球で転生させることに…。
そこで、地球の人々を愛する心や気品を育み、両親をはじめアスガルドの民の信頼を集めていきます。
能力
並外れた身体能力を持つアスガルド人の中でも最強と言われる戦闘力をもち、不器用ながらも愚直に戦い、勇敢さも手伝って超越的な強さを備えています。
また、“雷神”という名の通り、稲妻をコントロールする力を持っています。ソーはこの能力を“ムジョルニア”のおかげだと信じていましたが、ある時点からムジョルニアがなくても稲妻を操れるように覚醒しました。
最強の武器!『ムジョルニア』の能力と強さ
創造と破壊
オーディン曰く「全てを滅ぼす武器であり、創造の道具ともなる」。
北欧神話の鎚(つち)である”ミョルニル”がモデルとなっている。
全能のハンマー/ムジョルニアの能力
このムジョルニアは惑星”ニダベリア”に住むドワーフ達によって”ウル”と呼ばれる特別な素材から造られています。
持ち主に翼をさずける飛行能力
単独で飛ぶことができて、持ち主が望むことで呼び寄せることができます。これを握っていれば持ち主も飛ぶことができちゃいます。
空間移動する時は、周囲にいる人も一緒に移動することができて、このワザを使うと地上に焼印のような模様ができます。
圧倒的な魔法能力
振りかざすと稲妻を発生させたり竜巻を巻き起こしたりして敵を攻撃できます。それ以外にもエネルギー波を放ったり、電子機器を破壊するほどの強力な電磁波を発生させたりできます。
鉄壁の防御能力
持ち主の体に鎧やマントを形作ったり、体力が落ちた持ち主を復活させたりすることができます。また、敵の光線を打消しすることも可能です。
変幻自在!?人に幻覚を見せる能力
持ち主の体を変化させたり、分身したり、他の人を変化させることができます。
ソーの地球人としての姿-ドナルド・ブレイク-の時には、足に障害のある彼の杖の姿で存在しています。ひとたび地面をたたくことでムジョルニアとなり、ブレイクはソーに変化します。

肉弾戦としての打撃能力
振り回すことで、強力な打撃武器としても利用できます。
ムジョルニアを扱うことができるのは高潔な魂をもつ選ばれし者だけです。
資格がないものには持ち上げたり動かしたりすることすらできません。
映画「マイティ・ソー」
2009年ウォルト・ディズニー・カンパニーはマーベル・エンターテインメントを買収しました。それから数年たって続々と実写版がリリースされたのもそんな事情があってのこと。
もちろん、各作品はディズニー品質!
マーベル色もしっかり残っているので、その世界観を堪能してみてはいかがでしょうか。
『マイティ・ソー』(2011)
画像出展:amazon
クリス・ヘムズワースが”ソー”、ナタリー・ポートマンが”ジェーン・フォスター”役を演じています。主要の登場人物ではないですが、浅野忠信がホーガン役を演じ日本で話題になりました。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
画像出展:amazon
マイティ・ソーの続編となるシリーズ第2作。前作同様、CG技術で作り出した神の世界での戦闘シーンは迫力があり、見応えたっぷり。
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)
画像出展:amazon
前2作とは異なりコメディータッチが増えたという意見がちらほら。全米の週間興行収入ランキングで圧倒的な差の1位を獲得したので評価が高いことは間違いなし!
マイティ・ソー/ラブ&サンダー(2021年 公開予定)
Just announced in Hall H at #SDCC, Marvel Studios’ THOR: LOVE AND THUNDER with Chris Hemsworth, Tessa Thompson, and Natalie Portman. Taika Waititi returns as director. In theaters November 5, 2021. pic.twitter.com/7z1c4TzLfj
— Thor (@thorofficial) July 21, 2019
「マイティ・ソー」シリーズ第4弾となる作品です。クリス・ヘムズワース続投が報じられました。しかもナタリー・ポートマンが女性版ソーとして復活するようです。
マイティ・ソーシリーズを一気に見たい人におすすめの動画配信サービス
「マイティ・ソー」を追加料金なしで見られるおすすめ動画サービスは、U-NEXT・TSUTAYA TV
です。(字幕/吹替)
お伝えしたようにマーベルの各作品はつながっているので、各タイトル伏線が入りまくっています。上記動画サービスはアベンジャーズも見られるので併せてチェックするとより一層楽しめます。
(2020年5月現在)
北欧神話がモデルとなっている神の世界といってもとっつきにくい感じはなく、むしろこれが神!?ってツッコミたくなることも(笑)
そんな憎めない姿が人気の要素なのかもしれません。

時間があるときに、マーベルのヒーロー作品を制覇してみませんか?
我が家のように親子で鑑賞するのもおススメです。