「麒麟がくる」第13話「帰蝶のはかりごと」今回も見どころばかり!

こんにちは、福です。
NHK大河ドラマ「麟がくる」。
第13話「帰蝶のはかりごと」は、もう観ました?

公式Twitterの「トリセツ」から察する方もいらっしゃると思いますが…
第12話に引き続き、第13話も見どころ多めの展開です!

 

 

前回もそうでしたが、今回も木村文乃さんが演じる「帰蝶」から目が離せません!

 

 

第12話で「尾張を頼む」と父・信秀から伝言を受けた「長」。それを影から支える蝶は、「裏の主人公」のような存在ですね。

 

▼前回「第12話」のあらすじ記事

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今回、蝶が言う

これは、父上と私の戦じゃ

という言葉の強さに痺れました。

 

実の父親に対して信長が不利にならないよう、徹底的に「戦略」を立てていく帰蝶。今回のタイトルにもなっているように、女の「機転を利かせた行動」が帰蝶の魅力を最大限引き出して魅せてくる。そんな回でした。

 

今回は、主人公の「明智光秀」以上に注目してしまいました。
寛太
パパー、「土岐 頼芸」と「斎藤 道三」の闘いって、どうなったの?
お、寛太。そういえばこの前一緒に観てたもんな!
気になる「岐 頼芸(とき よりのり)」VS「藤 道三(さいとう どうさん)」の戦。
この記事では、その戦いの結末と一緒に「第13話での大きな出来事と見どころ」をまとめていきたいと思います。

第13話「帰蝶のはかりごと」で起きた出来事

藤家の内乱、美濃の様子

岐 頼芸(とき よりのり)が、濃から出て行った

前回、鷹の爪に毒を塗り「斎藤 道三」を暗殺しようと試みるも失敗した「土岐 頼芸」。

なんと、美濃から出て行く事になります。

寛太
頼芸、戦いに負けちゃったの?
主な出来事
  • 大事にしていたたちを、「斎藤 道三(さいとう どうさん)」に殺されてしまう。

 

寛太
あんなに大事にしていた鷹なのに…かわいそう…。

 

「自分が殺されること」以上に「大事にしているもの」を無くされる方が残酷でつらいね…。
おそらく、三からの「いつでもお前を殺す準備は整っているぞ」というメッセージなのだと受け取れます。
でも正直、「鷹が殺されて嘆く『土岐 頼芸』」のシーンが見どころで、これまでの大河ドラマにない「映像の美」がありました。
大口を開けて嘆く「頼芸」の、口に羽が入らないかどぎまぎしながら見ていたのもありますが、流血表現なく「大事なものを奪われた悲しみ」を演出されていて、かなり見入ってしまいました。

「戦」自体、道三が国衆の為につくった芝居だった

な鷹を殺され、さすがに恐怖にかられ美濃を出て行くことになった「土岐 頼芸」ですが…

実はこの戦、芝居だったのです。

寛太
えぇ、なんで?
これ知った時は、正直「どっちが正しい」のか、悩んだよ~。

 

主な出来事

  • 恩を感じて従えている「道三」、父のように慕う「頼芸」。2人の戦と聞き、迷い悩む光秀。
  • 斎藤家の長男・高政 は、「頼芸」を守るため、実の父と戦うことを決意し、「光秀」を誘う。
  • 光秀は、更に悩んだ末「家臣同士が対立ような戦はやめてくれ」と道三に頼みに行く。

 

秀の頼みに対して、道三は「戦」はしないことを宣言しましたが…

 

自らの足で歩かねば、この先、生きることはできぬ。美濃の国衆にはその覚悟が足りない。それゆえに『一戦交える』とカツを入れたまでじゃ。

 

道三の「国衆が1人でも生き抜くための力を持つように」という考えはわかりますが…分の家臣さえも「一致団結」ではなく「対立」してしまうほどの決断をさせるというのは、なかなか賛成できないです。

 

正直この「光秀が道三に頼みに行く」シーンが、ちょっとスカッとするものありました。
道三「正直に申せ。ワシが嫌いか?」
光秀「どちらかと申せば、嫌いでございます」
苦しい選択を迫られている中でも誠意を込めて、嘘偽りなく「戦いはやめてくれ」と言える智光秀の誠実に向き合う姿が魅力的でした。

織田家の内乱、斎藤家との繋がり

急遽、「信長」と「道三」の会見が開かれることに

田 信秀が亡くなり、「信長が後を継ぐこと」を良く思わない分家の人たちが「信長を殺そう」と信長への戦を仕掛けていました。
道三も「信長を殺さないか」と声をかけられた一人。
信長が、娘(帰蝶)の婿ということもあり気がかりで仕方なく長へ「対面形式での、会見を開こう」と手紙を出します。
主な出来事
  • 「斎藤 道三」から「織田 信長」へ「会見の申し出」の手紙が出される
  • 手紙を見た織田信長は、警戒し会見をためらう。
  • …が、帰蝶は転機ととらえ動き出す。

 

ここでの帰蝶が、専属秘書もびっくりするほどスマートで、「信長想いの賢い妻」だから、魅力的すぎですよ~!

呂波太夫に会いに行く帰蝶。

手紙が来たころ、ちょうど終わりに来ていた旅芸人の「伊呂波太夫」。蝶は彼女の元を訪ねます。

 

伊呂波太夫と帰蝶の密会シーン

帰蝶 「戦のための兵を、速やかに集める術を持っているそうじゃな」

伊呂波「形ばかりの弱い兵と、数少のうても強き兵がございます」

帰蝶 「『根来の衆がつよい』と聞くが?」

 

このときの「帰蝶」の堂々っぷりは、どこに行っても強そうな感じで素敵だったなぁ。
そして、Twitterなどでも題になった、このシーン

伊呂波「高うなりますが…」

帰蝶 「手付じゃ」

値段交渉に動じず、砂金を目の前で魅せつけるかのように流しながら笑みを見せる蝶に、「面白い」と意味深げな笑みを浮かべる伊呂波太夫。
女性2人が妖しく笑いあうこのシーンは、ついつい見入っちゃいました。
そして無事に交渉が終わり…

いよいよ、会見当日

会見へ向かうために、服を着替えたりなどの支度をする長。その様子を見守る帰蝶との会話もたまりません。

 

帰蝶「父上は『古きもの』よりも『新しきもの』を好みまする。できることは全てやり、あとはその場の勝負。れは父上と私の戦じゃ。」

信長「ワシの戦を横取りしおって」

帰蝶の美貌と言い、機転の利かせ方といい…たまらないです。信長が帰蝶にデレデレになるのもわかるなぁ。
寛太
こんなに先回りして考えて、想ってくれる人が居るって、いいなぁ!

そして、会場の徳寺へ―

織田信長の到着を待つ、斎藤道三。「連れてきた兵で寺を囲ませ、信長の様子次第では事を決す」と信長の様子をうかがっているようです。

 

そこへ、帰蝶が用意した「軍兵」たちを率いて現れる織田信長。

 

その軍勢を見て、斎藤家一同は目を見開きます。

「織田家が見えたぞ!その数100…200、300…」

 

軍勢の中で馬にまたがり瓜をほおばる信長は、むかし 教科書や資料などで聴いていた信長の姿そのもので、少し感動しました。
ぜひ、この姿は動画で観てみてください!

 

「麒麟がくる」第13話のまとめ

第12話から引き続き、ストーリーの展開が多く見どころ満載な回でした。

 

でも、やはり印象的なのは

・帰蝶「これは父上と私の戦じゃ」
・光秀「どちらかと申せば、嫌いでございます」

のこの2つですね。

 

どちらも言葉に対しての「気持ちや情熱」が強くて、気づいたらドラマに見入ってしまっていました。

また、京の医者をしている「月東庵」とその助手「駒」は新しい患者を診る為駿河へ行き、のちの豊臣秀吉となる「吉郎」にもあっていました。

織田家が弱っていることを聞きつけた今川家も、尾張に向けて軍勢を出している様子。

こちらも今後どうなっていくのか楽しみです!

現在「麒麟がくる」は

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