新型コロナウイルスの影響で撮影見合わせとなり、放送も一時休止となった大河ドラマ「麒麟がくる」。
緊急事態宣言の解除を受けて、今月中の撮影再開が発表されています。
そんな中、放送休止期間に特別番組が放送されることになりました。その名も、
『「麒麟がくる」までお待ちください戦国大河ドラマ名場面スペシャル』!
これまでに放送された大河ドラマの中で、特に人気のあった作品の名場面集や、出演者が語る秘話、戦国大河をこよなく愛するゲストのトークなどを集めた内容となっています。
そこで今回は、これまでの「麒麟がくる」を振り返りつつ、特集番組の中で紹介される大河ドラマについてもまとめていきましょう。
放送休止中の「麒麟がくる」を振り返り
中国神話に登場する想像上の生物。
王が民への愛情を持って政治を行う時に必ず現れる、聖なる獣。
※画像はイメージです。
謎が多い光秀の生涯を中心に、戦国を駆け抜けた英雄たちの運命を描く。16世紀の混迷の中、民を飢えや戦乱の苦しみから解放するのは誰なのか。そして、麒麟は、くるのか?
21話までに起こった主な出来事
- 井ノ口の戦い:斎藤道三VS織田信秀
- 小豆坂の戦い:織田信秀VS今川義元
- 光秀が鉄砲鍛冶の伊平次を探しに行く
- 斎藤家と織田家の同盟:帰蝶と信長の結婚
- 光秀の結婚
- 長良川の戦い:斎藤道三VS斎藤高政
- 明智家が美濃から越前へ
- 桶狭間の戦い:織田信長VS今川義元
「麒麟がくる」公式サイトでは、これまでにSNSに掲載された写真をまとめた「麒麟file」が公開されています。
【6/14 HP更新のお知らせ】
これまでにご紹介した麒麟Fileのまとめページをつくりました。#麒麟がくる #麒麟Filehttps://t.co/xOslRWZQG8
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) June 14, 2020
過去の大河ドラマ名場面集を公開!
ここからは、特別番組の中で紹介される作品を放送日順に紹介していきます。
6月14日(日):独眼竜政宗(1987年放送)
画像出典:Amazon
主なキャスト
- 伊達政宗:渡辺謙
- 伊達成実:三浦友和
- 最上義光:原田芳雄
- 豊臣秀吉:勝新太郎
- 石田三成:奥田瑛二
- 徳川家康:津川雅彦
NHKが行ったアンケート調査で「最も好きな大河ドラマ」に選ばれた作品です。
最終回の視聴率47.8%は大河ドラマの歴代3位、1年を通しての平均視聴率39.7%はなんと、歴代トップを誇っています。
梵天丸(のちの伊達政宗)の台詞「梵天丸もかくありたい」はこの年の流行語にもなりました。
6月21日(日):国盗り物語(1973年放送)
画像出典:Amazon
主なキャスト
- 斎藤道三:平幹二朗
- 織田信長:高橋英樹
- 帰蝶:松坂慶子
- 明智光秀:近藤正臣
- 徳川家康:寺尾聰
- 羽柴秀吉:火野正平
「麒麟がくる」では前半のキーパーソンになった、斎藤道三を中心として描いた作品です。
原作は司馬遼太郎の小説で、こちらは「斎藤道三編」と「織田信長編」に分かれて描かれているとのこと。こちらも気になりますね。
メインキャストは当時20代の若手俳優が多く、彼らのあふれるエネルギーをドラマで表現したいという意図が込められていました。
6月28日(日):利家とまつ~加賀百万石物語~(2002年放送)
画像出典:Amazon
主なキャスト
- 前田利家:唐沢寿明
- まつ:松嶋菜々子
- 織田信長:反町隆史
- 徳川家康:高嶋政宏
- 豊臣秀吉:香川照之
- 明智光秀:萩原健一
信長と秀吉に仕えた加賀藩主の前田利家とその妻・まつを中心とした作品です。
「戦国最強のホームドラマ」というコンセプトのもと、利家とまつを始めとする武家夫婦の交流や競争がドラマの軸となっています。
主演の松嶋菜々子さんと信長役の反町隆史さんは、このドラマの放送直前に入籍され、結婚後初の共演作となりました。
7月12日(日):秀吉(1996年放送)
画像出典:Amazon
主なキャスト
- 豊臣秀吉:竹中直人
- 織田信長:渡哲也
- 明智光秀:村上弘明
- 徳川家康:西村まさ彦
- 前田利家:渡辺徹
- 千利休:仲代達矢
堺屋太一の小説を原案としてドラマ化された作品です。平均視聴率は30%を超え、歴代大河ドラマの中でもトップクラスのヒット作となりました。
百姓の子として生まれた秀吉が明智光秀と出会って触発され、武士となり出世していくまでを描いています。
秀吉の決め台詞「心配御無用!」はこの年の流行語にも選ばれました。
まとめ
今回紹介される4本はどれも、その年の大きな話題となった作品ばかりですが、みなさんの好きだったドラマはありましたか?
信長や秀吉など、「麒麟がくる」に登場している武将もいますから、それぞれの作品や演じる俳優による違いを比べてみるのも楽しそうですね。
戦国時代を生きた英雄たちの姿を、様々な角度で追いかけながら「麒麟がくる」のを待ちましょう!
放送再開までの振り返りにどうぞ!