こんにちは、福です。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はもう見られましたでしょうか？
他の作品同様、迫力があってストーリーも面白いのですが、今回はその力と迫力を生み出す武器ストームブレイカーと、本筋とは違う注目点、ソーが男前で宇宙でも知られている点についてお話したいと思います。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のあらすじ
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では紫がかった肌色の破壊者・サノスとアベンジャーズの戦いを描いています。
サノスの目標は、宇宙に存在する生命の「半分」を消滅させること。なぜなら、このままでは宇宙は滅びてしまうと言うのです。
というのも、サノスの故郷、惑星タイタンは、増えた人口によって資源を使いつくし、食糧難によって荒廃し破滅してしまいました。そのため、サノスはこのままでは宇宙全体の資源は枯渇し、いずれ他の惑星の生命も同じ道をたどると考えたのです。
「宇宙を守る為には、全生命の半分を消滅させ、残りの半分を飢餓や紛争から守るしかない」と使命感に燃えるサノスは、６つの「インフィニティ･ストーン」を集めることで、「デシメーション」という全宇宙に生息する生命の大規模な殺りくが可能になる事を知ります。そしてその石を集めるために奔走することから物語が展開します。
サノスの野望を知ったアベンジャーズは、それは大変と阻止するために石を集めに向かいます。
アベンジャーズから見れば、問題が起きていない星まで巻き込み、大量殺りくをしようとするサノスはエコテロリスト（環境テロリストともいい、自然環境を破壊する活動や社会に対し、放火や爆弾などの暴力行為を伴う運動をする過激な環境保護活動家）です。
立場によって、また生きてきたそれまでの経験やそれに対する考え方で正義が違う。インフィニティ・ウォーではそれぞれの正義がぶつかり合う様子が描かれています。
もっと内容を知りたい！ネタバレを含んでてもいい！という方はこちらの記事をご覧ください。
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ソーが手に入れた新しい武器、ストームブレイカーについて
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』でソーは専用の武器ムジョルニア（ハンマー）を使っていましたが、それを失う結果になったため新たな武器を手に入れる事にします。それが新しい武器のストームブレイカー！
ムジョルニアとは形が違いますが、基本的な機能は同じでバージョンアップといった感じです。
ムジョルニアとは？
全てを滅ぼす力を持ち、創造の道具にもなる。
持ち主が望めば呼び寄せることもでき、握っていれば持ち主に飛行能力を与え飛ぶこともできる。
空間移動もでき、その場合は周囲の人も一緒に移動させることができ、異動後には地上へ焼印のような模様を残す。
ソーが振りかざすと稲妻を出し竜巻をも起こせるうえにエネルギー波を放ったり、強烈な電磁波を発生させることで電子機器を破壊する事も出来る。もちろんそのまま打撃武器としても使えます。
盾のような機能もあり敵が放ってきた光線を打ち消したり、持ち主にマントや鎧を形作ることもできる。
他には持ち主や他の人の体を変化させたり、持ち主の分身を見せたり弱った時はエネルギーを与え復活させる。
まさに神が持つ武器といった感じですよね？
ストームブレイカーはハンマーではなく斧で、この機能に加えて他の世界に移動するための虹の橋（ビフレスト）を作る事が出来ます。空間移動の場合にはその場にいる者のみを移動させますが、橋なので一緒に移動できなくても別の世界に渡る事が出来ます。
この武器はドワーフのエイトリに頼んで作らせたものです。その技術が素晴らしいのはもちろん、ソーの献身的な行動に感動したグルート（木のような体をした星人）が腕を提供し柄の材料に、超金属ウルを刃の材料に、滅びゆく惑星ニダベリアの炎を使って作られました。
そのため、より強力な武器が出来上がったという訳です。
他の人が使うと精神も肉体も砕けるほどのパワーを持っているため、宇宙じゅうが恐れる最強武器と言われています。
惑星ニダベリアとは？
何世紀も続く伝統的な鍛冶工房がある惑星で、前作までソーが使っていたハンマー・ムジョルニアもこの星で作られました。
ニダベリアが衰退したのはもともとアスガルドに守ってもらっていましたが、アスガルド人と交流が途絶えるとその護衛もなくなり衰退へとつながっていきます。
敵も認める男前、ソー
ソーのプロフィール
「だが俺は…問題に立ち向かう道を選んだ。それが…それがヒーローだ。」#アベンジャーズ#ソー #マーベル#ことばの日 pic.twitter.com/DleA7TNH5m
— Marvel (@marvel_jp) May 18, 2020
ソーは雷を自由自在に操る神様で、黄金のリンゴを食べているため年をとりません。神様の国アスガルドの王様（オーディーン）の息子という背景を持っています。
戦闘では武器を使いこなすことはもちろん、格闘技術もあるうえに馬鹿力。頭も良く直感も優れているため戦闘能力は普通ではありません。
もともとは傲慢な性格なため、父によりアスガルドから出され地球で転生しますが、地球での経験から自分の行動は思いあがっていたと気が付き優しさも兼ね備えた気品ある人物へと変化します。
ソーのモデルは北欧神話の雷神「トール」です。
ソーを演じた俳優、クリス・ヘムズワース
基本的なプロフィール
- 生年月日：1983年8月11日（2020年5月現在37歳）
- 出身地：オーストラリア ビクトリア州メルボルン
- 身長：191ｃｍ
- 主な出演作品：スター・トレック、スノーホワイト
クリス・ヘムズワースは女性に人気があります。
その証拠に2014年のピープル誌で「世界で最もセクシーな男性」に選ばれました。
日本でも人気で、2019年の『東京コミコン2019』にゲストで招かれる事が解ると、コミコンの公式サイトに膨大なアクセスが押し寄せ、サーバーがダウンしました。それだけでなく、ツイッター上でも話題になり、「クリヘム」というワードがトレンドの１位に表示されさらに話題になっていました。
本人の役作りで、肉体を強く魅力的に見せるための体作りを厳しく行い、特に二の腕の筋肉づくりには注意をして作り上げたそうで、美しく強い筋肉に仕上がりました。
その様子は『マイティ･ソー / バトルロイヤル』から見られ、この時の衣装も元は二の腕が隠れる衣装だったのが、二の腕の筋肉がよく見える形に変更されています。
同時にこの作品で、ずっと長髪だったブロンドヘアを短髪に。こちらも当然、ファンの間で話題になりました。
これらを充分把握している制作陣は、今回『インフィニティー・ウォー』でこんな台本をぶっこんできました…。
敵も認める男前…。ソーへの扱い。
ユーモアも忘れないハリウッド映画。作中で敵チーム（ガーディアンズ）に連れて行かれたソーや宇宙船のガーディアンズメンバーの会話から宇宙でもソーが男前と認められている。そんな様子が解るシーンがありました。
きっかけは「このボケ、なんでまだ生きているんだ？」と言ったピーター・クイルのぼやきから始まります。
○ソー：誰もが認める男前。雷を操る神様
○ピーター・クイル：特技はダンスと口説き文句のプレイボーイ
○ドラッグス：マッチョな破壊王
○マンティス：周りの空気は全く読めないが、相手に触れるだけで相手の感情がわかる女の子
○ロケット：遺伝子操作で高度な知能を持ったアライグマ。アライグマと呼ばれると怒る武器のエキスパート
○ガモーラ：ミステリアスでセクシーな暗殺者
舞台
ガーディアンズの宇宙船内
気を失い横たわるソーを囲むガーディアンズの面々。倒せなかった相手を見つめピーターがぼやきます。
ピーター「このボケ、なんでまだ生きているんだ？」
ドラッグス「ボケじゃない。ボケはお前、こいつはちゃんとした男だ。ハンサムで筋肉質。」
ピーター「いやいや俺だって・・・」
ロケット「豚まっしぐらだろ」
ドラッグス「お前太ったぞ」
ピーター「ガモーラ、俺・・・」
一同、目を閉じて横たわるソーの姿を見つめています。
ドラッグス「天使と海賊の子供のようだ」（たくましくて美しいといった感じでしょうか？）
そして女性の異星人ガモーラは二の腕をなでる…。気を失ったままでは話ができないのでマンティスがソーを起こします。
しばらく会話をして、家族のことで実は複雑な思いを抱えて戦っているガモーラの身の上を聞くとソーは、自分もだよと自身の身の上を話します。そして「家族は複雑になる事もある」とソーがガモーラの肩をなでると、ピーターは明らかに”ちょ！肩をなでた！”という表情を見せしかめっ面をします。
ガモーラが好きな様子のピーターは気が気じゃありません。
ピーター「俺も良くわかるよ。張り合う訳じゃないけど、俺の家族も…」
そう言いながら向き合う２人の間（たぶん30ｃｍぐらい）に体を横滑りしながら割って入ります…。
to be continued（つづく）
その後の船内で、ピーターがソーに話しかける時になぜかいつもより低い声を出します。すると仲間から、
ロケット「声低くしてねぇか？」
ピーター「いや」
ドラッグス「してるぞ？筋肉男（ソー）のマネか？不気味だ」
ピーター「してない！」
マンティス「またやった！」
ピーター「地声だよ！」
ソー「…俺のマネか？」
ピーター「俺のマネか？」
ソー「またマネしたな？」（怪訝な顔）
ピーター「こいつ、俺のマネしてる」（とニヤニヤ顔）
ガモーラ「もうやめて！」
to be continued（つづく）
ガモーラにご執心なピーター・クイルですが、後半その想いは違った形で成就せず、悲しい思いをします。
この辺りは見てのお楽しみという事で！
ところで、なんなんでしょう？見た時は一瞬時が停止したような感覚に落ちました。ん？え？って。
僕はピーター・クイルの味方です。うん。
この件については僕は無条件で（無条件じゃないけど、男前だけど）チヤホヤしすぎなんじゃないの！？と思いましたよ！
まとめ
いかがだったでしょうか？『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でソーは、めちゃくちゃ強力な武器・ストームブレイカーを手にします。ソー自身の能力や格闘できる身体技術もあって、その戦いっぷりは見事な迫力を見せてくれます。
能力があるだけでなく男前なので、敵は男女関係なくそのカッコよさを認めていましたね。
是非、先ほどのシーンを見ていただきたいと思います。それではまた！
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『インフィニティー・ウォー』の前段階、『バトルロイヤル』を知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
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