ハーレイクインの華麗なる覚醒(birds of prey)のあらすじは?

こんにちは。福です。

今年3月に放映された『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 birds of prey』面白かったですよね。

え?まだ見てない?

前作『スーサイド・スクワッド』に登場すると瞬く間に大人気になったキャラクター、”ハーレイ・クイン”“悪カワヒロイン“という新しい面白さを生み出してくれました。

悪いのにヒロイン!でもその通りで魅了されますよ!

ハーレイ役『スーサイド・スクワッド』マーゴット・ロビーパワーアップして登場監督元新聞記者という異色の経歴で注目のアジア系女性監督、キャシー・ヤンが務めました。

今回は、そんなハーレイ・クインが主人公になった『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 birds of prey』あらすじを紹介するとともに、映画のタイトルに隠されたメッセージについてお話したいと思います。

『スーサイド・スクワッド』や『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 birds of prey』の登場人物についての詳細はこちらの記事をご覧ください。

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『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 birds of prey』あらすじ

こちらは壮大にネタバレしてゆきます。ネタバレを読む覚悟のある方だけお読みください。

さて、用意はいいですか?

ハーレイ・クインの世界へようこそ!!

ジョーカーとの別れと決別の決意

ゴッサムシティで恐れられてきた狂気の王子ジョーカーとの恋人関係が破局したハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)はペットのハイエナ(ブルース)とアパートで暮らしていました。

失恋による傷心からヤケ酒をあおり髪を短く切りローラースケートの格闘ゲームに参加するなど荒れた日々を過ごしています。

そんな日々から決別すべく、ジョーカーへの思いを断ち切る決心をします。まず手始めに2人の出会いの場所、ケミカル工場を爆破!

今までハーレイの好き勝手な行動を苦々しく思っていても、ジョーカーの後ろ盾を気にして文句も言わなかったゴッサムシティの悪党たちがハーレイを狙い始めます。

中でも要注意人物の大犯罪者ブラックマスク(ユアン・マクレガー)にハーレイは捕まってしまいます。ブラックマスクはゴッサムシティの権力の座を手中に収めるため資金を必要としていました。その資金源にマフィア・バーティネリ家の隠し財産のありかを記したダイヤを探していたのです。

ダイヤのありかを捜索していたブラックマスクはありかを突き止めザーズ(クリス・メッシーナ)とブラックキャナリー(ジャーニー・スモレット=ベル)を受け取りに行かせました。

受け取ったのもつかの間、スラム街で”スリ”をして生きていた少女カサンドラ(エラ・ジェイ・バスコ)にすられてダイヤを失ってしまいます。カサンドラはダイヤが莫大な財産のカギになるとは知らずとられないように飲み込んでしまいました。

ハーレイはバーティネリ家のダイヤを持ってくる代わりに見逃すよう要求。するとブラックマスクは条件を受け入れハーレイを一時解放します。同時に盗んだカサンドラに50万ドルの賞金を懸けゴッサム中の悪党に捜索させることにしました。

その頃少女は別の窃盗罪により警察の留置所に…。

ハーレイとカサンドラの出会い

ハーレイはカサンドラが警察に捕まっている事を知るとゴッサム市警を襲撃!少女を連れ出すと賞金目当ての悪党や警察、逃げ出した囚人に追われますが反撃し、なんとかアパートに帰宅しました。

カサンドラは自由奔放で敵を華麗になぎ倒すハーレイに魅了され、なんと弟子入りを志願します。ハーレイはひとまずダイヤを排泄させるためにカサンドラに下剤を飲ませましたが出てきません。

ダイヤが出てくるのを待ちながら、カサンドラの存在に癒されるも悪党の襲撃を受けるなど追手がやまないため、ダイヤが出てくるのをあきらめカサンドラをブラックマスクに引き渡すことにしました。

それぞれの思惑を胸に全ての役者が揃う

ハーレイはカサンドラの引き渡し場所に遊園地を指定。到着して、ダイヤがいつ出てもいいようにカサンドラをトイレに拘束しました。

ブラックキャナリーはカサンドラと同じアパートに住んでいた為、以前から面識がありました。そのためレニーに連絡し、カサンドラを救おうとします。

警察官のレニーはハーレイに関わる不始末で警察を停職になったこともあり、キャナリーから連絡を受けて遊園地に現れました。

ブラックマスクの部下ザーズも到着。ザーズから部下であるはずのキャナリーが裏切ったことを知ったブラックマスクも遊園地に向かって移動することに。

そこへ、バーティネリ家の生き残りだったヘレナもやってきました。ヘレナはバーティネリ家を殺した悪党を探して殺して回っていました。ザーズも家族殺しのその1人。

全ての役者はそろいました。

「悪カワ」VS「極悪」の最終決戦

遊園地に集結したのはハーレイ、カサンドラ、ブラックキャナリー、レニー、ヘレナ、そしてブラックマスクとその軍団。敵に囲まれた女性たち5人は少女を守る為に手を組む事にしました。

ブラックマスク率いる極悪軍団との激闘の末、ハーレイたちは勝利!ゴッサムシティのしがらみからも解放され、晴れて自由の身に!

その後カサンドラは無事ダイヤを排泄し、ダイヤを売却すると、一部を残してバーティネリ家に資金を送金しました。

ブラックキャナリーは雇い主がいなくなりフリーの身に、警察の姿勢に嫌気がさしたレニーは退職、家族の復讐を成し遂げたヘレナを含めた3人は、送金された資金を元にチームバーズ・オブ・プレイ」を結成し活動する事に。

いっぽう、カサンドラとハーレイは手元に残した資金を元に起業し始めるのでした。

~Fin~

 

『Birds of Prey』に隠されたメッセージ

映画のタイトル『Birds of Prey』の意味は猛禽類もうきんるい(鋭い爪やくちばしをもった肉食の鳥を指します)。

邦題ではわかりにくいですが元の映画名は『Birds of Prey: And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn』です。

直訳すると”猛禽類:そしてハーレイ・クインの素晴らしい解放”になります。

ハーレイはジョーカーの恋人という立場から離れ、スーサイド・スクワッドのメンバーでもなくなりました。

また、ほかの女性陣(ブラックキャナリー、ヘレナ、レニー)もそれぞれ元の組織から離脱し自由の身になりました。

ブラックマスクは時折、ハーレイやブラックキャナリーなど女性を”小鳥ちゃん”と呼んでいたわけですが、おり(しがらみ)から解放された彼女たちは小鳥のような無力な存在ではなく、力や権力など支配側に立っていた男性に食らいつく獰猛どうもうな鳥:猛禽類と言えます。

映画の結末からも、みくびっていた女性たちに食われるということをほのめかしていたタイトルと言えますね。

そういう意味でもむき出しの表現ではない邦題の『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 birds of prey』は素晴らしいと感じました。

 

見どころ

綺麗なフォームの回し蹴りが見られる警察署襲撃の派手なシーンは特にお気に入りです。冒頭のケミカル工場の爆破も、スケールの大きさに目を見張りますし、最後の激闘シーンもたまりません。

 

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 birds of prey』でスカッとしよう!

女性だからと言って侮るなかれ!格闘などのアクションシーンたっぷり爽快感満載です!

何度も見たくなると評判なのでぜひ見てみてください!

優子
私もド派手なラメが飛び散る砲撃は、他にないだけにお気に入りです!
悪カワ”ハーレイ・クイン”にあなたも一緒にはまってみては?
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 birds of prey』は現在全国各地で放映中です。
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アイキャッチ画像引用:amazon