ハンドメイズテイル/侍女の物語:シーズン1を楽しむための記事!

世界のあるところに、女性の自由が奪われた国があります。

モノ同然に扱われ、常に監視の目が光っています。

家族とも生き別れの生活。

そんな生活の中で希望を見出せますか?

 

こんな生活、僕だったら耐えられません。

 

今日は、みなさんにぜひ見て考えてほしいドラマを紹介します‼︎

ハンドメイズテイル/侍女の物語って?

今回、僕が紹介したいのは「ハンドメイズテイル/侍女の物語」です。

この作品は、Huluが制作したオリジナルドラマ。

アメリカで社会現象を巻き起こした作品です。

男性優位社会で生き抜く女性たちの「希望」「生命力」を描いた物語で、見れば心打たれること間違いなし‼︎

その素晴らしさも実証済みで、たくさんの賞を受賞しています。

2017年エミー賞
作品賞
主演女優賞(エリザベス・モス)
助演女優賞(アン・ダウド)
監督賞(リード・モラーノ)
脚本賞(ブルース・ミラー)

また、全米監督組合賞では、テレビ部門で受賞。
なんと、あの人気ドラマ「ゲームオブスローンズ」を抑えての受賞です。

どんな内容か気になってきませんか?
それでは、シーズン1について紹介します!

 

シーズン1はこんな話!

舞台は、近未来ディストピア社会

環境汚染による影響で不妊問題が深刻化してしまった世界で繰り広げられる物語です。

民主主義であったアメリカは乗っ取られ、「ギレアド共和国」という全体主義神聖国家に変わってしまいます。

男性優位で女性はモノ同然の「近未来ディストピア社会」を私たちの心に訴えかける形で描いています。

恐ろしい形に姿を変えた「ギレアド共和国」は、子孫を残して行くために妊娠可能な女性を富裕層階級の屋敷に派遣し、仕えるように命じます。

「派遣される」だけではなく、女性たちは次々と辛い目にあっていきます。

まず、「赤いセンター」と呼ばれる訓練所に強制連行されます。

そして、人権や財産も全て奪われ、「産む道具」としてだけ扱われるようになってしまいます。

普段の生活の中でも、一人で行動することが許されず、いつでも監視の目が光っています。

人権が奪われたという証拠に、名前も「オブ○○」(〜のもの)と改名され、完全なる人権侵害です。

実際に、主人公であるジューンも、「オブフレッド」という名前に変えられます。

教育の権利もあるわけがなく、文字の読み書きも許されません。

買い物に街へ出ると、文字は一切なく、シンボルのみ。

見ているとなんとも言えない気持ち悪さを感じてしまいます。

まさに女性にとっては監獄のようなもの。
生きた心地も感じませんよね。

ここまで読むと、「最後まで見ることができるのか」と思うくらいの重々しさや息苦しさを想像してしまいます。

見る気を失わせてしまったらごめんなさい。

でも、ここからもう少し聞いてください!

確かにダークで決して笑って見られるような内容ではないかもしれません。

ですが、このドラマのメッセージは、先ほどもご紹介したように「希望」「生命力」

監獄に閉じ込められた女性たちがどのように生き延びていくのか。

最悪な状況の中で、どのように自分の人生を取り戻していくのか。

ここに注目すると、深く考えさせられる部分があります。

例えば、主人公のジューンは、夫と娘との3人家族で脱走を試みましたが、捕まってしまい、「侍女」となります。

名前も「オブフレッド」に変えられ、監禁状態の生活に絶望しますが、「娘と再会し、普通の生活を取り戻す」というゴールに向かって、進んでいきます。

「自分だったらどうするのか。」「今、何をするべきか。」など色々な考えを巡らせながら見てみると、よりこのドラマを味わうことができますので、「希望」「生命力」を感じながら鑑賞して見てくださいね!

 

少し難しい?用語解説!

この物語は政治体制も少し関わってくることもあり、難しい単語もありますよね。

ここでは、「民主主義」「全体主義」「ディストピア社会」の3つを分かりやすく解説します。

民主主義って何?

民主主義は、「みんなのことはみんなで決めよう!」という考え方です。

みなさん、多数決ってやったことありますよね?

これがまさに民主主義のやり方です。

みんなに関わることだから、みんなで気持ちを出し合う。

そして、より多くの人の希望を叶えていくという平和な方法ですね。

全体主義って何?

全体主義は、個人の利益より全体の利益が優先される考え方です。

「一人一人の生活を良いものにしていこう!」ではなく、「国を良くしていくためなら、犠牲にする人が出ても仕方がない。」
という考え方です。

作品の中で、司令官であるウォーターフォードという人物が、主人公のオブフレッドにこのような言葉をかけるシーンがあります。

「良い世界とは、全ての人に良い世界ということではない。」

この言葉こそが全体主義の現れですね。

ディストピア社会って何?

「ディストピア」という言葉もなかなか聞き馴染みがなく難しい言葉ですね。

ではみなさん、「ズートピア」というディズニー映画を知っていますか?

動物園にいるような動物たちが楽しそうに暮らしている理想郷のような世界でとても楽しそうですよね。

僕も、動物になったら絶対にズートピアに住みたいです!

この「ズートピア」という単語は、「zoo(動物園)」「utopia(理想郷)」が合わさった単語で、楽園のような場所を表しています。

この「utopia(理想郷)」の真逆の世界が「dystopia(ディストピア)」です。

希望がなく、厳しい管理下に置かれている社会という意味です。

社会の形成のために、国民の自由が奪われてしまいます。

この作品では、「不妊問題解消のため」に女性国民の自由が奪われ、監視の目に晒されながら厳しい管理下に置かれているという社会を「ディストピア社会」と呼んでいます。

少しはわかりやすくなったでしょうか?

「みんなで決めていこう!」という社会がいきなり「全体の利益のために小さい命が犠牲にされる社会」に生まれ変わり、その結果、「不妊問題解消のため」に女性たちが管理下に置かれているギレアド共和国の物語ということですね。

 

どこで見られる?

「見てみたい!」と思った方、ぜひ見てみてください!

きっと色々なことを深く考えられて、シーズン1が終わる頃にはトリコになっていますよ!

「ハンドメイズテイル」はHuluで見られます。(2020年4月現在)