懐かしいミニカー持ってるね。
片付けてたら出てきたんだけど、旬にあげるよ。
いま、見てもかっこいいよなー。50年近く前に作られたなんて信じられない。
旬よかったね!
ということで今回は、GT40が大活躍する映画「フォードvsフェラーリ」を特集します!
映画フォードvsフェラーリ
第92回アカデミー音響編集賞および編集賞を受賞
「フォードvsフェラーリ」は、2019年(日本では、2020年1月10日)に公開された、実話を元に作成された映画です。監督はジェームズ・マンゴールド、主演はマット・デイモンとクリスチャン・ベール。
マット・デイモン
1988年の映画『ミスティック・ピザ』で俳優デビューしました。その後、しばらくは無名の状態が続きますが、1997年、自ら脚本執筆に参加したを『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』が大ヒット。この作品で主演もつとめ、アカデミー主演男優賞ノミネート、アカデミー脚本賞受賞と大ブレイクを果たしました。
「フォードvsフェラーリ」では、1950年代にレーシングドライバーとして活躍したキャロル・シェルビー役を勤めました。
脚本家としても俳優としても数々の賞を受賞しているんですね。
クリスチャン・ベール
1987年にスティーブン・スピルバーグ監督の「太陽の帝国」でスクリーンデビュー。その後、コンスタントに出演を続け不動の地位を確立しています。薬物に依存する天才ボクサーを演じた「ザ・ファイター」では、アカデミー助演男優賞を初ノミネートで受賞した上、ゴールデングローブ賞など総なめにしました。
例えば薬物中毒の元ボクサーの役作りでは、13キロの減量だけではなく、なんと髪の毛を抜き、歯並びまで変えてまで挑んだりしています。
映画の舞台「ル・マン」の予備知識
ル・マン 24時間レースは、フランスのル・マン近郊で開催される自動車レースです。24時間ものあいだ全長13kmを超える周回コースをグルグル回って周回数を競います。コースの2/3は生活道路として使われており、レース開催中は閉鎖されます。スタートとゴール地点とその周辺はブガッティ・サーキットの一部を使用します。
F1のように先着順位を競うものではなく、24時間での周回数を競うので、マシンの耐久性、サポートチームの技術、ドライバーの体力はもちろんスキルやメンタル、時には運といった様々な要素が問われます。
ル・マン24時間レースの感動の実話
ル・マン24時間耐久レースで当時の絶対的な王者フェラーリに挑んだ、フォードの男たちを描いた奇跡のストーリー。伝説として語り継がれる1966年のレースの影にはどのようなドラマがあったのか!?
2人の経営者の確執
かたや「レースに勝たなければ、クルマは売れない」 とアメリカの”ヘンリー・フォード2世”。対するは経営難に喘ぎながらも「金で買えないものもある」とイタリアの”エンツォ・フェラーリ”。全ては、2人の経営者の確執から生まれました。
当時、フェラーリはル・マン24時間レースで無敵の強さを誇っていました。フェラーリの買収に失敗したヘンリー・フォード2世はエンツォ・フェラーリが言いはなった言葉に激怒したことから、打倒! フェラーリが始まります。
「醜い車を量産してろ!重役たちは間抜け!ヘンリー二世は所詮二世。偉大な祖父には遠く及ばない」
うーん。面白くなってきた(笑)
わずか90日で王者フェラーリを負かすマシンを作る!?
フォードの上層部は、優秀なエンジニアを結集させ、皆一丸となって1964年のル・マンでフェラーリを打ち負かしてやると意気込みます。こうした中で伝説のレースカーGT40は磨かれていきます。
しかしながら、24時間壊れずに走り切るレースカーを開発するにはあまりに時間が足りませんでした。結果、フェラーリの圧勝に終わります。
結果を振り返ったレース監督は、指揮系統が複雑で様々な横槍が入ったと訴えます。
そして迎えた1966年ル・マン24時間レース
再起したチームの力でGT40の開発は加速します。ブレーキに課題を抱えつつも、1966年には「デイトナ24時間レース」、「セブリング12時間レース」というレースに勝利します。そして満を持して同年のル・マンに乗り込みます。ヘンリー二世とエンツォも見守る中、王者フェラーリと挑戦者フォードの、24時間の長く過酷な戦いの火蓋が切られました。
いよいよ挑戦者がル・マンのスタート地点につきました。
フェラーリとの勝負の行方は!?
圧倒的熱意を持ってチームを導いてきたチーム監督のシェルビー、一度はレーサーを引退して自動車整備工をしていましたが、シェルビーに説得されハンドルを握るマインズ。2人はどこにたどりつくのか!?
「フォードvsフェラーリ」が見られる動画サービスは?