サスペンスありバトルアクションありの“灼熱”サイエンス・ファンタジー「炎炎ノ消防隊」。
今回は大人気アニメ「炎炎ノ消防隊」の第5特殊消防隊キャラや、読めば2倍楽しくなる設定背景の意味についてご紹介します。
読んだあとは必ず、第5特殊消防隊のキャラクターをアニメで確かめたくなるはず!
「炎炎ノ消防隊」は“消防士たち”のSFストーリー!!
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「炎炎ノ消防隊」(えんえんのしょうぼうたい)は、「ソウルイーター」でお馴染みの大久保篤が生み出した消防士SFマンガ。
炎炎ノ消防隊というキャラは、現実でいう消防士です。
しかし彼らが立ち向かうのはモノや建物ではなく、人間から突然変異した怪物。
舞台は“太陽暦198年の東京皇国”という架空の世界。
もとは普通の人間だったものたちが、ある日突如炎に包まれ暴れ狂う怪物”焰ビト”と化してしまいます。彼らは死ぬまで燃え続け、破壊の限りを尽くします。
そこで登場するのが、“特殊消防隊”。焔ビトに立ち向かい、燃えたぎる焔ビトを浄化させていくのです。
今回は「炎炎ノ消防隊」のキャラクターの中で、8コある特殊消防隊のうち“第5特殊消防隊”にスポットをあててご紹介しましょう。
第5特殊消防隊 3つの個性派キャラに注目!!
キャラクター① ドS っぷりは神「プリンセス火華」
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誕生日:3月3日
身長:169cm
体重:54kg
「第5特殊消防隊」の大隊長。バックには灰島重工がついています。
熱をコントロールして“熱失神”を起こしたり、花をかたどった炎で攻撃できる第三世代能力者。
もともとは孤児で、聖陽教会のシスターでした。
同じ協会出身のシスターには、第8特殊消防隊に所属するアイリスがいます。
プリンセス火華はアイリスから“義姉さん”と慕われており、そのころは仲が良かったんです…。
修道院時代は、炎の花でシスターたちを喜ばせていたプリンセス火華。
しかし怪物「焔ビト」が起こした火事が原因で、自分とアイリス以外のシスターがみんな焼死してしまいます。
それ以降、「炎は悪魔だ」と考えるようになり、焔ビトの研究に没頭するように。非人道的ともいえる研究をつづけたプリンセス火華は、その成果を灰島重工に持ち込み出世。
金と権力に魂を売ったともいえますね…。
プリンセス火華の性格
自分以外の人間すべてを見下し、「砂利」と呼んで踏みつける高飛車な女性。
なんという女王様気質!(笑)
プリンセス火華の強味
しかし第三世代能力者であるため、炎を発火させ攻撃する能力を持っています。
- 熱失神:相手の体内に熱を送りこんで、血管を広げ血圧を下げる。その結果、脳への血液量が急激に減り、相手がめまいを起こす
- 鉄仙(クレマチス):灼熱のはなびらを疾風に乗せ、敵に飛ばす
- 桜吹雪:舞い上がる桜吹雪のように、敵を包み込んで焼き殺す
プリンセス火華の女王様エピソード
初登場のときから隊員たちを使って自分の椅子をつくったり、隊員たちを踏んで移動したりとやりたい放題のプリンセス火華。
元シスターとは思えない高飛車っぷりに、隊員たちもタジタジ…あれ?意外と喜んでる?
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キャラクター② すっぴんは地味顔の「5th エンジェルス3」
第5特殊消防隊の“女性隊員”で結成されているチーム。
“スリー”と名乗っていますが実際には3人以上登場しており、作中でもツッコまれています。
「5thエンジェルス3 3on3 三枚おろしスラッシャーver2.3」など、技の名前に数字を入れがち。
サングラスをかけ胸もと全開のピッチピチな衣装で登場する姿はかなりクセ強めながら、スッピンは笑っちゃうほど地味な顔立ち。
主に第二・第三世代能力者で構成されています。
キャラクター③ チャラくてズボラな「トオル岸理」
【世界の『炎炎ノ消防隊』】
海外でも放送中の「炎炎ノ消防隊」!
海外の声優さんが演じる「吹き替え版」をご紹介します!
本日は第五話の、トオル岸理の風船ガム爆発シーンをお届け!
”バックドラフトバブリッシュガム”のセリフにご注目!#炎炎ノ消防隊 #fireforce pic.twitter.com/1309c31Noz— TVアニメ『炎炎ノ消防隊』公式 弐ノ章制作&2020年夏放送決定 (@FireForce_PR) September 23, 2019
「第5特殊消防隊」の新人隊員で、第三世代能力者。チャラくて面倒くさがりな少年。
風船ガムを利用して爆発させる「バックドラフトバブリッシュガム」という強力な武器を持っています。
特殊消防隊になった理由は、第三世代で消防隊になったらモテそうだから。
動機がなかなか不純ですね~。それにしても、ガムだけにトールキシリ…(笑)
知っておきたい! 炎炎ノ消防隊の「世代」とは?
【防災用語説明】
こんばんは、火縄です。人体発火現象の被害者は大きく分けて3つの世代に分かれています。炎への耐性がなく焔ビトへの変異の可能性がある「第1世代」、炎の制御や調整が可能な「第2世代」、そしてシンラ達のような自在に発火と制御が可能な「第3世代」です。 #炎炎ノ消防隊 pic.twitter.com/D969VVUSgl— TVアニメ『炎炎ノ消防隊』公式 弐ノ章制作&2020年夏放送決定 (@FireForce_PR) September 21, 2017
“世代”とは、炎の能力をグループ分けしたもの。
能力者は大きく3つに区分され、それぞれ“第一世代、第二世代、第三世代”に分かれています。
第一世代能力者 :焔ビト(炎の能力を使って暴れ狂います)
第二世代能力者 :自分では炎を生み出せないが、それ以外であれば炎全般を自由に操れる能力者(着火装置などを使って炎を生み出す者が多い)
第三世代能力者 :自分で炎を生み出し、それを”操作”できる能力者(デメリットは自分の炎しか操れないこと)
“特殊消防隊”って結局なにする人?
🔥“弐ノ章”制作&2020年夏放送決定🔥
壱ノ章の続編となるTVアニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』の制作が決定しました!
さらに“弐ノ章ティザービジュアル”も発表!
2020年も炎炎の炎はますます燃え続けます🔥🔥
『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』ご期待ください!!#fireforce #炎炎ノ消防隊 #弐ノ章 pic.twitter.com/GYiyzRJh8g
— TVアニメ『炎炎ノ消防隊』公式 弐ノ章制作&2020年夏放送決定 (@FireForce_PR) December 27, 2019
“特殊消防隊”の任務は、焔ビトを“鎮魂”(浄化)して成仏させること。つまり、焔ビトを楽にさせてあげることなのです。
焔ビトは一度変貌してしまえば“炎の怪物”ですが、もとはどれも“普通の人間”。
つい数秒前まで人間として仲良くしていた相手がいきなり“焔ビト化”してしまうことだってあります。
そのような焔ビトをできるだけ早く楽にしてあげるために特殊消防隊たちは急いで出動し、危険をかえりみることなく鎮魂作業にあたるのです。
しかし見方を変えれば、合法化された殺人とも言えてしまうわけですよね。
シスターの“存在意義”とは?
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消防隊とともに危険な場に同行するシスター。
「戦闘に参加するわけじゃないのになんで消防隊に同行するの?」
そんなギモンを持った方もいるでしょう。
ずばり、シスターたちのメイン職務は“祈る”こと!
祈ることそのものが、彼女たちの役割なのです。
「炎炎ノ消防隊」の世界は、独自の宗教のもとに成り立っています。その宗教上、鎮魂のときには“祈り”が欠かせません。
そしてこの大事な儀式は、神に一番近い存在であるシスターが行う。それが“宗教に従う”ということになるのです。
言い方を変えれば、シスターの“祈り”は宗教に対する「大義名分」ともいえるかもしれません。
忘れてほしくないのは、“特殊消防隊”のメンバーもシスターも、意図せず焔ビトになってしまった人間の悲しみや苦しみを受け止めながら、焔ビトに対して敬意を払っているということです。
「炎炎ノ消防隊」はどこで見られる?
今回は第5特殊消防隊のキャラクターを中心にご紹介しましたが、「炎炎ノ消防隊」にはまだまだ個性的なキャラがいっぱい登場します。
第2期がはじまる前にぜひチェックしてみてくださいね!!