そんな亜人達が、人間に復讐する。簡単に言うとそんな話かな。
実写版映画は原作漫画と比べ、アクション要素が強い、人物設定が異なるなどの改変が加えられています。
『亜人』のあらすじ
病気の妹を救うために研修医となった永井圭は
ある日、事故で死亡。しかし直後、生き返る。
亜人と発覚し、崩れ去る圭の人生。
国家に追われ続け、非人道的な実験のモルモットとなってしまう。
そんな圭の前に突如、人類に牙をむく亜人最凶のテロリスト【佐藤】が現れる。
自分の運命に葛藤する圭は、佐藤が描く亜人の未来に共感できないでいた。
やがて始まる、佐藤による衝撃の国獲りゲーム。
衡突する人類と亜人、そして亜人と亜人。【絶対に死なない男】と【絶対に死なない男】の終わることなき
【エンドレス・リピート・バトル】が始まる。亜人たちは、永遠の命をどう生きるのか―?
引用:東宝WEB公式サイト
どうですか? カッコイイBGMに乗せたこの緊迫のバトル!
亜人は死ぬと再生するという体質を利用して、わざと自分や仲間を殺すなど、亜人ならではの戦法を繰り広げるんです。
ちょっと衝撃的ではありますが、シュールな展開に引き込まれること間違いなしです!
ちなみに、原作漫画は電子書籍サイトのebookjapanで読むことができます。
実写版映画と原作漫画の違い
原作ファンなら、実写版映画がどこまで原作に忠実かは気になるところですよね。
原作漫画は15巻ありますが、実写版映画では一部改変が加えられています。
アクションが主軸
原作では人物の葛藤などの心理描写が細かく描かれていますが、実写版映画では心理描写よりもアクションに主軸を置いたスピーディーな展開になっています。
アクションが生きるのは実写版ならではですね!
人物設定が異なる
原作では主人公の圭は高校生、佐藤は初老ですが、実写版映画では圭は研修医、佐藤は30代くらいになっています。これは、演じる俳優さんの年齢に合わせたからだと思われます。
また、佐藤は原作では元アメリカ軍でしたが、実写版映画ではそのような過去はなく、20年間研究所で残虐な実験を受け続けてきた設定になっています。
20年間殺され続けるって…考えただけで恐ろしいですね。
一部のキャラクターがいない
実写版映画では、原作に登場する以下のようなキャラクターがいません。これは、映画の尺に収めるためにストーリーをシンプルにしたからだと思われます。
- 圭の幼馴染の海斗
- 圭の最大の仲間となる中野
- 亜人対策チームの陣営のブレインであるオグラ・イクヤ
フォージビル襲撃の目的が異なる
物語の後半で、亜人実験に関与している製薬会社のビルを佐藤率いる亜人テロ軍が襲撃するのですが、その目的が原作では社長の暗殺だったのに対し、実写版映画では毒薬の入手に変わっています。
この毒薬は実は佐藤が犠牲となって開発されたものであり、佐藤はこの毒薬を使って東京を壊滅させようと企みます。
こういった意味付けが、佐藤の憎しみの強さを際立たせていますね。
IBMが一緒に敵を倒しに行ってくれる
IBMは作中では「黒い幽霊」と呼ばれるもので、亜人の分身のような黒い人型です。
原作ではIBMは基本的に主人の命令を受けて動きますが、実写版映画では自ら敵を倒しに動いてくれます。
IBM同士の戦闘シーンも迫力があってカッコイイですよ!
まとめ
『亜人』の実写版映画は、キャラクター設定が原作と一部異なりますが、大筋の展開は同じであり、心理描写よりも激しいアクションシーンがメインとなっています。
原作を読んだことのある方も、原作を知らない方も、爽快なアクションシーンは必見です!