13(サーティーン)最終話で百合亜と一樹が再会か?!あらすじをご紹介

2020年夏ドラマ
13歳から13年間行方不明だった少女が突然家に戻ってきた

こんな衝撃的なテーマのドラマ「13(サーティーン)」が最終回を迎えました。

自分がその被害者本人だったら、自分の子供がそんな事件に巻き込まれたら、といろいろな目線で考えてしまったこのドラマ。

今回はその最終回をご紹介したいと思います。

 

目次

13(サーティーン)前回までのあらすじ

がっつりネタバレしています。未見の方はご注意下さい。
百合亜(桜庭ななみ)が監禁されていた家から見つかった白骨死体は、百合亜を誘拐した一樹(藤森慎吾)の弟・優樹のものだった。
その事について、百合亜は「分からない」としか答えない。そんな百合亜の態度に、ネットでは百合亜を非難する声が高まっていく。
そんな中、現在別の少女・麗花を誘拐している一樹から百合亜に手紙が届く。警察は一樹が百合亜の近くにいると見当をつけ、百合亜に対する取り調べを続ける。
その捜査中、佐緒里(遊井亮子)は一樹と百合亜が親しげにショッピングモールを歩く姿が映された防犯ビデオを発見する。
なぜ逃げなかったのか、一樹が好きなのか、と聞かれた百合亜は、誰も助けてくれない時そばにいる優しい人を好きになるのはいけないのか、と言い暴れだした。
しかし、その後百合亜の指紋がついた斧が発見される。そこには優樹の血痕もついていた。一気に厳しくなる取調べに対し、百合亜は何も答えようとしない。
そこへ百合亜の母・麻美(板谷由夏)が百合亜に会いに来る。誘拐された当日、百合亜は母の不倫をやめさせようと相手に会いにいく途中、一樹に捕まってしまったのだった。
麻美はその事を百合亜に謝罪する。そんな母を見て、百合亜は自分に優しくしてくれた優樹を一樹が激しく殴った事、外出しても脅されていて逃げられなかった事、瀕死の優樹に無理矢理とどめを刺す様仕向けられた事を語った。
その日は百合亜の誕生日で、それから百合亜は自分の誕生日が嫌いになってしまった。麻美は、百合亜が生まれた誕生日が好き、何があっても百合亜は自分の娘だ、と百合亜をきつく抱きしめるのだった。
そこへ、一樹から警察に電話がかかってくる。「早くゆりりん僕に返してくださいよ」

大胆不敵にも一樹から警察への電話で終わった前回でした。

オリエンタルラジオの藤森さん、怪演光ってますね。新境地開拓といった所でしょうか。

 

どうなる?13(サーティーン)最終話のあらすじ

最後までどどーんとネタバレしています。再度ご注意願います。

それぞれの葛藤

一樹の声が警察内に響き渡る中、百合亜と麻美も駆けつける。百合亜は受話器を奪い取る様にして、一樹に麗花の無事を確認する。

麗花を解放するには、明日百合亜と2人きりで会う事が条件だと一樹は要求した。警察は百合亜に協力を要請するも、麻美は激しく抵抗し今迄何もしなかった警察を詰なじる。

一旦自宅に帰った百合亜と麻美だったが、百合亜が玄関先で麗花の父に襲われた。警察を呼ぶ様に言う百合亜の父・宗一(神保悟志)に対し、麻美は気持ちが分かると言って反対する。百合亜は一樹に会う事を決断し、麗花の父に安心する様告げる。

麻美と宗一は行かせても行かせなくても、どちらにしても後悔すると話合う。百合亜は眠れない夜を過ごす。

百合亜、ついに一樹と再会

翌朝、百合亜は初恋の相手・渉(井上祐貴)に会いに行く。婚約を隠していた後ろめたさや13年前の事件の責任を感じた為、渉はぎこちない態度になる。百合亜はそういうのはもうやめてほしいと伝える。次に会う時は笑ってと告げ、百合亜は渉の元を立ち去った。

警察と合流し、百合亜はGPS機能のついたブローチを渡される。永井(青柳翔)は百合亜に厳しい取調べをした事への謝罪をするが、百合亜はお互いやるべき事をやるだけだと割り切っていた。

オフィスビルのロビーで待つ百合亜を、多数の刑事達が見守っている。そんな中、百合亜は何かに気付き動き出す。ギリギリまで追跡を待った為、刑事達は百合亜を見失ってしまう。

百合亜はかつて一樹と写真を撮った証明写真のボックスの前に立っていた。カーテンを開けると、そこには麗花を抱いた一樹が座っていた。

「やっと会えたね、ゆりりん」

ロビーで百合亜を探す佐緒里の前に、エレベーターに乗った麗花が現れる。その手には百合亜に渡したブローチが握られていた。

地下駐車場で車の助手席に座る百合亜を発見した永井は、背後に隠れていた一樹に襲われ昏倒してしまう。

13年間の決着

麗花は無事に両親の元に戻った。しかしそこに百合亜の姿が無い事に、宗一は激しい憤りを感じる。一樹の居場所について警察は麗花に聴取を求めるが、麗花の父に拒絶されてしまい麗花は自宅に帰る事となる。

百合亜は椅子に座らされ、手を拘束されていた。そんな百合亜を、会いたかったと一樹が抱きしめる。百合亜は私も会いたかった、みんな自分の事ばかりで私の事はどうでもいい、私には一樹しかいない、と言って拘束を解いてもらう。2人はしっかりと抱き合った。

お風呂が沸いたと一樹の服を脱がせた隙に、百合亜は一樹のピストルを奪い取る。一樹に向け引鉄を引くが、弾丸は入っていなかった。一樹はこれはおもちゃだと言い、百合亜の手から奪った銃で百合亜の頭を殴りつけた。

永井は意識を取り戻し、一樹の車のナンバーを佐緒里に伝えた。麗花が家に帰された事を知り、何故取調べをしないのか、13年間辛い想いをした少女の結末が悲劇で終わっていいのかと永井は訴える。

永井は麗花の自宅へ赴き、捜査への協力を要請するが父親に再度拒否される。そこへ宗一・麻美・百合亜の妹千帆(石川瑠華)が現れた。宗一は土下座をして、麗花に会わせてほしいと懇願する。

麗花の父は一同を招き入れ、麗花と面会させる。麗花は何も話さずやはりまだ無理かと思われたその時、麗花はおもむろに絵を描き始めた。そこには線路越しに見えるスカイツリーが描かれていた。

それを元に佐緒里は一樹の居場所の割り出しを始める。

百合亜はまるで少女の様な真っ白いワンピース姿になり、ベッドに手錠で繋がれている。一樹はその隣に横たわり、幼い頃から続いた父親の虐待、母の家出やネグレクト、学校の作業員だった自分に唯一優しくしてくれた百合亜の事を語り始めた。

一樹は百合亜の首にナイフを当て、2人だけの世界へ行こうと話す。部屋には練炭が炊かれ、目張りもされた。

百合亜は一樹に手錠を外してくれる様に頼む。手錠が外された百合亜は一樹にキスをするが、次の瞬間一樹の舌を噛み部屋から逃げ出す。一樹は百合亜が押さえるドアを開けようとするも、意識が朦朧とし始め倒れ込む。

外に出た百合亜に向かってくる様に、パトカーが次々到着して来た。その内の1台から宗一・麻美・千帆が飛び出し、百合亜に駆け寄って来る。母、妹、そして父の腕の中で百合亜はようやく安堵した様に目を閉じるのだった。

1年後

百合亜は27歳の誕生日を家族で祝っていた。13年間を耐えられたのは、家族の思い出があったからだと百合亜はみんなに告げる。

私、なくした物の事はもう考えない。前を向いて生きていく。

 

百合亜の成長と逞しさに感嘆

とにかく桜庭ななみさんの演技が素晴らしかったですね。

最初の頃百合亜は本当に13歳のまま頼りなく、おどおどするばかりでした。それが何があっても揺るがない家族の愛情を感じる事で、ぐんと成長していきます。

最終話ではしっかりと自分の立場、相手の立場を考えられる26歳の女性になっていましたね。渉や永井とのやりとりには逞しさすら感じられて、とても嬉しくなってしまいました。

その変化を見事に演じ切った桜庭ななみさん、ステキでした。これから大注目の女優さんですね。

スペシャル | 13（サーティーン） | 東海テレビ

13（サーティーン） - 13 歳から 13 年間行方不明となっていた少女・百合亜。彼女が突然家に戻ってきた時、止まって…

 

短期集中で全話見ちゃおう

「13(サーティーン)」はFODプレミアムで全話視聴する事が出来ますよ。(2020年9月現在)

「13(サーティーン)」は最近珍しい4話完結のスプリンタードラマです。週末一気見するのにオススメですよ。百合亜とその家族の成長を是非動画で楽しんでみて下さいね。

イギリス発オリジナルドラマについてはこちらの記事をご覧下さい。

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