13(サーティーン)2話:誘拐犯役は藤森慎吾。元恋人の井上祐貴の心境は?

はい!こんにちは、こんばんは!優子です。

私が注目している「大人の土ドラ枠」で、またまた面白いドラマが始まっています。

ドラマ『13(サーティーン)』、いい意味でも悪い意味でもヤバいドラマでした。

 

今回は注目のドラマ 「13(サーティーン)」第2話についてお話しようと思います。

 

ドラマ 13(サーティーン)とは?

13歳から13年間、行方不明になっていた少女がある日発見される。

彼女は誘拐され、13年もの間、監禁生活を送っており隙を見て裸足のまま逃げ出してきたが…。

気になる第1話のあらすじはこちらをどうぞ。

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ドラマ『13』2話の主な登場人物:キャスト

相川百合亜:桜庭ななみ

13歳の時に行方不明になるが13年後、裸足で歩いている所を保護される

「ずっと監禁されていた」というが犯人へ繋がる供述をなかなか出していない。証言への障壁になっているのは一体何か?

相川宗一:神保悟志

百合亜の父。事件後、妻とは折り合いが悪く別居中だったが、百合亜の為に13年前の家庭を再現するため帰宅している。

相川麻美:板谷由夏

百合亜の母。事件をきっかけに家族はすれ違っていく。現在は百合亜の妹・千帆と2人暮らし。

相川千帆:石川瑠華

百合亜の妹。姉のいない間に家族はすれ違い両親は別居、行方不明だった姉が突然帰り複雑な気持ちに。

日置渉:井上祐貴

百合亜の元恋人。とんでもない事件に巻き込まれた百合亜を気に掛ける。

永井敏彦:青柳翔

事件を担当する刑事。先輩田辺にちょくちょく”カツ”を入れられている。

田辺佐緒里:遊井亮子

事件を担当する永井の先輩刑事。事件を冷静に観察し被害者の行動に疑問を投げかける。

黒川一樹:藤森慎吾(オリエンタルラジオ)

13年前に百合亜を連れ去った張本人。

 

ドラマ『13』2話:ストーリー

この先、内容にネタバレが含まれます

ついに浮上した犯人

帰ってきた百合亜がどこへ行くとも告げずに外出したため失踪したと騒ぎになります。

家では家族が言い争い、すでに壊れた関係なのに仲良しのふりをするのは無理があったと妹・千帆は口に出してしまいました。

そんな中、外出していた百合亜が帰宅。異様な雰囲気の中、母・麻美だけが百合亜を気遣い抱きしめる。

警察の捜査が進んでいない中、隣町で8歳の少女が誘拐され、その様子を防犯カメラが捕らえていました。百合亜にその映像を見せると一瞬おびえた様子を見せ、犯人の顔がわかると「カズキ…」とだけつぶやき苗字は知らないとそれ以上答えません。

このままではらちが明かないと刑事2人は13年前の事件簿を洗いなおしていました。百合亜の中学時代のスナップ写真の中に防犯カメラに映っていた男性を見つけます。

その男の名前は黒川一樹

一樹は百合亜の中学に用務員として勤めていました。百合亜に再度、男の事をたずねますが知らないと答えるばかり。佐緒里は百合亜が何か隠しているとますます疑いを深めました。

さらに浮上した別の人物

その日帰ると、相川家では百合亜26歳の誕生日を祝い、麻美は心を開いてもらえるよう努めているのですが家族の不調和は隠しきれません。

冷めた目で見つめる千帆は、「ねえ、毎日どんなご飯食べてたの?」と露骨にずけずけと聞きましたが麻美にたしなめられました。仕方なく席を立ってテレビをつけると隣町で起きた誘拐事件のニュースが…。防犯カメラの映像と共に、犯人が百合亜を13年間監禁していた人物と同一の可能性もあると報道されます。

消しなさい!」と千帆に父母が注意するも意外な事に百合亜は、「消さないで!」とはっきりと発言しました。

その頃…一樹は連れてきた少女・麗花を椅子にくくり付け、食事を食べさせていました。

一樹「前に居た子もおいしいって言ってたんだ。僕の恋人”ゆりりん”って言うんだ~。」

いっぽう、警察は黒川の手がかりにつながると踏んで、黒川の母親・キミコを訪ねて介護施設に来ていた。

佐緒里と永井が一樹の写真を見せるのですが、キミコは認知症の症状が進んでいるのか反応が乏しい。

しかしある1枚の写真にキミコは激しく反応を示します。

「ゆうくん!ゆうくん!」

その写真には大きく写った一樹の後ろ、少し離れた場所に一人の青年が写っていました。施設の女性もそれを見て、「これ息子さんですね。この人ならたまに来ていました。」と。

2人は帰って戸籍を調べますが戸籍には載っていませんでした。しかし近所への聞き込みで、一樹に弟がいた事に確信をもちます。

黒川”ゆうき”はずっと引きこもりだった為母親が面倒を見ていました。しかし、15年前にキミコが若年性アルツハイマーで施設に入院すると一樹が引き継いだはずですが、その弟のゆくえは解りません。

百合亜は夢を見ていました。それは頭にけがをして朦朧もうろうとする”ゆうくん”と、その前で斧を手に持ちおびえる百合亜。百合亜の隣には一樹が。

優子
この先は完全にネタバレが含まれます。先にドラマで楽しみたいという方は最後へ!そして、私の考察を見てくださいね!

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13年間の状況変化

うなされていた百合亜は汗をかきながら目を覚ます。キッチンに向かう途中、父が見知らぬ女性と電話で話すのを聞いてしまいました。

次の日、かつてのボーイフレンド・渉が誕生日のお祝いにと花を持ってきました。

百合亜は妹・千帆に化粧品を貸してほしいと頼みましたが、下手な百合亜の手つきをみて化粧を代わりにしてあげる千帆。

渉と百合亜は2人で出かけ思い出の公園へ。そこで百合亜は渉からプレゼントを渡されました。百合亜がいなかった13年の間に流行った百合亜の好きそうな曲が入ったipod。2人で入った曲を聴いていると、百合亜の目から涙があふれ出しました。

百合亜「ずっと渉君の事を考えてた。あきらめなかった。いつか助けに来てくれるかもって。」

渉「ごめん。俺何にもできなくて。」

百合亜「いいの。会えたからいい。」そう言って渉に抱きつく百合亜。戸惑いながらも背中に手を添える渉

その様子を何者かが写真に撮っていました

数時間後、ネットニュースに先程の渉と百合亜が抱き合う姿の写真がアップされていることに千帆は気が付きました。すぐに渉にもその話しは伝わり、渉は恋人のミサに問い詰められました。

ミサには13年前の恋人とはいえ渉の行動が理解できない様子で激しく問い詰められます。渉は百合亜が辛い目に合ってきた上に、頼る相手がいない事もあり力になってあげたい様子です。

ミサにとって百合亜がライバルだったのか、13年前も今も魔性の女だと言いきっています。

渉はミサが百合亜を誤解していると立ち去ってしまいました。

すれ違いと歩み寄り

家に帰った百合亜は家族に問い詰められていました。特に父・宗一は軽率だ行動には気をつけろと…。百合亜は宗一を睨みつけ「パパにそんなことが言える?私は人に見られて恥ずかしいことなにもしてない。」そう言い席を立つ。

渉と話しをしてくると言って出て行こうとする百合亜を宗一が力ずくで引き留めようとしましたが、百合亜は抵抗を示しました。

百合亜「触らないで!わたしもう26だよ?大人なんだよ。セックスだって知ってる。パパがよその女の人と夜中にこそこそ電話してるのも解ってる。遠慮しなくていいよ。好きにすれば。ただ私が会いたい人にあうのを邪魔しないで!」

宗一「おまえのことが心配なんだよ。」

百合亜「心配なんかしなくていい。私はずっと1人で生きてきたんだから…」

家を飛び出した百合亜の視線の先には渉が。渉もこちらに向かって歩いてきている。百合亜は目を輝かせた

2人が駆け寄り話そうとしたその瞬間、渉の元にミサが駆け寄り、ひっぱるように腕に手を回しました。

ミサは百合亜に声をかけました。「久しぶりだね。」と…。ミサは、いま渉と暮らしていること、互いの両親に挨拶を済ませ今年中に入籍する事を渉にもらった指輪を見せながら話しました。

13年は長く渉の隣にいたのは自分で百合亜の時間は止まっていたかもしれないが私や渉の時間はずっと動いていた。だからもう邪魔しないでと。

百合亜は呆然とし2人の顔から視線を落とすと、その瞳から光が消えていく…

その様子を遠くから見つめている千帆。

百合亜は自宅に戻ると、おもむろに冷蔵庫を開け残った誕生日ケーキを取り出した。床に座り手づかみでどんどん自分の口にケーキを押し込んでいく。

そこに千帆が帰ってきた。千帆は、「男に振られてやけ食いなんてみっともない」と言いつつ百合亜の隣に座りました。
すると同様にケーキを手づかみでほおばる。

千帆「わかるよ。私も経験あるから。こっちも色々大変だったよ。パパとママは喧嘩してばっかだし、就活は上手くいかないし。お姉ちゃんがどんなひどい目に合ってたかわからないけど、こっちはこっちで大変だったんだよ。だからもう、自分だけ不幸だったなんて顔しないでよ。」

千帆を見つめる百合亜。

千帆「パパに言いたい事言ったときカッコ良かったよ。」

2人でケーキをほおばり、姉妹は互いに微笑みあう。絆が生まれた瞬間だ。

永井と佐緒里は黒川邸へ向かい床下を調べていた。するとそこには布に包まれた白骨が…。
佐緒里「あの子が隠していたのはこれだったのよ。

百合亜は箱の中から逃げ出した時に着ていた白いワンピースを取り出すと、ポケットから指人形を取り出した。

それは誘拐されてきた当時、百合亜を和ませようとゆうきがあやしてくれた時の指人形だった。

嬉しかった思い出を確かめるように、百合亜は指人形を人差し指につけひょこひょこと動かし見つめていました。

つづく・・・

優子
切ないです…。誰にも話せない苦しさ、今ある状況への葛藤かっとうが伝わってきます。

 

元恋人・日置渉(井上祐貴)の心情は?

私の考察ですが、渉はちゃんと中立を守っているように見えました。現在別の恋人がいることを言い出せなかったのは、百合亜にさらなるショックを与えない、ただそれだけだと思うんですよね。

背中に手を添えた時も、どうしたらいいのかわからない、そんな戸惑いを感じました。

まだ百合亜は家に帰って数日。慣れない生活や世の中、家族との関係に戸惑っているでしょうし、家にマスコミが押しかける事を想像すれば気遣うのは普通の行動かと思います。

ミサの不安も良くわかるので一概に彼女を批判は出来ません。正直に不安な気持ちを爆発させてしまったんだろうと思います。

優子
それぞれの立場や思いを想像すると、とっても切なくなりますね。

 

誘拐犯:藤森慎吾の怪演とこれからの見どころ

今回、犯人役の藤森慎吾さんは出演していたシーンが少なかったのですが、かなりのインパクトでした!

その様子から、次回3話の演技は怪演と呼ぶにふさわしいものになるのではないでしょうか!?その様子が見られる次回予告をどうぞ。

今回、誘拐した犯人・一樹をサクッと紹介しました。

というのも第2話でダイレクトに犯人一樹が出てきたことからわかるように、この作品は犯人を捜す部分が主題ではないんですね。犯人を捜すのではないならいったい…と思いますよね?

誘拐された百合亜の行動や心理、誘拐した一樹の心理、13年ぶりに迎える家族の心理、13年ぶりに再会した元恋人の心理、それぞれに焦点があてられています。

これからそれぞれがどんな行動をし、発言をするのか目が離せません!

優子
次回号泣してしまう予感がしますが、展開が楽しみです。
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