「アンサングシンデレラ」11話最終回あらすじと感想。みどりが選ぶ道

優子
みなさん、こんにちは。優子です。
奈美
ママが好きなドラマがまた終わっちゃうね。
優子

そうなの~!とってもさみしいわ。

 

9月24日の放送で「アンサングシンデレラ」が最終回を迎えました。

前回は瀬野の命の選択、治験に関しての話でした。

前回のお話はこちら

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今日は最終回のご紹介します。

 

「アンサングシンデレラ最終回」11話あらすじ

本編のネタバレが含まれます。

葵みどりが瀬野章吾の承認を得て、抗がん剤治験薬の投与を始めてから2年が経とうとしています。

今の葵みどり

葵は萬津総合病院ではなく、遠く離れた分院である萬津産婦人科で働いていました。

そこには、毎日新しい命が生まれ、そして、出産に向けて何かしら事情を抱えた妊婦さんが入院していました。

そこでみどりは忙しくも充実した日々を過ごしているようでした。

そこへ、小野塚が葵を訪ねてやってきたのです。

久しぶりの再会に喜ぶみどり。薬剤部の近況を聞き、簑島心春が研修生として実習に来ており、相原は指導担当として過ごしているなど近況を聞き、うれしく思うみどりなのでした。

そして、瀬野が不在の分、緊急薬剤師を任されていると話す小野塚。みどりの顔が曇り、やはり、瀬野への治験投与に責任を感じているようでした。

小野塚はそんなみどりに萬津総合病院に戻らないかと誘いますが、みどりは今の仕事が大事であるとその誘いを断ります。

そこへ産婦人科から呼び出しがきたのでした。

“ふつう”の妊婦

てんかんの持病を持っている妊婦の向坂千歳が自宅で倒れたと入院してきました。

てんかんの薬を毎日服用していると思われていた千歳。今回は貧血で倒れたと言い張ります。

付き添いに来ていたお母さんは「娘のことはわかっています。」と少し病院に警戒心を持っている様子でした。

向坂千歳(土村芳)

35週目の初産婦。Webデザイナー。

持病としててんかんを持っているが、7年間は発症していない。

 

向坂世津子(朝加真由美)

千歳の母。幼い子頃に千歳がてんかんを発症。以降、“普通ではない”といい、過保護に管理している様子。

 

星名優(入山法子)

31週目の初産婦。元保育士。

子宮頚管長の短縮で入院している。1回流産を経験。

薬品:リトドリン薬を服用。

 

入院してきた千歳だが、てんかんの薬をこっそり捨ててしまいます。

それをたまたま見ていた星名。みどりは薬の減り具合で薬を飲んでいると思っていました。

 

ある日、星名がリトドリンの副作用で手が思い通りに動かしにくいことをみどりに相談します。

一度流産を経験している星名は薬の影響で赤ちゃんに何かあってはと不安になります。

みどりは赤ちゃんを守るためであると星名を説得するのでした。

 

また、星名は千歳がてんかんの薬を捨てていたことをみどりに打ち明けます。

みどりが千歳に確認すると千歳は薬を捨てていたことを認めるのでした。

ずっと、母親から“普通ではない”“普通の妊婦ではない”と言われてきた千歳は自分に自信がなかったのでした。

7年間てんかんの発作が出ていないので、もう薬を飲まなくても大丈夫。“普通の妊婦”になれると思ったのでした。

優子
千歳にとって、”普通”であることが自分を評価することだったのかな?

 

「誰のための出産するのか」と聞く、みどり。

「赤ちゃんのために出産をするために薬は飲みましょう」と説得をするのでした。

 

その日の夜、星名と千歳は初めておしゃべりをします。

星名は元保育士であり、子どもの中にてんかんの子がいたこともあり、てんかんのことを少し知っているようでした。

今までてんかんについて周りから理解してもらえないと思っていた千歳は理解してくれる星名に一気に親近感を抱き仲良くなるのでした。

これからの出産・産後のスケジュールを改めて説明していく中で”普通ではない妊婦”を心配する母世津子と千歳が、持病を抱えパートナーもいない千歳がどのように子どもを育てていくのかについて衝突します。

もうお互いに頼らないと衝突する2人。

みどりは後日母世津子に会いに行き、世津子の想いを聞くのでした。

 

そんなとき、千歳が破水をしてしまいます。

逆子でもあるので緊急帝王切開をすることに。

子宮頚管も併発しているため、星名に使っていたリトドリン薬を使用しようとしますが、在庫がない状態に。

 

みどりは一体どうやって、千歳の出産を乗り越えていくのでしょうか。

 

てんかんとは

てんかんは突然意識を失ってしまうなどの「てんかん発作」を繰り返す病気です。

その原因や症状は人それぞれであり、乳幼児から高齢者まで発病する可能性があります。

重症度は千差万別で、小児期に発病した人が、成人になれば完治してしまう良性の特発性てんかんもあります。

全体としては2/3から3/4の患者さんは抗てんかん薬の服用で発作は止まります。日常生活にも支障はありません。

 

子宮頚管長とは

子宮頚管の長さは一般的に3.5~4センチほどとされています。

この長さは個人差によりますが、妊娠をし、赤ちゃんが日々大きくなり出産が近くなれば至急が落ちてきて子宮頚管も短くなってきます。

この長さが短いと切迫早産になってしまうリスクが高いということになります。

切迫早産のリスクを減らすために自宅安静か入院ということになります。

 

リトドリン薬とは

切迫流産や切迫早産の場合に子宮収縮を抑えて赤ちゃんが未熟児で生まれてくるのを防ぐ薬です。

副作用として、動機やほてり、指や手の震え、頭痛や吐き気などがあります。

これからの葵みどり

萬津総合病院では、みどりを薬剤部に戻そうと販田部長が躍起になっていました。

実際に販田部長自らが萬津産婦人科に訪れ、病院の人々にみどりに戻るように説得をお願いしてきます。

そして最終兵器として、ある人物がみどりのところへ訪れるのでした。

みどりはそこで今の気持ちを打ち明け、これからどうしていくのか改めて決意を新たに、患者のために働ていくのでした。

 

「アンサングシンデレラ最終回」 感想

優子
うわ~ん。私も子どもを出産したときのことを思い出して涙が止まらなかったわ。
奈美
出産って大変なんだね。まだ想像できないな。
優子
でもみどりのような薬剤師さんがいてくれると出産に不安があっても安心できるかも。

 

みどりはみどりなりの前を向いて歩いていく姿にとても感動をしました。

多くの人たちからも感動したという声が届いています。

「アンサングシンデレラ 最終回」感想

・やっとアンサングシンデレラ最終回みれた、、、毎回泣かされたけど最終回は訳のわかんないとこから泣き始めて自分でもわけわかんなかった

・アンサングシンデレラ最終回 泣けた。出産は本間泣ける。 早産俺もしかけて1ヶ月半入院してたし 色々思い出してもーた。 んで、圭様かっこよすぎて こんな人おらんかな、思うわ。

今更ながらアンサングシンデレラ見終わったー!最終回泣きっぱなしだった……出産に関するドラマは自分と重ねてしまうな…。

アンサングシンデレラ最終回みてる。出産したい。人が人を生むって凄いなー(T_T)

 

命に向き合う女性たちのお話でした。

まだ「アンサングシンデレラ」最終回を見ていない方は動画配信サービスで見ることができます。

「アンサング・シンデレラ」はFODプレミアムで視聴する事が出来ます。(2020年10月現在)