次から次へと展開するハラハラなストーリーと、新たな登場人物が続々と出てくるのは、観ていて本当に飽きませんよね!
いや、ママが言うのもわかるけど、このウォーキング・デッドはその「ウォーカー」っていうゾンビだけじゃなく、生き残りをかけた中での様々な人間模様がやっぱり最高に面白いんだよ!
いろんな駆け引きや裏切りとか、地獄のようなシチュエーションだからこそ生まれる愛とか。
そう!最初は無愛想に見えるけど、とっても男らしくて男泣きするようなところもあって、ダリル役のノーマンはウォーキング・デッドの中でも人気No.1らしいよ!
というわけで、今回はシーズン4のご紹介です。
今までのシーズン3からまた新たな登場人物も加わって、スリリングな展開になっていきます。
特に総督とリックたちの最後の戦いは本当に見応えありますし、相変わらず死んでも死んでもいくらでも出てくるウォーカーをなぎ倒しながら、「終着駅」を目指す刑務所の住人たちと、その人間模様も目を離せません。
そしてクライマックスでは、とうとう「終着駅」に到着するメンバーたち。
そこで待っていたものは?
このシーズン4に続くシーズン5の第1話ではなんと今までのケーブルテレビの視聴率記録を更新してしまいました。
それぐらいこのシーズン4からシーズン5まで続く流れは目が離せません。必見です!
”あなたは生き残ることができるか・・・?”
ウォーキング・デッド シーズン4の新たな登場人物
ボブ・ストゥーキー:仲間がいなくなり、独りでさまよっていたが、ダリルとグレンに見つけられて仲間に。とても気さくで明るい好青年。
リジー・サミュエルズ:ミカの姉。変わった考えを持っていて、ウォーカーを怖がらずに友達になれると思っている少女。
ミカ・サミュエルズ:リジーの妹。リジーとは違い、ウォーカーの怖さを理解している少女。
タラ・チャンブラー:総督が転がり込んだアパートにいた住人。気は強く言葉使いも悪いが、心根は優しい女性。
エイブラハム・フォード:科学者のユージーンを何としてでもワシントンD.C.へ連れていき、世界を変えたいという強い使命感を持った元軍人。
ロジータ・エスピノサ:テキサスでウォーカーたちと戦っているところを、エイブラハムに拾われたスタイル抜群の女性。
ユージーン・ポーター:知識が豊富で、エイブラハムとロジータと共にワシントンD.C.へ向かう科学者。
ギャレス:「終着駅」でリーダーとして指揮を執る男性。
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ウォーキング・デッド シーズン4のあらすじ(全16話ネタバレ解説)
第1話 嵐の前の静けさ
総督たちの凄まじい襲撃に耐えきったリックたちは、ウッドベリーに残された人たちを刑務所に仲間として迎え入れていた。元から刑務所にいたメンバーが委員会となってまとめるようになり、刑務所には平穏な日々が訪れていた。
敷地内に畑を耕し、野菜を作り、家畜を育てる。そんなある日、リックは一匹の豚が死んでいるのを見つける。何かがおかしいと思いながらも特に原因のようなものは見当たらなかった。
キャロルが子どもたちへ本の読み聞かせをしてる最中に、少年のパトリックが気分が悪いと言って席を外す。その夜パトリックは気分が悪くなり、シャワーを浴びている最中に倒れ込んでしまう。
そして彼が目を覚ますとウォーカーになっていた。
第2話 新たな脅威
ウォーカーとなったパトリックは、D棟に向かって歩き始める。
D棟で眠っていた住民に噛みつきそこからまた連鎖してウォーカーになると、D棟の中はパニック状態になった。
リックたちが異変に気づきなんとかウォーカーを始末するが、12人が亡くなった。
死んだパトリックや他のウォーカーの状態を見ると、何かに感染してしまっているようだった。
咳が出始めることが感染したときの症状だ。するとD棟で生き残った住人たちも、次々に咳をし出すのだった。そうなると、リックたちメンバーも感染しているかもしれず、危険が身に迫ってた。
第3話 集団感染
タイリースは自分の愛していた女性カレンが、燃やされた状態で死んでいるのを発見する。怒り狂ったタイリースは、リックに「リーダーなら絶対に犯人を見つけろ!」と詰め寄り勢い余って殴りかかると、リックが反撃し殴り合いのケンカに発展してしまう。
ある日タイリースの妹であるサシャや刑務所で唯一の医者、そしてD棟で生き残った人々が全員感染していることがわかる。さらにその後グレンも発症。発症した者は別の棟へ隔離されることになった。
いてもたってもいられないハーシェルは、自分が発症するのを覚悟で隔離されているみんなを治療するためにその棟へ入っていく。
また、ダリルたちは距離が遠い獣医科大学へ抗生剤を探しに出かけるが、向かう道中でウォーカーの大群に囲まれてしまう。
第4話 傷だらけの絆
カレンを燃やした犯人を探していたリックだが、現場を検証していく中でそれがキャロルだと気づく。リックはキャロルと街へ物資を調達に出かける。
一方、ウォーカーの大群からなんとか抜け出したダリル、ミショーン、タイリース、ボブの4人は、獣医科大学でもまたウォーカーたちに襲われる。しかし、ここでもなんとか逃げ切ることに成功する。
物資を見つけた後、リックはキャロルに「もう一緒に住むことはできない」と宣告する。
リックは生きていたかもしれないカレンを、簡単に殺してしまったキャロルの怖さを感じると、カールやジュディスを一緒に生活させてはいけないと思ったからだ。
そしてキャロルは、1台の車といくらかの物資を持って1人で消え去っていくのだった。
第5話 遠のく希望
グレンやサシャなど、刑務所の中で感染した住人たちは苦しんでいた。症状はひどくなり、そのまま放っておくと死んでしまうような苦しい状態のうえに唯一のドクターまで発症してしまう。
リックは、刑務所の外にあるフェンスを押して突き進んできているウォーカーたちをなんとか食い止めていた。しかし、ついにそのフェンスは破られてしまう。
大量のウォーカーが敷地の中へなだれ込んでくるが、リックとカールが応戦し止めることができた。ちょうどそこへ、ダリルたちが帰ってくる。
刑務所の方は、ハーシェルやマギーがウォーカーと戦いながら、瀕死のグレンやサシャを守っていた。そこでダリルたちが持ち帰った抗生剤を投与すると、徐々に回復していく。
数人の犠牲者を出したが、なんとか乗り切ることができたのだった。
第6話 葬られた過去
総督は、シーズン3でリックたちの刑務所を襲撃した後、仲間たちの大半を殺してしう。ウッドベリーも焼き払い、総督はすべてを失くして独りでさまよっていた。
くたびれ果てたその格好は、もうかつての総督ではなくなっていた。
そんなとき、総督はあるアパートに転がり込む。そこには4人家族が住んでいた。タラとタラの父親、姉のリリーとその娘のメーガンだった。
家族は最初はかなり警戒していたものの、一緒に過ごすうちに総督が危険だと思わなくなったため、一晩だけ泊めることにした。
一晩だけのつもりが、徐々に家族は総督と打ち解けていく。しばらくすると父親が末期のガンで死亡。
残った3人の家族と総督は家を出て、別のもっと安全な場所へ移動することにしました。移動の途中、総督は洞穴に落ちるが、かつての部下だったマルティネスが偶然にも助けてくれるのだった。
第7話 蘇る過去
マルティネスはキャンプを張り、そこのリーダーをしていた。自分がリーダーで仕切っていたマルティネスは、総督たちを迎え入れる。
そしてマルティネスは以前と違い丸腰になった総督を見下し、色々と命令をだすようになっていく。
丸腰になった総督は家族をすっかり気に入り仲良くなると、ずっと忘れていた幸せの感覚を少し思い出していた。総督はリリーに惹かれ、そして娘のメーガンを大切な存在だと思うようになる。
しかし、マルティネスは「かつての記憶は消せない」と総督の気持ちを脅かすようになっていた。
総督は、せっかくつかみかけた幸せの種を邪魔するマルティネスを放っておけなかった。
そして総督はついにマルティネスをウォーカーの餌食にして殺してしまう。
マルティネスがいなくなり、次のリーダーを誰にするかでキャンプ内でもめていたが、総督が作戦を立てたり、ウォーカーを退治するうちに、みんなの中に総督への信頼が生まれていく。
総督は自分のやってきた過去はやっぱり消せないと自問し始めます。そんなとき、総督は1人でリックたちのいる刑務所へ偵察に向かうのだった。
第8話 最後の決戦
総督は刑務所の外で作業をしていたハーシェルとミショーンの2人組をを捕まえる。
そして2人を人質にとると、キャンプのみんなにこう切り出した。
「ここは危険だ。北に刑務所がある。そこは安全だからオレたちが住もう。今刑務所にいる奴らは殺人者たちで、生かしてはおけないんだ。オレの娘も殺され、この目もやられた。だから今度はオレたちが乗っ取って住むんだ。」
そう言って総督はリリーとメーガンを安全な場所へ隔離すると、キャンプのみんなで刑務所へ向かう。
総督と刑務所のリーダーであるリックの話し合いが開始された。
リックに刑務所を渡すように持ちかける総督。「渡さないならハーシェルとミショーンの命はない。」とリックを脅す。
しかしリックは、出ていっても自分たちには行くあてもなく、小さな子どもたちや病人もいるから無理だと総督に言い返す。リックは総督へ、共に、一緒にこの刑務所で生きていこう、と提案する。現に今、かつての敵だったウッドベリーの人間たちと一緒に暮らせていると。
しかし…総督は「ウソだ!」と言うと、捕らえていたハーシェルの首を掻っ切って殺してしまうのだった。
それを見たリックたちの怒りは頂点に達し、反撃に出る。そしてここから戦闘が開始された。
その最中、安全な場所にいたはずのメーガンはウォーカーに噛まれて死んでしまっていた。そしてそのメーガンを連れてきたリリーの目には涙が…。
総督は後に引けなくなり、仲間と刑務所へ突入する。最終的に、犠牲者は出たもののリック側が勝利を収めるのだった。
総督はミショーンに刺され瀕死の状態に。そして、最後のとどめを刺したのは、なんとリリーだった。
第9話 そして、独りに
なんとか勝利したリックたちだったが、刑務所はウォーカーだらけになってしまい、戻ることはできなかった。生き残ったみんなは逃げ出すもバラバラに。
バスで逃げ延びた者たちや、乗り遅れた者たち、ダリルとベスは生き残ったが逃げ遅れ、リックとカールは一緒に逃げ延び、ミショーンは1人になっていた。
リックとカールは、ある家に逃げ込み戦いでボロボロになった体を休めながら身を潜めることにします。そこには食料もあったので、なんとかしのぐことができました。
そんなとき、ミショーンが偶然2人を発見するのでした。
第10話 生存者たち
最後まで戦っていたダリルとベスは2人残ったが、なんとか刑務所を出て森の中でさまよい他の仲間を探していた。
一方タイリースは、リジーとミカの姉妹、ジュディスと一緒に居た。森の中でウォーカーたちに襲われながらもなんとか生き延びていたが、そんなとき、偶然キャロルに助けられるのであった。
マギー、サシャ、ボブの3人も一緒にいた。そしてバスで逃げたはずのグレンを探しに動き出す。
3人がしばらく探していると道の真ん中に止まっているバスを発見。しかし中にはウォーカーが!そのウォーカーたちはかつて刑務所で自分たちと一緒にいた人たちだった。
1人1人確認してグレンがいないか確認するが、グレンはいない。マギーは泣き崩れた。
グレンは実は刑務所で気絶していた。ふと目が覚めると周りはウォーカーだらけ。なんとか逃げ出さなければならないと、独りで逃げようとしたその時、1人で座り込んでいるタラを発見する。
グレンとタラはなんとか逃げ出すが、ウォーカーを退治した後にグレンが倒れてしまう。そこへ軍用の護送車に乗った謎の3人組がやってきた。
第11話 危険なよそ者
リックとカール、そしてミショーンはとある一軒家で身を潜めていた。リックはまだ体調が万全ではなかったため、ミショーンとカールは2人で物資の調達へ出かける。
1人になったリックがその家で休んでいると、何やら数人の男たちの声が聞こえてきた。
侵入者だ。すぐさまリックは隠れながらやり過ごそうとするが、相手の1人に見つかってしまい、なんとか殺して逃げ切る。しかし他のメンバーに顔を見られてしまうことに。
そのころ、目を覚ましたグレンは、護送車の荷台にいた。横にはタラがいたが、運転席にいるのは謎の3人組だった。
3人組は、エイブラハムとロジータとユージーンといって、ユージーンは科学者で人類を救うためにワシントンへ向かっているとのことだった。
エイブラハムはウォーカーの扱いに慣れているグレンに一緒にワシントンへ同行して欲しいと頼むが、グレンはマギーを探さなければならないから無理だと断る。
そこへウォーカーが現れ、ユージーンが銃を乱射してしまい、護送車が故障したため移動できなくなってしまう。仕方なく5人は行動を共にすることにする。
侵入者たちの目を盗んでなんとか逃げ切ったリック。そこへ戻ってきたカールとミショーンが合流し、線路沿いに脱出することに成功する。その途中に、「この道を進むと『聖域(サンクチュアリ)』がある」と大きく書いた看板を見つけるのであった。
第12話 本音の杯
ダリルとベスは森の中をさまよいながら、なんとか生き延びていた。食料などの物資を探していたが見つからず、ガラガラヘビやリスを獲って食べなければならないような状況だった。
そんなやりきれない状況の中、ベスは今までハーシェルに止められていたお酒を飲んでみたいと言い出す。
2人はある建物の中で密造酒を見つけ、ゲームをしながら酒を飲んだ。ダリルは少し酔っぱらい、今までほとんど口にしなかった愚痴を語りだす。ダリルは弱みを見せていなかったが、ベスに指摘されたことが図星で動揺する。
ベスの父ハーシェルが殺されたのも、何も出来なかった自分のせいだと言って、やるせない感情をあらわにするダリル。互いに自分のつらい過去をさらけ出し、残った酒と一緒に燃やしてしまおうと家ごと火をつけて燃やしてしまう。そしてまた歩き出したのであった。
第13話 孤独と温もり
マギーとサシャとボブはまだ3人で一緒にグレンたちを探していたが、途中で「生き残るための終着駅」と書かれた看板を見つける。それは、すべての道は「終着駅」へ繋がっているからそこを目指せというメッセージだった。
マギーとボブは終着駅へ向かうことを決めるが、サシャは罠じゃないかと疑っていた。しかし結局は向かうことに。
ダリルとベスはある家に侵入して、物資もあったので安全だと思っていたが、犬に連れられたウォーカーたちがやってきて、たちまち囲まれる。中へ入ってきたウォーカーからもなんとか逃げ延びたが、ベスが謎の車に連れ去られてしまう。
途方に暮れたダリルは道の真ん中に座り込んでいた。すると、6人組の男たちに囲まれてしまうのであった。
第14話 正気な狂気
キャロルとタイリースたちもまた、「終着駅」を目指していた。そして途中の森の中である家を見つける。そこは水もあり、しばらく休養するにはちょうどいい場所だった。
ある時、キャロルはリジーが外庭でウォーカーと遊んでいるのを見つける。飛んでいってウォーカーを殺したキャロルはリジーに責められる。
リジー:「逃してあげようとしただけなのに、どうして殺すの!?私の友達なのよ!?」
キャロル:「何言ってるの!!死にたいの!?」
リジー:「みんな何もわかってないのよ!」
そんなやり取りをしていたが、ある日事件が起きてしまう。
リジーが妹のミカを殺してしまったのである。殺した理由は、「死んでもまたウォーカーになって生き返るから…。」と。それを証明したかったからだ。リジーはそれだけではなく、ジュディスもミカと同じようになれるとほのめかした。
リジーのことを危険だと思ったキャロルは、リジーは誰とも一緒に住めないからどうしようもないとタイリースに相談する。
そしてキャロルはリジーを外へ呼び出し射殺するのであった。
その夜、キャロルは自分がカレンを殺したことをタイリースに告げる。銃を渡し、「殺してもいい」と伝えるが、タイリースは思いとどまったのであった。
第15話 トンネルの彼方へ
皆バラバラになってはいたが、それぞれが「終着駅」を目指していた。
ダリルは囲まれた6人組と不信感を持ちながらも独りよりマシだと思い、行動を共にしていた。
グレンとタラ、エイブラハムとロジータとユージーンの5人組は、線路沿いにマギーを追いかけていたが、トンネルにぶち当たってしまう。
エイブラハムたち3人はトンネルは中も見えないし逃げられないので危険だから迂回すると言った。しかし、グレンは時間がないからトンネルを突き進むと言う。そしてタラもついて行くと。そこで5人は別れた。
トンネルの途中まで歩くと瓦礫が崩れており、ウォーカーたちがその下敷きになっていた。そこを乗り越えて前へ進むと、その奥にはさらにたくさんのウォーカーがさまよっている。しかしグレンはそれでも突き進むと言うのだ。
進む途中にタラが瓦礫で足を挟んでしまい、グレンが1人でウォーカーたちと対峙するが、数が多くてもう絶体絶命だった。
とその時、ウォーカーたちの背後から車のライトが照らされ、一斉に射撃を浴びせてウォーカーたちを抹殺する集団が!
エイブラハムたちだった。そして、その中にはマギーもいた。グレンとの感動的な再会だった。そうして、グレン、マギー、サシャ、ボブ、タラ、エイブラハム、ロジータ、ユージーンの8人で「終着駅」を目指すようになる。
そして、8人はついにその「終着駅」に到着した。
第16話 終着駅
リックとミショーン、カールは3人で「終着駅」を目指していた。
夜になり、ある場所で3人でいたところを、いきなり男たちに囲まれる。すると、その中になんとダリルが!
その男たちは、前にリックがとある家で見つかりそうになった時に殺した男の仲間たちだったのだ。リックの顔に銃を突きつけて、すぐに殺そうとする男たち。しかしダリルが止める。
「殺るならオレをやれ」と。
男たちはダリルをリンチして、カールを捕らえ、いたぶり始めた。リックは怒り出し、相手のボスの男の喉を噛み切って殺してしまう。なんとかミショーンとダリルも反撃に出る。そして最後にカールをいたぶった男を、リックはズタズタにして殺した。
4人はついに「終着駅」の近くまでやってきた。リックは念のためだと言って、武器を「終着駅」のフェンスの外側に埋める。フェンスを乗り越えて侵入した4人は裏口のような場所から建物の中へ入っていった。
入り口を入ると、建物の中には無防備な人たちが仕事をしていた。一見とても安全で人々も警戒心のない穏やかな人たちに見えた。
「ようこそ、終着駅へ」
そう言って、リックたちを歓迎したのはリーダー格のギャレスという男だった。
ギャレスの部下からコミュニティを案内すると言われ、リックたちはついていく。
しかし、リックは異変に気づく。部下がポケットに見たことのある懐中時計を入れているのが見えたからだ。リックはその部下を捕まえようとしたが、周りからいっせいに、武装したギャレスの手下と思われる者たちに取り囲まれてしまう。
リックたちはなんとか逃げていたが、それはある場所ににおびき寄せられただけだった。
そして四方を完全に包囲されてしまった。
ギャレスに、左側にあるコンテナの方へ順番に行けと指示される4人。そしてコンテナに閉じ込められてしまうが、中にはグレンたち8人が先に閉じ込められていたのである。
最悪の形での皆の再会だったが、リックは言い放った。
「奴らは後悔することになる。悪い相手を怒らせてしまったからだ。」と。
ウォーキング・デッド シーズン4の見どころ
シーズン3で総督たちとの戦いの後、リックたちはウッドベリーの住人たちを刑務所へ迎え入れ、やっと平穏な日々を送っていました。
でも、謎の伝染病が流行りだし、一緒に住んでいた仲間が次から次へと死んでウォーカーへ変身してしまうのは、本当に怖さを感じます。
ウォーカーと化してしまった仲間を殺さなければならないツラさや、伝染病の原因がわからない苛立ちが皆んなを襲います。
お話している現在(2020年4月現在)はちょうど時期的にコロナウィルスが急激的に流行りだしていますが、実際にウィルスが原因で感染者が増え、死者が増えているのもとてもリアリティがあって恐怖を感じます。
独りになってさまよっていた総督がやっと信頼できる家族に出会って、心も徐々に変化していき、その人たちを守りたいから平和的に解決することを望みだしたのですが、ふとしたことから昔を思い出し、やっぱり今さら自分にはそんなことは出来ないと考え始めます。
ハーシェルとミショーンを人質にとったシーンでは、リックが「お互いのために一緒に住もう!」、「みんな辛い過去を忘れて共存しよう!」「我々にだったら出来るはずだ!」と訴えかけますが、結局それも総督には届かなかったのです。
「そんなのウソだ!」と言って人質のハーシェルの首を刀で切り、殺してしまいます。
観ていてとてもショックなシーンでした。
過去や過ちを変えられるという信念がある人と、絶対に無理だという人のたった1つの選択が、その他大勢の人たちを巻き込んで、とんでもないような事態を招いてしまったという話でした。
周りの仲間が次々と死んでいく。殺しても殺しても次から次へとやってくるウォーカーたち。もう体力的にも精神的にも限界に来ていて、何が正しいのかもわからない。それでも人は生き残りたいと思う生き物です。
少しでも望みがあるならと、「終着駅」を目指す人々。人間が持つ生き残りたいから最後は信じたい、という気持ちを逆手に取って利用するギャレスたち。
それと同時に、人類の未来を救うことのできるユージーンをなんとしてでも生き長らえさせ、決してあきらめない人たち。
このシーズン4では、ウォーカーだけではなく、人間の本性や感情によって行動が変わっていく様子は本当に恐ろしいということが、より伝わってくるようになりました。
ウォーキング・デッドを観られるところは?
シーズン4が終わるとすぐにシーズン5を観たくなるはずですが、この機会に一気に観ちゃいませんか?
現在インターネットの環境があれば、すぐに下記の配信サービスで見られます。
はじめは無料で提供しているところもあるので、ぜひあなたもウォーキング・デッドの世界にどっぷりと浸かってみてください。