こんにちは福です!
今回はスピルバーグ監督作品のブリッジ・オブ・スパイについてお話していこうと思います!
この作品実は実話に基づいているってご存知でしたか?
まずはブリッジ・オブ・スパイをご覧になっていない方のために簡単にあらすじをご紹介します!
スピルバーグ監督作品「ブリッジ・オブ・スパイ」のあらすじ
冷戦真っ只中の1957年
ルドルフ・アベルはソ連のスパイである。彼はブルックリンにて諜報活動をしており、画家に扮していた。しかし、FBIは彼を見逃すことはなかった。アベルはある日、滞在していたホテルで逮捕されてしまうのだ。
その頃、弁護士であるジェームズ・ドノヴァンはある一報を受ける。ソ連のスパイ、アベルを弁護してほしいとのことだった。もちろん、それを引き受けるには大きすぎる覚悟が必要だった。敵国のスパイを弁護しようものなら非難は必至。例えその要望が連邦裁判所弁護士会の弁護士全員の推薦だとしてもだ。
しかし、公平を期すためにドノヴァンはアベルの弁護を受け入れた。そのことを妻のメアリーに伝えたところ、猛反対されてしまう。家族に危険が及ぶこと、彼女が心配するそれはドノヴァンもわかっていたことだった。
打ち合わせを行うために、ドノヴァンはアベルの拘置所を訪れる。そこで初めてアベルと面会し、彼の承諾を得るとともに政府と取引をしないことを確認した。
しかし、どう考えても初公判までに十分な証拠が揃うとは思えなかった。ドノヴァンは後半の延長を求めたが、敵国のスパイに対しての目は厳しいものだった。死刑になって当たり前である、と判事は聞く耳を持たなかった。圧倒的に不利な状況であるが、ドノヴァンはどうにかならないものかと頭を悩ませた。
そして、1960年
その時ドノヴァンは押収されたスパイ道具を確認しに向かう。その時に捜索令状に記載されていた罪状が今回のものではないことを知る。ドノヴァンはこのことを判事に訴えるが却下される。
しかしドノヴァンは諦めなかった。判事の自宅を直接訪れ、そこで「もし今後アメリカ人がソ連の捕虜になってしまったときにアベルは交換材料として使える。そのため、死刑を執行してはならない。」と訴えたのだ。
判事は最初こそ懐疑的だったが、アベルを生かしておくことは切り札として使えるだけなく、彼はただ祖国に忠誠を誓っているだけの無害な人物であることを説得すると、判事の心証が変わり、死刑を免れることができた。
その後、ニューヨークへと戻ったドノヴァンは、東ドイツから送られてきたアベルの妻だという人物の手紙を彼に見せる。しかしそれを見たアベルは妻によるものではないと断言する。
その頃、フランシス・ゲイリー・パワーズは、偵察機に乗り込み、カメラによる偵察をしていた。しかし、ミサイルにより撃墜してしまい、ソ連に捕らえられてしまう。パワーズは禁固10年の判決が下る。
ドノヴァンはCIAのアレン・ダレス長官と会い、手紙はアベルを国民と認めたくないソ連が東ドイツを経由して送ってきた、アメリカ人パイロットを捕まえたと伝えるものだと言われる。
まさにそれはドノヴァンが判事に訴えたもので、アベルを捕虜の交換材料として使える状況だった。ダレス長官は彼に民間人としてスパイ交換の交渉役を担うよう依頼する。
ドノヴァンは交渉を開始するため東ベルリンにあるソ連大使館を目指し、東ベルリンに入っていく。
そこでドノヴァンはアメリカ人留学生のフレデリックが恋人と西側への逃走をしていたところ捕らえられてしまったと報告を受ける。
フレデリックはまだ学生で若かったために、最初こそはアベルとパワーズの交換でしたが、ドノヴァンの強い正義感のもと、アベル一人に対してパワーズとフレデリックの二人を交換することを主張する。
厳しい条件故、交渉は混迷を極めた。
ジェームズ・ドノヴァンの活躍は実話だった⁉︎
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本作「ブリッジオブスパイ」が実話を元に制作されているのも驚きでしたが、その元小説もゴーストライターによって書き上げられたというので二度驚きです!
この重厚なストーリーはお見逃しなく!
(2020年8月現在)
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