【死役所】ドラマ:最終話「お気を付けて」幸子(安達祐実)との出会い

国内ドラマ
優子
ついに終わってしまったわ…。
福
あれかな？死役所？
優子
そう。今回も涙なしでは見られなかったの。

ついに「死役所」が最終回を迎えました。

シ役所の職員は自分の事を語ることが少ないので謎ですよね。シ村もそうです。

今回シ村の謎が明らかになり冤罪の理由が明かされています。

それでは涙なしでは見られない「死役所」最終回についてお話しします。

今回もネタバレを含みます。ネタバレ前に見たい方は最後へどうぞ！
目次

登場人物

  • シ村 （市村正道） – 松岡昌宏：シ役所総合案内を務める職員
  • ハヤシ （ 林晴也） – 清原翔：シ役所総合案内を務める職員
  • ニシ川 （ 西川美和子） – 松本まりか：シ役所自殺課の職員
  • イシ間 /（石間徳治） – でんでん：シ役所他殺課の職員

  • 市村幸子 – 安達祐実：シ役所職員シ村の妻
  • 市村美幸 – 松本笑花：シ役所職員シ村の娘
  • 蓮田栄山 – 吹越満：加護の会・教祖

 

前回のドラマ『死役所』：第９話「加護の会」

シ役所を訪れたお客様の名前は寺井修斗（柄本時生）。特徴的な両手の指で輪を作りつなげて見せるポーズは「加護の会」の印でした。

彼は容姿端麗な上に高学歴で優秀な弟にコンプレックスを感じて生きていた為、行き過ぎて卑屈になることさえありました。

ひょんなことから「加護の会」と出会い、なんのてらいもなく「弱さがあっていい、あるがままのあなたを愛します」と言われたことで癒され入会しました。

家族を離れる寺井に家族が帰ってくるよう説得しますが寺井は口論の末、家を飛び出すと事故にあい亡くなってしまいました。

寺井がシ役所にやってくるとシ村に声をかけられます。「加護の会に入られていましたか？」

そして”市村幸子”を知らないか？とシ村に尋ねられましたが寺井は幸子と会ったことがなく知りません。

シ村はがっかりしましたが、残念そうな顔をしていると思い出したように寺井から、特別な加護を受けている人たちの中にその名前があったかもしれないというとこまでは聞き出せましたが…。

優子
詳しい話はこちらの記事をどうぞ。
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ドラマ『死役所』：最終話「お気を付けて」

シ村の記憶

シ役所のロビーにて凛（佐々木みゆ）を見つめるシ村（松岡昌宏）とイシ間（でんでん）。

２人が成仏する日がやってきました。イシ間は「シ村さんの娘さんと同い年くらいかな…。」とシ村に話しかけました。シ村は娘・美幸（松本笑花まつもとえみか）の事を思いだしていました。

シ村の娘・美幸は絵具や泥しか口にせず妻・幸子ゆきこの料理を食べようとしません。

幸子が病院に連れて行くと、医師からは美味しいご飯を作って食べさせるよう指導され、このままでは死んでしまうと言われてしまいました。

そのことから幸子は自己嫌悪におちいり「おいしいご飯を作らない自分のせいで娘は死ぬ！」とパニックを起こしノイローゼぎみです。

加護の会へ

そんな折りに、幸子は近所で加護の会のチラシを貰いました。そのチラシには「あなたを解放します」の文字が…。

追いつめられていた幸子は「心が解放されれば治るかもしれない」とシ村を説得して「加護の会」を尋ねる事にしました。

３人は見学に行き食事を出されましたが、そこでも美幸は食事を口にしません。

教祖の蓮田栄山（吹越満）に話しかけられた幸子は、娘が病気かもしれない事を話しました。しかし蓮田からは「そのままを受け入れ愛すことだ」と言われるだけで３人は帰宅することになりました。

食事をとらない事で死んでしまうかもしれない恐怖に押しつぶされた幸子は、再びパニックを起こします。

ある日シ村が帰宅すると、もう一度加護の会へ行ってくると手紙を残し、妻の幸子も娘の美幸もいませんでした。

遅くなっても帰宅しない２人を心配し、シ村は加護の会へ向かいました。すると美幸は建物から出てきましたが妻はここに居ないと言われます。

何でも幸子は修行中とのことで、１週間後に来るよう言われ反論するもらちがあかない様子から、シ村は美幸を連れて一旦帰宅する事にしました。

１週間後、シ村は再び加護の会を訪ねるも、妻・幸子に会えない事に激高し蓮田栄山を殴り暴れたため、栄山からは今戻してもあなたが危険だと一度帰って冷静になってから来るよう言われてしまいます。

娘の死と冤罪

失意の中シ村が帰宅すると、庭先で腹部から血を流し美幸が死んでいました…。

第１発見者で親でもあるシ村は、警察から容疑者として厳しく取り調べを受ける事になります。美幸の胃の中からは絵具や泥が検出され虐待をしていたと思われているためです。

犯人だと思っている警察は毎日シ村に「お前のような非道な人間、初めて見た」「人間のクズだ」と暴言と暴行を加え、自白を強要しています。

精根尽き果てたシ村はついに認めてしまいました。

私がやりました・・・。

糸が切れたように嘘の自白をしたシ村の顔にはシ役所でみせるあの妙な微笑が。

シ村は実の娘を殺した罪で死刑になりました。そしてシ役所職員になり妻を待っている。
一緒にいればきっと幸せな家庭を築ける、そう思えたたった一人の女性に会うために…。

だから今もこれからも、シ村はずっと彼女を待ち続けお客様を迎えにロビーに立っているのでした。

お客様は…仏様ですから。

＝完＝

 

妻・幸子（安達祐実あだちゆみ）とシ村との出会い

１９６０年、市役所の職員だったシ村はけがをした中年女性を助け、おぶって家まで送り届けました。

中年女性は幸子のおばで唯一の家族です。シ村は送り届けたその時に幸子に出会い、横顔がきれいという理由で絵のモデルを頼まれる事になります。（幸子は絵描きです）

何度か通ううちにひかれあう２人はやがて結婚する事になります。

優子
２人が惹かれあう穏やかなやり取りからは、あたたかいひだまりのような未来しか感じないんですよね。事件が起きる前は美幸ちゃんが偏食である事以外はとっても普通の幸せな家族でした。

 

まとめ・第２期を待つ！

シ村は完全に冤罪であることが解りました。また幸子は娘を心配して加護の会へ行きましたが修行の為か、美幸と隔離された状態になってしまいどこにいるかわからない状態です。シ村が冤罪であったことから美幸を手にかけた犯人はだれなのかも気になります。

悲しい気持ちになる事もありますが、ドラマ『死役所』は毎回ゲストの人生を丁寧に見せてくれた素晴らしいドラマでした。１話完結と言っていい作りですが、最終回のシ村の妻や娘について完結しないという内容だったので２期目があると信じています！皆さんもこの世界観にどっぷり浸ってみてください。それではまた！

優子
何度見ても泣けるドラマなのでおすすめですよ！
思わずいっき見！ドラマ『死役所』はParavi、Netflix、TSUTAYA TV、U-NEXT、amazonプライム・ビデオ、dTV 、music.jp で見ることができます。（2020年10月現在）