『シャーロック』ってどんなドラマ?
制作年 | 2010年 |
制作 | BBC |
ジャンル | ミステリー |
話数 | 3話 |
キャスト | ベネディクト・カンバーバッチ |
マーティン・フリーマン | |
ルパート・グレイヴス | |
ウーナ・スタッブズ | |
マーク・ゲイティス | |
監督 | ポール・マクギガン/ユーロス・リン |
脚本 | マーク・ゲイティス/スティーヴン・モファット |
シーズン1のあらすじ
ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)は、アフガニスタンで軍医として働いていたが、その経験からPTSD(心的外傷後ストレス障害)となり、片足を引きずる生活を送っていた。
ロンドンでルームシェアをする相手を探していたジョンは、友人からシャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)を紹介される。シャーロックは自身を“社会病質者”と自称している変わった男だった。
2人はシャーロックがかつて、夫の死刑判決を手伝ったハドソン夫人(ワーナ・スタッブス)から、ベーカー街の”221B”の2階を借りることとした。
借家に着き、落ち着こうとした瞬間シャーロックは殺人事件の現場に呼び出される。
彼はコンサルタント探偵を名乗っており、スコットランドヤードのレストレード刑事(ルバート・グレイヴス)から捜査が行き詰まると協力を要請されていた。
シャーロックとのルームシェアを切っ掛けに、ジョンも事件の数々に巻き込まれていくこととなる。
ですが、シナリオが緻密(ちみつ)に組まれており、話の内容が濃いので十分に満足感がありますよ。
各話のあらすじ
第1話 ピンク色の研究
ロンドンで謎の連続自殺事件が発生。スコットランドヤードは、自殺として捜査を行っているとの発表を行うが、その会見場にシャーロックから「違う」とのメッセージが届きます。
ルームシェアの部屋から呼び出されたシャーロックはワトソンを連れ、現場へと向かいます。
殺害された女性はピンクのスーツにピンクのスーツケースを持っていました。彼女も連続自殺事件の被害者だと推理したシャーロックは、あることに気づき、ジョンを置いてどこかへ去っていってしまいます。
自殺に見せかけた連続殺人、その手法とは?
第2話 死を呼ぶ暗号
シャーロックはある日、銀行家である知人から「当行で事件が発生したため、君に調査を頼みたい」とメッセージを受けます。
ワトソンと2人で向かってみると、前会長の部屋の壁に謎の落書きが黄色いペンキで残されていました。落書きの犯人を突き止めてほしいと依頼されるシャーロック。
彼は、落書きが暗号となっていることを突き止めメッセージの先へと向かいますが、そこには死体が…。暗号を残したのは誰なのか。死体は殺人によるもの?真相を求めシャーロックは推理を始める。
第3話 大いなるゲーム
ここ最近事件がなく、シャーロックは退屈していました。「静かで平和で穏やかな日々は、ムカつかないか?」などと文句を言っている、そんな彼に事件を届けるかのように、221Bの向かいの建物が爆発されます。
爆破現場にはシャーロック宛のスマートフォンが残されており、そこには「12時間以内に謎を解いてみせろ」との挑戦状が。
爆弾魔からのゲームに負けると新たな爆発が起こる。シャーロックは爆破を防ぐことができるのでしょうか。
キャスト紹介
シャーロック・ホームズ役/ベネディクト・カンバーバッチ
主役である、シャーロック・ホームズを演じたベネディクト・カンバーバッチは、この作品への出演により人気が爆発しました。
1976年生まれで、2002年に俳優デビュー。2014年公開の映画『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』では天才数学者の役を演じており、2017年には『ドクター・ストレンジ』で主人公の天才脳外科医ストレンジ役に抜擢されるなど、頭の良い切れ者の役を演じることが多いようですね。
映画『ホビット』(スマウグ/サウロン役)にもキャスティングされており、『シャーロック』で相棒を演じたマーティン・フリーマンと再び共演を果たしています。
ジョン・ワトソン役/マーティン・フリーマン
シャーロックの相棒、ジョン・ワトソンを演じたのはマーティン・フリーマンです。
1971年生まれで、イギリスで社会現象を巻き起こしたコメディドラマ『The office』に出演したことで一躍有名となりました。
『シャーロック』での演技を評価され、英国アカデミー賞の助演男優賞を受賞。2012年には映画『ホビット』にて主役のビルボ・バギンズを務め、ベネディクト・カンバーバッチと再共演しました。
レストレード警部役/ルバート・グレイヴス
スコットランドヤードの警部、レストレード役を務めるのはルバート・グレイヴスです。
1963年生まれで、英国の実力派俳優として人気です。1988年の映画『眺めのいい部屋』などで有名となり、その後も多数の人気ドラマや映画に出演してきました。
ゲイの役を演じたりと演技の幅も広く、『シャーロック』への出演で再び脚光を浴びました。
マイクロフト役/マーク・ゲイティス
シャーロックの兄、マイクロフトを演じるのはマーク・ゲイティスです。
1966年生まれで、脚本家や、小説家としても活躍しているマルチな人物です。『シャーロック』でも脚本を担当しています。
シーズン1では、第3話に脚本家としても関わっています。
『シャーロック』以外にもドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』にも出演しています。
ジム・モリアーティ役/アンドリュー・スコット
モリアーティといえば、原作の『シャーロック・ホームズ』でも黒幕として有名な人物ですね。
今作で、悪のトップを演じるのはアンドリュー・スコットです。
1976年生まれで、アンドリュー・スコットもこの『シャーロック』を切っ掛けとして脚光を浴びています。2012年には本作で英国アカデミー賞の、テレビ部門助演男優賞を受賞しました。
『007』シリーズや、『アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅』などにも出演し、舞台主演にも抜擢されるなど、その後の活躍も目覚ましいです。
『シャーロック』はどこで見られる?
Netflix/FODプレミアム/TSUTAYA TV/amazonプライム・ビデオ/Video market/クランクイン!ビデオにて配信中です。(2020年4月現在)