“音楽の神様に愛されるのは、誰か?”
今回は私がこの映画についてご紹介します。
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若きピアニストたちの共演、 映画『蜜蜂と遠雷』が自宅で観られる!!
でも、なんで今?
『蜜蜂と遠雷』って??
原作は恩田陸の長編小説『蜜蜂と遠雷』
2019年10月4日に公開された映画『蜜蜂と遠雷』。
原作は『夜のピクニック』『ユーニジア』などの作品で有名な恩田陸。
長編小説『蜜蜂と遠雷』は第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞とW受賞している作品。
この小説、文字から音楽が聴こえてくると言われるほど、音楽の描写が繊細な作品なのよ!
作者の恩田陸は何度も何度もピアノコンクールに足を運んだそう!!
『蜜蜂と遠雷』あらすじ
作品の舞台となるのは3年に1度開催される”芳ヶ江(よしがえ)国際ピアノコンクール”。
このコンクールは若きピアニストたちの登竜門と呼ばれ、
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」
というジンクスが囁かれています。
そして今年も若きピアニストたちがそれぞれの信念を抱き、このコンクールへと挑戦していきます。
この物語の中では、その中から4名のピアニストたちにフォーカスが当てられます。
- 「復活の神童」栄伝亜夜
- 「不屈の努力家」高島明石
- 「信念の貴公子」マサル・カルロス・レヴィ・アナトール
- 「祝福の異端児」風間塵
4人それぞれがピアノに対しての熱い想い、そして信念を持ちコンクールへ参加してきます。
一次予選、二次予選と競い合っていく中で、彼らは悩み、葛藤し、そして互いに刺激し合い、成長し、”覚醒”していきます。
そんな中、音楽の神様の祝福を得られるのは誰なのか?
コンクールのその先に待ち受けているのは?
最後に残るのは誰なのか?
音楽を実写化するって大変そうだもんね。
豪華なキャスト陣!!
母を亡くし、ピアノ界から消えた天才少女、亜夜役には、松岡茉優。
妻子を持ち社会人奏者、最後の挑戦をする努力の天才、明石役には、松坂桃李。
最有力候補として優勝への期待に葛藤する、マサル役には、森崎ウィン。
今は亡き音楽の神と呼ばれるピアニストからの推薦状を持つ謎の少年、塵役には、鈴鹿央士。
期待の新人、鈴鹿央士くんも超可愛い!!
そして美しい曲の数々、演奏者は実力派ピアニスト達!!
作中の中に課題曲として出てくる『春と修羅』というオリジナル楽曲があります。
この作品の中で4人が課題曲として演奏する『春と修羅』。
この曲は、国際的に評価される作曲家・藤倉大が原作に忠実に書き上げたものになります。
原作作家の恩田陸も納得の楽曲に仕上がっています。
ちなみにこの4人の奏者には、それぞれ実力派のピアニストが選ばれ、”実写化不可能”と言われた楽曲たちを演奏しています。
亜夜役には実力派ソリスト、河村尚子。
明石役には羽生結弦と共演した、福間洸太郎。
マサル役にはマサル同様、海外で育ち、上皇后陛下の前で演奏経験もある、金子三勇士。
塵約には18歳にして国際コンクールで優勝した、藤田真央が担当。
この4人が劇中で演奏した楽曲を収録した4種類のインスパイアード・アルバムも発売されています。
いつから?どこで観られるの?
配信は、2020年4月8日より!
素敵な音楽に癒されたーい。
見逃せない!!ピアニストたちの奏でる美しいハーモニー
まるでドキュメンタリーを見ているようなそれぞれのピアニストたちの物語と葛藤、苦悩、そして成長。
”実写化不可能”といわれた楽曲たちをそれぞれのキャラクターの心境に合わせ演奏する実力派のピアニスト達のメロディー。
とっても素敵な映画なので是非観てくださいね!!