『家政夫のミタゾノ』第2話に出てくる人気ラーメン店の秘密とは?

皆さんは『家政夫のミタゾノ』というドラマをご存じですか?『家政婦は見た!』『家政婦のミタ』に続く、「みた」もじりの家政婦シリーズです。

優子
『家政婦のミタ』は平均視聴率40%の超話題作でしたよね。続きが気になって仕方なくて、毎週わくわくしながらテレビの前にスタイバイしてたわ~。
『家政夫のミタゾノ』もかなりインパクトのある作品です。一言でいうならツッコミどころ満載
突然朝の情報番組のような家事テク講座が始まったり、「〇にも○○な物語」みたいな解説シーンが挟まったりと、ドラマらしくない斬新な演出がもりだくさんです。
『家政夫のミタゾノ』は家政夫のミタゾノさんが様々な家庭にお邪魔し、家庭内の問題を巧妙に暴き出して解決に導くストーリーです。
優子
ストーリーは単純明快で分かりやすく、一話完結型なので、どの話から観てもすんなり理解できますよ!
これまでに第1~第3シーズンが放送されており、2020年4月から第4シーズンが放送されています。
今回は、第4シーズンの第2話でミタゾノさんがお邪魔したラーメン店の秘密に迫っていきます!

『家政夫のミタゾノ』のミタゾノさんってどんな人?

主人公のミタゾノは、なぜか女装している家政夫。

家事の手際がよく、あまり知られていないような意外な家事テクもたくさん知っており、家政夫としての腕は一流です。

依頼のあった家庭に派遣され、家事を行うのですが、彼は家庭内の問題に首を突っ込むのが大好き毎回その家の秘密を暴き出しては、おかしな方向へと一件落着させてしまいます。

また、超人的な身体能力を持っており、ギャグアニメさながらの非現実的なアクションシーンもあります。

第4シーズン第2話のあらすじ

ミタゾノが派遣されることになったのは、人気ラーメン店の店主の家。店主の妻が腰を痛め、代わりに家事をやってほしいとのこと。

ラーメン店には3人の従業員がおり、毎日頑固な店主の怒鳴り声に耐えながら働いていました。

ある日、店主の藤原は経験の長い従業員、河原に麺打ちを任せることを決めます。

ところが翌朝のこと。河原が店に現れず、開店30分前だというのに準備がほとんどできていない状態に。

優子
そこで救世主ミタゾノさんの登場です!
今からチャーシューを作るなんて無理だと聞いたミタゾノは、豚バラ肉を使ったなんちゃってチャーシューをその場でささっと作って見せ、一同を驚かせます。
藤原はミタゾノの腕を買い、店を手伝ってほしいと頼みます。
実はこのラーメン店のスープにはある秘密がありました。果たしてその秘密とは…?
優子
この話では、油汚れの効率的な落とし方や、意外なもので作るパンケーキのレシピも学べますよ!

 

第4シーズン第2話の主な登場人物

藤原力也

ミタゾノが派遣されたラーメン店の店主。頑固で、従業員への当たりがきつい。

藤原奈美

力也の妻。藤原に内緒でインスタントラーメン化の事業を進める。

河原

ラーメン店の従業員。一番経験が長い。

後藤

ラーメン店の従業員。

フォー

ラーメン店の従業員。ベトナム国籍。

 

(ネタバレ)ラーメン店の店主が長年隠していた秘密とは?

以下、ネタバレとなります。

藤原の不審な行動

「スープ作りなんて100年早い!」と、どうしても弟子である従業員にスープ作りを教えようとしない力也

ミタゾノは、それが単に厳しさから来るものではないことを見抜いていました。

また、力也はインスタントラーメン化は邪道だとしていましたが、妻の奈美は密かにインスタントラーメン化の事業を進めていました。

ある日の夜、従業員のフォーが忘れものを取りに店に戻ると、近くの部屋から妙な物音が。覗いてみると、力也が何かを激しく砕いているようでした。

翌朝、他の従業員にそのことを話すと、「スープのダシにする豚骨を一生懸命砕いているんだろう」とのこと。

突然の閉店宣言

力也は、河原の次に経験の長い後藤に麺の打ち方を教えることにします。後藤が打った麺はまずまずの出来でした。

力也はそれを常連客の磯辺に食べてもらうよう、後藤に言います。後藤がラーメンを持っていくと、手が滑って磯辺の服にラーメンをこぼしてしまいます。

力也は後藤を怒鳴りつけ、突然「責任をとって店を畳む」と言い出し、その場にいたお客さんをお金を取らずに追い出してしまいます。

優子
何もそこまでしなくても…。店を続けてくれた方がお客さんのためになるのに。

秘伝のスープの正体

混乱する現場にミタゾノの部下が来て、「河原さんが来なくなった原因が分かった」とのこと。理由は、単に面倒臭くなっただけでした。

一同が呆れる中、力也がポツリと「ちょうどよかった」。

そこでミタゾノが、後藤が手を滑らせた丼ぶりには油が塗ってあったことを伝えます。

さらにミタゾノは、奈美が隠していたインスタトラーメン化事業の契約書を力也に見せます。力也は激怒し、「それだけはできない」

優子
緊迫感を増す現場。ここでミタゾノさんが、スープの正体を種明かししちゃいます。

ミタゾノが(ダチョウ倶楽部のように)軽くジャンプすると、天井から大量のしょうゆ味のインスタントラーメンが。全て袋は開いており、粉末スープだけが抜き取られていました。

ミタゾノは、しょうゆ味のインスタントラーメンの粉末スープにラード・豆乳を加えると豚骨スープのような味を再現できる、と言います。

つまり力也は、インスタントラーメンの粉末スープを使って豚骨スープを作っていたんです!

力也は開店当時、スープがおいしく作れないことに悩んでおり、インスタントラーメンの力を借りてしまったとのことでした。

優子
詐欺じゃん!どうりでインスタントラーメン化に反対していた訳ね。罪悪感があったのかも。
スープが好評だったため、力也はスープの細工をやめるにやめられず、店を畳む機会をうかがっていたのです。
そのきっかけ作りとして、どんぶりに油を塗ってわざと後藤にラーメンをこぼさせたのでした。
また、フォーがあの夜に目撃したものは、処分するためにインスタントラーメンの乾麺を砕く力也だったのでした。

消えた頼みの綱

力也に呆れて後藤も店を出て行ってしまい、客も弟子も失った藤原。

するとただ一人残った従業員のフォーが、店のスープの味を自力で再現させてみせると言い、作り始めます。

味見した力也はフォーの実力を認め、彼に店を任せることにします。

2週間後。

力也のラーメン店はあっさりと潰れていました。

フォーが母国ベトナムに帰り、ラーメン店を開業したとのことでした。

優子
一見、フォーは力也を裏切ったように見えるけど、フォーは自力でスープの味を再現させたんだから彼の手柄なのよね。

 

まとめ

『家政夫のミタゾノ』第4シーズン第2話ではミタゾノがラーメン店に派遣され、「店主がインスタントラーメンの粉末スープを使って店のラーメンを作っていた」という秘密を探り出します。

その結果、店主は客も弟子も失ってしまったのでした。

優子
自業自得だけど、弟子には大迷惑よね。スープ作りを学びたいと頑張ってきたのに、そのスープが誰でも作れる安価な味だったなんて!
『家政夫のミタゾノ』の第4シーズン第2話は、
テレビ朝日公式サイト(5月22日まで)
GYAO!(5月22日まで)
TVer(終了まで一週間以上)
で見逃し配信を見られます。また、第1~第3シーズンはTSUTAYA TVU-NEXT・amazonプライム・ビデオで見られます。
(2020年5月11日現在)