「未解決の女」最終話。真犯人を突き止める文字の神様波瑠と鈴木京香

優子
みなさん、こんにちは。優子です。

「未解決の女」の最終章の後編が9月17日に放送されました。

奈美
最終回って聞くといつもさみしい気持ちになるな~
優子
今回も「特命捜査対策室」第6係のチームチームワークと文字の神様とともに事件を解決していくわよ~。

前回あらすじはこちら。

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最終話「影の斜塔(後半)」あらすじ

下記、ネタバレを含みますのでご注意ください。

前回、逃走中であった富野が第6係に電話をしたところ、室長の古賀が電話に出ました。

そこで、富野は古賀を呼び出し、2人は対面をすることに。

古賀が目を離した隙に拳銃を古賀に向け、引き金を引いた場面で前回は終わりました。

今回はその続きからです。

 

幸い、急所を外して、軽傷のケガで済んだ古賀。

なぜ富野は古賀を撃ったのでしょうか?

富野は警察の中でも狙撃の名手と言われていました。なので、殺そうとしたというよりは何か事情があり、あえて軽傷で済むように撃ったのではないかと推測します。

そもそも、富野はなぜ逃げているのか?

それを、古賀は電話で聞きました。

 

「未解決の女」最終話 富野が持っているもの。

富野は10年前にあったとある事件の重要書類をもっていました。

その重要書類を第6係の矢代に渡すべく、電話をかけてきたそうです。

その重要書類とは、小野塚によって不正に取り調べられて作られた、10年前の冤罪事件の証言記録だったのです。

証言記録を矢代に渡すことで、第6係が真相を突き止めてくれると思ったのでした。

 

「未解決の女」真犯人までの道筋

若林弁護士と小野塚は裏でつながっていました。

富野が逃亡する前に家に押し入り、ケガをさせたのは若林弁護士の秘書であることがわかります。

古賀と富野が会う場所で、若林弁護士の秘書も姿を現したのです。

「古賀に資料を渡したら今度は古賀が秘書に狙われてしまう」と考えた富野は、あえて古賀に向けて撃ったのでした。

 

奈美

でも、なぜ、2人が落ち合うことを知っていたのかしら?

誰にも富野と会うことを言っていなかった古賀。

つまりは、第6係は盗聴されていたのです。

 

優子
盗聴されていたら、全部筒抜けよね~

 

今回の古賀のケガのことで、矢代は小野塚参事官に呼び出され、職務怠慢だと捜査から外されてしまいます。

しかし、逆に第6係は富野を確保し、真相を暴くことが使命であると決意を新たにするのでした。

 

「未解決の女」10年前の冤罪

10年前の事件とは、“ヒイラギ製薬会社”での同僚殺害事件のことです。

その事件の犯人とされたのが、“釘野洋介”でした。

釘野は、当時製薬会社の経理を担当。

同じ同僚である野田とともに、製薬会社で行っていた医療用麻薬を横流しし、多額のお金を手に入れていたというのです。そして、野田を「金銭目的で殺害した犯人」として罪をでっちあげられたのでした。

ヒイラギ製薬会社の顧問弁護士はなんと若林。

ここで若林弁護士が何か関わっていることにつながるのです。

 

小野塚参事官と若林弁護士の不正

文書捜査のエキスパートである鳴海は、若林が構える法律事務所の相談役を務める、警視庁のOB牧野孝蔵に会いに行きます。

警視庁OB牧野VS鳴海

10年前、牧野はヒイラギ製薬会社の株をもっていたのです。

当時、ヒイラギ製薬は新薬の開発に失敗し大きな損失をしていたのですが、それを隠し粉飾決算をしていたのです。

しかし不正を公表しようとしていた野田と釘野。

松野はヒイラギ製薬会社の顧問弁護士である若林に2人を処分するように依頼したのでした。

若林は殺された入沢と西松に依頼をし、野田を殺害。その報酬として多額のお金を支払っていました。

そして、その野田の殺害を釘野に押し付け冤罪を生んでいたのでした。

当時、その釘野の事情聴取をしていたのが、小野塚だったのです。

小野塚も牧野に命じられ、釘野に罪を擦り付けるようにしていたのでした。

優子

あ~もう、牧野が許せない!

だけど逮捕状はないから牧野を捕まえられないのよね~。

鳴海は牧野にこう言い捨てるのでした。

次は逮捕状をもって現れるので待っていてください。
奈美
く~!かっこいい!

 

「未解決の女」本当の真犯人

おおよその真相が見えてきました。

そんなとき、富野が小田原のネットカフェで見つかり、その後逃走したという情報が入ります。

どうにか富野に会えないかと考える面々。

矢代と富野の2人にしかわからない場所で落ち合うことを思いつきます。

あえて、盗聴されている第6係の部屋で話をする矢代と鳴海。

案の定、矢代と富野の思い出の地に、若林弁護士の秘書もやってきて、逮捕に至ります。

そして富野も矢代たち第6係の面々とようやく会うことができ、証言記録を渡すことができたのです。

 

警察官として、重要書類や拳銃を持ち出し逃走したということで厳罰は免れない富野。

最後に恋人である杉山貴子に一目会いたいとお願いをします。

 

そのころ、貴子は昨日から行方不明だったのです。

そして小野塚参事官も・・・・。

いよいよこの事件の真犯人に向けクライマックスになっていきます。

 

本当の犯人はだれなのか?

 

動画配信サービスで見ることができます。

皆さんの目でお確かめください。

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「未解決の女」最後の不正

真犯人が逮捕され、一見落着かと思いきや、もう一つあったのです。

奈美
えっ、まだあるの?

証言記録がようやく手元に戻り、これを池内参事官に渡そうとしていました。

池内参事官はこの証言記録から小野塚参事官の不正を暴こうとしていたのです。

しかし、その行為に疑問を抱く鳴海。

第6係の面々で池内参事官の元へ向かいます。

2012年に書かれた証言記録。

小野塚参事官は当時、記録を担当した大川刑事にウソ偽りがないか確かめていた。

そこには、こう書かれていたのです。

「お前が横流ししたエチルフェタミンから作られた危険ドラックで何人の人が苦しんでいるか、考えたことがあるか?」

この一文に疑問を感じた矢代と鳴海。

今でこそ、“危険ドラック”と呼んでいますが、当時2012年は“危険ドラック”ではなく、“脱法ドラック”と呼んでいたのです。

なんと、小野塚参事官を陥れるために池内参事官が証言記録を捏造したのでした。

 

優子

も~!警察官の不正が多くない?!

「未解決の女」波留と鈴木京香 凸凹コンビ

波留さん演じる矢代は、熱血感で考えるよりまず行動してしまうタイプ。そして、鈴木京香さん演じる鳴海は、文書の解読によって事件を解決に導いていくタイプ。

2人は一見凸凹コンビのように思えましたが、回を重ねるごとに信頼関係が強くなってきており、矢代も文字が持つ事件解決の道筋を信じて捜査しているように思えました。

特に今回の中では、鳴海がOB牧野と対峙する場面。鳴海は1人で乗り込んでいましたが、実はこっそり矢代が様子を見に行っていたのです。

核心の部分に関してうまく言い出せない鳴海。矢代の姿を見て安心したのか、牧野に対してヒイラギ製薬会社の冤罪事件について話をすることができたのです。

そこでは鳴海本人も「矢代がいてくれて良かった」と話をしています。

一見、お互いを尊敬しあっていないように見えて、態度や行動で尊敬しあっていることがわかるシーンでした。

「未解決の女」SNS口コミ

波留と鈴木京香やっぱりイイ〜。ふたりとも可愛い〜。

未解決、良い感じオサーン盛り盛りパラダイスだが波留鈴木京香が一番男前やな。

未解決波留ちゃんと鈴木京香さん相棒良いなぁ〜。

未解決最終回泣けてしまった

最終回までしっかりツンデレ両思いの鳴海さんと矢代…可愛いかよ…。

「未解決の女」最終回まとめ

最後に矢代が言っていた言葉が印象的でした。

組織は文書によって動くもの。捏造や破棄など文書を軽んじる組織や人物は遅かれ早かれ崩壊するということ。

 

文書捜査官として学んだことだそうです。

現実社会にとっても文書の隠蔽、改ざん、捏造はあり得ることで世間を騒がせていますよね。

現実社会にも通じる最後の矢代の言葉がとても感慨深く感じました。

未解決の女。最終回、真犯人が誰なのかはもちろん、権威をふるう組織の不正を解決していく第6係面々の活躍をぜひ見てください。

そして、矢代と鳴海、2人のコンビも必見です!

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