アニメ『鬼滅の刃』泣けるシーンランキングTOP5は必ず見るべし!!

奈美
寛太、そんなに泣いてどうしたの?
寛太
『鬼滅の刃』の感動シーン見ていたら涙が出てきちゃって…
奈美
鬼滅の刃ってそんなに泣ける話なのね
寛太
もう〜。お姉ちゃんのためにも僕が泣けるシーンを解説するね!

ということで、今回は「鬼滅の刃」の泣けるシーンTOP5をランキング形式で紹介します。

 

『鬼滅の刃』泣けるシーンTOP5はコレ!

第5位 人生に絶望した青年に炭治郎がかける言葉が泣ける

無事に鬼殺隊の一員となった炭治郎が、毎夜少女が失踪しているという初の任務地で鬼と戦った末のシーンです。

そこで出会ったのは、恋人「里子」をさらわれてしまった青年「和巳」でした。和巳はショックのあまり体はやつれ、おぼつかない足取りでフラフラと歩く、まるで抜け殻のような姿になっていました。そんな和巳の恋人を襲ったのは、能力のある鬼しか使えない血鬼術という技を持つ異能の鬼「沼鬼」。若くて鮮度の良い少女を喰らう卑劣な鬼です。

無事に沼鬼を退治した炭治郎でしたが、和巳の恋人「里子」はすでに鬼に喰われていて、和巳のもとへ戻ることはなかったのです…。その事実を突きつけられ、呆然とする和巳。

そんな和巳に向かって炭治郎は励ましの言葉をかけまます。「失っても、失っても、生きていくしかないのです。どんなに打ちのめされようと…」。しかし和巳はそんな炭治郎の言葉に対して暴言を吐いてしまいます。「お前に何がわかるんだ。お前みたいな子どもに!」と悲しみと怒りをぶつけてしまうのです。

しかし、炭治郎の表情から辛い過去を背負っていることは一緒なのだと悟り、謝罪して感謝の念を伝えます。最後に手を振る炭治郎の手を見て、「痛ましい硬く鍛え抜かれ分厚い、少年の手ではなかった」と何かを悟り泣き崩れる和巳。

鬼に大切な人を奪われた青年にかけた、炭治郎のどこか切なくて愛のある言葉。

人生、生きていたらたくさんの苦しみや悲しみが襲ってくることもあります。それでも、人は生きていく…。どんなに辛くても、懸命に生きていく。

寛太
切ないながらに炭治郎の心の強さを感じられて、勇気と感動をもらえると5位にランクインしました!

何も言わずとも最後には炭治郎の苦しみに気づいた和巳。きっと彼はどんなに打ちのめされようとも、立ち直ってまた生きていけるはずです。

このシーンはアニメ版第7話で見られます。炭治郎の鬼殺隊としての初舞台を最初から最後まで見届けるためにも、第6話とあわせて視聴することをオススメします。

第4位 善逸が炭治郎の大切なものを守る強さに涙

炭治郎が大切にしていつも身につけていた箱を善逸が命をかけて守り続けたシーンです。

屋敷での任務の際に、屋敷の外に禰豆子が入った箱を置いていった炭治郎。そこに、鬼の気配を感じた伊之助がやってきて、箱の中のものを始末しようとします。

しかし、そこに居合わせた善逸は「この箱には触れさせない!」と必死に箱を守ろうとするのです。屋敷での鬼との戦いで既に傷ついているのに…。

実は誰よりも耳が良い善逸。箱の中に鬼がいることを音で感じ取っていたのです。にもかかわらず、出会って間もない炭治郎のことを誰よりも優しい音を持っていると言って信じ、箱を守り抜くのです。

普段はビビリで臆病な善逸が初めて男を見せたシーンでもあります。伊之助は容赦なく殴ったり蹴ったり…善逸は伊之助の攻撃により大怪我をするのですが、炭治郎が帰ってくるまで決して木箱を離しません。

屋敷の外に戻ってきた炭治郎に対し、善逸はボコボコに傷ついた姿で言ったセリフがこちら。「炭次郎…俺…守ったよ…。お前が…これ…命より大事なものだって…言ってたから……」

寛太

「自分の信頼できる人が大切にしているものは命を賭けて守り抜く」という真の強さが泣けると第4位にランクイン!

泣き虫で弱虫、頼りない善逸が他人のために命をかけるというギャップがさらに涙腺を崩壊させます。

このシーンはアニメ版第13話〜第14話で見られます。屋敷での任務が始まるのが11話からですので、まだ見ていないという方は11話からチェックしてみてくださいね。
善逸の泣き虫加減は下の動画から要確認です!

 

第3位 手鬼の切ない過去に寄り添う炭治郎の優しさに泣ける

鬼殺隊に入隊するための試験「最終選別」が行われる山で出会った手鬼との別れのシーンが3位にランクイン。

手鬼は、江戸時代に鱗滝左近次によって捕まえられ、最終選別が行われる藤襲山にて長年生き延びてきた見た目がものすごくグロい鬼。そんな手鬼を倒してみせる炭治郎。

その時、死んだ手鬼から悲しいニオイがしたのです。炭治郎は鬼の手を握り、殺された他の子どもたちに「鬼は殺したから安心して」と心の中で報告するとともに、「神様どうかこの人が生まれてくる時は鬼になんてなりませんように」と鬼にまで寄り添う優しい姿を見せるのです。

手鬼は人間だったとき、怖がりで兄にいつも手を握ってもらっていた可愛らしい無垢な少年でした。

鬼と化した手鬼は、自らの手で大好きだったお兄ちゃんを喰らってしまうという悲しい過去の持ち主だったのです。大好きだった兄の存在すら忘れていた手鬼ですが、炭治郎が握った暖かい手で兄のことを思い出し、消滅する寸前に大粒の涙とともに消えていきます。

炭治郎が握った手を手鬼がギュッと握り返しているシーンは、まるで人間だった頃の純粋で心の綺麗な少年を彷彿とさせ、醜く卑劣な手鬼が背負っていた過去の切なさを知ると思わず同情してしまいます。

人を喰らい過ちを犯した鬼にさえも寄り添い、優しさを見せる炭治郎には思わず自分の消え去りたい過去まで受け入れてもらったかのような温もりが感じられます。

寛太
「過去は変えられないけれど、過去を受け入れてこれから真っ直ぐに生きていたい」と思わせてくれる炭治郎の優しさにじんわり泣けると3位にランクインしました!

鬼が死亡した際には必ず人間だった頃の話が出てくるのが鬼滅の刃の特徴です。鬼がただ単に悪で終わらないのが本作の魅力だと思います。

このシーンはアニメ版第4話〜第5話で見られます。

第2位 十二鬼月『累』の家族の物語に号泣

2位にランクインしたのは、十二鬼月のひとりである『累』の子供の頃の回想シーン

累は、家族との絆を強烈に欲し、家族それぞれの役割についてとても強い思いを持つ鬼でした。彼が異様なまでに「家族の絆」に執着するのは、人間だった頃のある記憶と関係していたのです。

累は人間だった頃、体が弱くて歩くことさえままならない病弱な子どもでした。そんな累のところに、同じように過去病気に苦しんだ鬼舞辻無惨が現れ、累を鬼にします。

累は鬼になったことで体は丈夫になったものの、自分の栄養を補うために人を喰うようになってしまいます。鬼になった累に両親は絶望し、累を殺そうとします。自分の子どもが人を喰らう鬼と化してしまったために、自らの手で子どもの命を絶たなければならなかったことは、親としてひどく辛い決断だったと思います。

だけれど、累は自分を殺そうとする両親に対して「自分を愛してくれていない」と怒りを覚え両親を亡き者にしてしまいます。累の目には「両親が親の役割を果たさなかった」「自分の親には本物の絆がなかった」と映っていたんです。

しかし、母親が瀕死の状態で「丈夫な体に産んであげられなくて…ごめんね…」と累に伝えると、累はあることに気づきます。累を刺し殺そうとした時に、父親が言った「大丈夫だ、累…。一緒に死んでやるから…」の言葉の意味をようやく理解するのです。累の親は、自分の子どもが人を殺した罪を背負って、累と一緒に死ぬつもりだったのです。

そのことに気付いた累は”本物の絆”を自分で切ってしまったことに気づくのです。絶望し、後悔した時にはもう遅かったのです。

累は鬼となり、人間のときの記憶が失われていく日々の中で、自分で切った本物の絆を修復しようとしていたんですね。でも、他の誰かに求めた偽りの絆ではさらに虚しくなる一方だったのです。累の後悔の念は悲しくて見ていられませんでした。

最後、首を斬られ体が消えていく中で、「たくさんの人を殺した自分は父さんと母さんと同じ場所に行く資格はない」と反省する累。そこに出てきた両親は、「一緒に行くよ、地獄でも。父さんと母さんは累と同じところに行くよ」と、とても優しく温かい愛で累を包みます。僕が悪かったと何度も謝る累の切なすぎるシーンでした。

寛太

人生、後悔してからでは遅い場面があるんですね。両親の愛情をふと思わせる切ないけれど心温まるシーンでもありました。

このシーンは、ナイアガラの滝のように涙が出てくると話題になり、堂々の第2位にランクインです!

このシーンは、アニメ版第21話で見られます。

第1位 炭治郎V S累 窮地の時の本物の愛は反則級に泣ける

堂々の1位を飾るのは、鬼の中でも強いとされる十二鬼月『累』との戦闘シーン。

圧倒的な強さを持った『累』と当時の炭治郎との力の差は一目瞭然。炭治郎に勝ち目なんてありませんでした。糸を切ろうとしたところで刀が折れるというまさかの展開に、妹の禰豆子を人質に取られるという絶体絶命の大ピンチ。炭治郎が使う水の呼吸の最強の技「生生流転」を使っても累の血鬼術には歯が立ちません。

追い詰められ、死を覚悟した炭治郎の脳裏に、突然家族との思い出が走馬灯のようによぎります。その瞬間、体の弱かった父親から受け継いだある記憶が炭治郎にさらなる力を与えます。それは、「ヒノカミ神楽」という炭治郎独自の呼吸法でした。

水の呼吸からヒノカミ神楽の呼吸に切り替え、再び累に挑む炭次郎。この窮地に禰豆子も応え、爆血という禰豆子初の血鬼術が披露されます。それは己の血を燃やし、炭治郎の力を加速させるとともに鬼だけを攻撃するという驚異的な技。血に染まった累の糸は燃やされ、炭治郎と一緒に累に攻撃を当てることに成功。この時、炭治郎は「俺と禰豆子の絆は!!誰にも!!切り裂けない!!」となんとも泣けるセリフを言い放ちます。

家族を恐怖心で縛りつけ、従わなければ痛めつけるという冷淡な累に、家族を大切にしてきた炭治郎は負けられません!家族を大切にする者として累に全力で挑み、窮地を逃れます。

寛太
「もうダメかも…」と息をのむシーンから逃れられた安堵感と、兄妹のこれまでの積み重ね、そしてが亡くなった家族が与えてくれた力…家族の愛と温もりがじわじわと広がってきて、気付いたら涙がこぼれていた…そんな感覚になるシーンで堂々の第1位です!

累は一瞬で人を切り刻んでしまうほど硬い糸を繰り出す鬼でしたが、糸は切れるけど絆は切れないと伝えているかのようなシーンでした。

寛太
ハンカチでは足りずに、僕はバスタオルを持って泣きながら観ました。
このシーンはアニメ版19話〜20話で見られます。

累が登場する那田蜘蛛山でのシーンは、この他にも「善逸や伊之助が男を見せて戦うシーン」や「柱が初めて圧巻の強さを見せつけるシーン」など見どころ盛りだくさんなので、ぜひこの章はチェックして欲しいです。

那田蜘蛛山でのシーンは第15話〜第21話で見られます

また、1位と2位は繋がりがあるので是非一緒に見てくださいね。

 

さいごに

今回は、『鬼滅の刃』のアニメ版の中から泣けるシーンTOP5を紹介しました。いかがだったでしょうか?

ここまで泣けるストーリーが豊富なアニメはなかなかないので、TOP5を選ぶのはとても難しかったです。見れば見るほど涙腺がどんどん緩くなるかもしれませんね。

『鬼滅の刃』は一つ一つの言葉の重みと個性的なキャラクターが爆発する、大人も楽しめる作品です。特にアニメ版では、サウンドと綺麗な映像の効果で臨場感が増し、涙を誘うシーンがたくさんあります。今回紹介したシーンの他にも感動の泣けるシーンが盛りだくさんなので、興味がある方は動画配信サービスでチェックしてみてください。

寛太

ランクインはしなかったけれど、僕は蝶屋敷で炭治郎たちがコツコツ努力する姿も感動的で勇気を貰えるから好きだな。

アニメ版第24話〜25話で見られる炭治郎たちの修行シーンも絶対オススメです!

アニメ「鬼滅の刃」はdアニメストアdTV amazonプライム・ビデオHuluU-NEXTで見られます。(2020年4月現在)

言葉の破壊力とテンポの良さも魅力のアニメで、これからもどんどん泣けるシーンが出てくるはずです!

そして、10月に公開が決まっている劇場版「無限列車編」ではハンカチなしでは見られない、誰もが涙する展開が待ち受けているようです!

寛太
映画館での上映も楽しみだな!
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