この記事はネタバレを含みます
アイアンマンやキャプテンアメリカ、ハルクなど「マーベル作品」の超絶有名キャラたちが贅沢に共演する「アベンジャーズシリーズ」。
今回はその3作目、壮絶なバトルを描いた
アベンジャーズ/インフィニティーウォーのお話をします。
この映画はネタバレ厳禁。ラストは超衝撃的な展開を迎えます。最後まで見た人はきっとこう呟くでしょう。
「まじかよ…。」
そして今日は物語のラストでスパイダーマンが見せた行動にも注目したいと思います。
インフィニティーウォーはどんな話?
映画「アベンジャーズ/インフィニティウォー」での敵は最強ラスボスと言われるサノス。
サノスは宇宙の生命を半分抹殺して、宇宙の秩序を守ろうとしています。
ん?どーいうこと?
サノスの考えによると、「人口が増えすぎると食糧難や紛争が起こり環境が破壊される原因となるので、宇宙の生命を半分殺して淘汰しちゃおうぜ!」という事なんだとか。
んな、ムチャな~。
サノスは半分の生命を抹殺するため、強大なエネルギーを秘めたインフィニティストーンという6つの結晶を集めようとしているのです。
宇宙が生まれた際に6つのエネルギーが結晶になったもの。
タイムストーン/ソウルストーン/スペースストーン/マインドストーン/リアリティストーン/パワーストーン
インフィニティストーンを6つそろえると、指をパチンと鳴らしただけで宇宙の半分の生命を消し去ることができるのです。
インフィニティストーンはこちらの記事で詳しく紹介しています。
指パッチン それは片手があれば誰でもでき得るアクションです。 指パッチンをネタにした懐かしのコメディアン(ポール牧・・・若い子は知らないか)もいましたね。 最近では指パッチンの回数でギネス記録を獲得した日本人も話題にな[…]
アベンジャーズ、そして仲間のヒーロー達はそれを阻止するために、サノスと戦います。
そして今回の映画で僕の心をわしづかみにしたヒーローの一人が、スパイダーマンです。
天真爛漫な高校生ヒーロー/スパイダーマンって?
特殊なクモに刺されて、クモのような能力を持った高校生ヒーロー。
スパイダーマンといえば、独自の映画はすでに8本(アベンジャーズを除いても!)もある誰もが知っている超有名ヒーローでしょう。
彼のキャッチフレーズは「親愛なる隣人スパイダーマン」。困っている人を助けたいという思いで自警パトロールをしています。優しい子ですね。
こちらマーベル公式サイトのスパイダーマンプロフィールです。
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スパイダーマンの戦い方
クモの糸
手首から強力なクモの糸を出し、壁を登ったり、高層ビルの間をピョンピョン縦横無尽に飛んで移動したりします。
超人的な筋力
力が強く頭上から降ってきた建物を受け止めたり、凄まじい反射神経やジャンプ力で敵と戦います。
スパイダーセンスの持ち主
危険を察知する「スパイダーセンス」の能力を持っています。動物や虫って第六感があると言いますもんね。
その他
スパイダーマンの強さはこちらの記事でも語っています。アイアンマンからもらったアイアンスパイダーのスーツも高性能です。
福 こんにちは!福です。 スパイダーマンって知らない人はいないんじゃないかってぐらい大人気キャラクターですよね。 スパイダーマンはマーベル・コミックから生まれたキャラクターでその大人気ぶりに映画化されました。 初代シ[…]
そして彼の魅力は強さだけでなく、その高校生らしい愛嬌だと思います。
かなり緊迫した状況でも、「こんにちは!僕はピーターだよ。」と自分からあいさつしたりして、なんだか場の空気を和ませてくれる憎めないキャラクターの持ち主なのです。
なぜスパイダーマンがこの危険な戦いに参加しているの?
最凶の悪役サノスはインフィニティーストーンを手に入れるため地球へやってきて大暴れ。
その時、スパイダーマンであるピーター・パーカーは課外授業のためスクールバスに乗っていましたが、急に体の毛が逆立つスパイダーセンスで何か不穏な空気を察知します。
バスの外を見ると巨大な宇宙船が。
「こりゃ一大事件だ!」と走行中のバスの窓から飛び出して(さすがクモ男!)現場に急行したのです。
とにかくアイアンマンをリスペクトしている
スパイダーマンはアイアンマンことトニー・スタークおじさんのことが大好き。かなり慕っています。まるで父と息子のような関係です。
アイアンマンはまだ高校生であるスパイダーマンをこの危険な戦いに巻き込みたくありません。何度も「子供は帰れ!子供の来るところじゃない!」と言います。
それでもアイアンマンのことを慕う感情、そして人助けしたい素直な気持ちでスパイダーマンはこの戦いに参戦していくのです。
#アベンジャーズ 最強の絆に注目✨#アイアンマン&#スパイダーマン
自分に憧れる #スパイダーマン を #サノス との戦いに巻き込むつもりがなかった #アイアンマン
彼のアベンジャーズ入りを認めたのも、苦渋の決断だったはず…
『アベンジャーズ/エンドゲーム』🎬 #ありがとうアベンジャーズ pic.twitter.com/76Tj3siRDi
— 『アベンジャーズ』[公式] (@AVG_JP) May 10, 2019
激戦むなしくスパイダーマンも塵となる…。
最終的に、サノスはインフィニティーストーンを6つ手に入れます。
そして、「指パッチン!!」
その瞬間、宇宙の全生命の半分が塵になって消え去ります。
人々はサラサラサラ~と灰が風に舞うように消えていくのです。ヒーローたちも半数が消えていきます。
スパイダーマンだけ消えるのに時間がかかった理由は
スパイダーマンも大好きなアイアンマンの前で消えてしまいます。
人々が一瞬で塵になる中、スパイダーマンだけは消えるまでにタイムラグがありました。
ここはおそらく全米が、いや全世界が泣いた感動シーンだと思います!
スパイダーマンは「ちょっと気分が悪くなった。」「いやだ行きたくない。行きたくない。」とアイアンマンにすがりつきます。そして、アイアンマンの腕の中で「ごめんなさい…。」と塵になっていくのです。
アベンジャーズの監督、ジョー・ルッソはこれについて語っています。
当初の脚本ではスパイダーマンもすんなり消えるはずだったのですが、ここでスパイダーマン役のトム・ホランドが感情のこもったアドリブを入れてきたそうです。
そこで監督がトムに歩み寄って「スパイダーマンの力で消滅にあらがうんだ。」とアドバイス。こうしてスパイダーマンの力で消えるのに抵抗するという感動シーンが生まれたそうです。
しかしスパイダーマンの力を持ってしても、消滅に耐えることはできず、消えるまでの時間を少し遅らせることしかできませんでした。
もう、こんなの平常心で見られますか?
まだ高校生ですよ。パパの腕の中で息子が塵になるような場面に涙腺崩壊です。
宇宙の生命が半分になって、映画は終了。
うそ。こんなの救われない。と思った方は、ぜひ続編のアベンジャーズ/エンドゲームをご覧くださいね。
僕は、もう見ちゃいましたよ!
スパイダーマン役のトム・ホランドは「ネタバレ王子」
スパイダーマンはこれまでに何度か役者が変わっていますが、2020年現在スパイダーマンを演じているのは、英国出身のトム・ホランド君。
実は、トム・ホランド君はネタバレ王子としても有名です。
映画が始まる前のインタビューや動画配信で、なんとポロッと映画のネタバレをしてしまう要注意人物なのです。
最近のインタビューでは、ドクターストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ氏につきそわれ、口が滑りそうになると「ピーーッ」と口を塞がれている様子がほほえましいです。
ということで、彼を撮影するときは今や台本も渡さず、内容も知らせずという状況なんだとか(笑)
ネタバレ「Spoiler」と「スパイダーマン」をかけて「Spoiler-man」とあだ名がつくほどの問題児!スパイダーマンの天真爛漫さと似ているかもしれません。
まとめ
ラストでスパイダーマンが消えていくシーンは、スパイダーマンの能力で消滅に抗う即興だったんですね。
このラストシーン、ほんとに胸が苦しくなりました。でもこのままでは終わらせませんよ!ぜひ続編の「アベンジャーズ/エンドゲーム」も見てくださいね。
壮絶なバトルを描く「アベンジャーズ インフィニティウォーとエンドゲーム」
トム・ホランド君演じる「スパイダーマンホームカミングとファーフロムホーム」は
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で見ることができます(2020年5月現在)