『行列の女神〜らーめん才遊記〜』第1話、黒島結菜の演技がはまり役!

優子
こんにちは。優子です。みなさん、前回私が紹介した『行列の女神〜ラーメン才遊記〜』見ましたか?
今日は期待の第1話を振り返ります!
主演の1人である黒島結菜さんの演技が、原作の主人公にぴったりで良かったなぁ。
優子
そう、なかなか癖のあるキャラクターだから、どう演じるのか気になっていたんだけど、愛嬌たっぷりでまさに”ゆとり”だったわね!
以下、第1話のネタバレを含みます。まだ見ていない、という方は見逃し配信をチェック!
優子
らーめん才遊記って?という方は以下の記事をチェックしてみてくださいね。
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『行列の女神〜らーめん才遊記〜』第1話のおさらい

放送局 テレビ東京
放送日時 毎週月曜 夜10時〜
キャスト
鈴木京香 芹沢達美 役
黒島結菜 汐見ゆとり 役
高橋メアリージュン 夏川彩 役
小関裕太 白坂隼人 役
前野朋哉 須田正史 役
鈴木哲太 河上賢吾 役
石塚英彦 有栖涼 役
監督 星護・池澤辰也
脚本 古家和尚
主題歌 THEイナズマ戦隊

1杯目のストーリー

優子
順を追って、振り返っていきましょう!

謎の女性客の来店

女性店長、芹沢達美(鈴木京香)が経営する、行列の絶えないラーメン店「らあめん清流房」

芹沢は、男社会のラーメン業界の中で、日本一のラーメン職人と呼ばれる程の実力者であり、ラーメン店の経営のみならず、ラーメン専門のコンサルティング会社「清流企画」を運営していました。

「清流企画」では、経営難に苦しむラーメン店をテコ入れし、建て直すことを仕事としており、これによってラーメン文化をさらに飛躍させることが芹沢の野望でした。

そんなある日、「らあめん清流房」に1人の女性客が来店します。
日替わりラーメンの特製肉だし清湯麺を注文した女性。しかし、食が進まない様子。

そんな彼女に、厨房に入っていた「清流企画」の女性社員、兼ラーメン職人の夏川彩(高橋メアリージュン)が、声をかけます。

食が進まない理由として「フムフムって感じ」と、なんとも抽象的(ちゅうしょうてき)な返答をする女性。さらには「正直イマイチ」との辛口コメント。その上、「時間が無い」とラーメンを残して出ていってしまいます。

優子
せっかく作ったラーメンが…。十分美味しそうだったのに、何が悪かったのでしょう?嵐のように去っていった女性客、一体何者?

面接希望者はなんと…?

芹沢の挑戦作であるラーメンを蔑ろ(ないがしろ)にされ、夏川は怒り心頭。会社に戻った後、同僚や上司に怒りをぶつけます。

そこへラーメン評論家である有栖涼(石塚英彦)が、就職の面接に来たという若い女性を連れて来ます。女性の名前は汐見ゆとり(黒島結菜)。彼女は先程、ラーメンを酷評した女性客でした。

ひとまず、社長である芹沢と、部長の河上賢吾(杉本哲太)から面接を受けることになったゆとり。先程の出来事から怒りが収まらない夏川と、興味津々の同僚、白坂隼人(小関裕太)須田正史(前野朋哉)も聞き耳を立てます。

彼女は、半年前に初めてラーメンを食べて感動し、美味しいラーメンが作りたいと思ったこと。そこから、ラーメンのコンサルティングをしている清流企画を志望したことを述べます。

清湯麺のイマイチな部分が何なのかを芹沢に問われるゆとりですが、説明下手な彼女は理由を明確に話すことなく、「清湯麺を美味しくできる」と豪語します。

彼女の言い草に苛立ちを隠せない芹沢は、そこまで言うのであれば、とこの場で調理をして、清湯麺を美味しくするようにゆとりに指示を出します。

いきなり調理場に立たされたゆとりですが、用意された生麺を1口食べて加水率が38%であることを見抜いたり、手際よく調理を進めアレンジした清湯麺を作り上げます。

試食したラーメンは確かに美味しくなっており、その手際とセンスを芹沢も認めました。

優子
豪語しただけあって、料理センスは抜群の主人公!1口食べただけで加水率がわかるなんて、常人には無理ですね〜。

ゆとりの合否は?

合否は言わないまま一度ゆとりを帰した芹沢。社内の重たい雰囲気からきっと不合格だろうと社員たちは確信します。
しかし、当の本人は内定した気でいたようで、「困っているラーメン屋さんを見つけた」と、連絡が来ます。ゆとりは勝手に仕事を引き受けてしまっていました。

仕方なく、「京来軒」というラーメン店に河上が向かい、話を聞きます。
ゆとり曰く「トボトボ」なラーメンをコンサルティングするには、最低でも15万円から、社長の芹沢を指名するには50万円の着手金が必要、と条件を提示します。

しかし、店主の郷田正一(泉谷しげる)秋江(川俣しのぶ)夫婦が用意できるのは3万円と、まったく提示金額には届きません。これではクライアントにはならない、と報告する河上。しかし、芹沢はその依頼を引き受けました。

ゆとりがこの件を担当し、成果が出たら採用しても良いと言う芹沢。「京来軒」の建て直しを、ゆとりの入社試験としたのです。

優子
やる気にあふれるのは良いけど、勝手に契約しちゃうなんて、かなり自由人!一体どうやって「京来軒」を建て直すのでしょう?

入社試験に挑むゆとり

店主に話を聞くと、昔は近くの工場から常連客が来ていたが、工場の閉鎖とともに客足が途絶え、経営が苦しくなったとのこと。

会社に戻ったゆとりは厨房で新しいラーメンの開発に着手します。ゆとりが作り出した、鶏のパイタンスープに紅生姜のアクセントが効いたラーメンは、味は満点でしたが、芹沢に、この店で出すことは無理だと一蹴されます。

このラーメンは主人では作れない。はじめは真似することができても、すぐに同じ道を辿ることになる。と語った芹沢。彼女は「あなたにフードコンサルティングとは何なのか教えてあげるわ。」と言い、ゆとりと店主にある指示を出します。

まず、芹沢は店主に全てのメニューを作ってもらい、ゆとりにこの中で一番マシなメニューを選ばせました。

“もやしラーメン”が一番マシだったと答えたゆとり。芹沢はそれ以外のメニューを全て無くし、もやしラーメン1本に絞ることを提案。その後、ゆとりに店を徹底的に掃除するよう伝えます。

優子
ゆとりの作ったラーメンは確かに美味しそうでしたが、店主が作れなければ意味がないですよね。
メニューを1本に絞った芹沢社長の思惑は…?

コンサルティングの結果は?

翌日、店主の改良されたラーメンを試食し、このラーメンを売り出すことを決定します。店に向かうと、徹夜で掃除をしたゆとりが寝ていました。呆れつつも彼女を起こし、3日後に成果が出ているはず、とゆとりに伝えます。

3日後、ゆとりが「京来軒」へ行くと、そこには行列が!
改装などはせず、掃除しただけの店内でしたが、歴史のある店構えがレトロを感じさせ、店の表に書かれた“もやしめん”の表記は大きく、店の自信が伝わってきました。

店の雰囲気に「ピクピク」ときたゆとり。唯一のメニューであるもやしめんを注文します。

そして運ばれてきた”もやしめん”は、以前と作り方は変わっておらず、味付けは全く同じでした。ですが、もやし炒めが大量に乗り、ラードや調味料で醤油スープにコクが増したラーメンは、以前とは比べ物にならないくらい美味しくなっていました

ゆとりもラーメンを食べ、「ワクワク」とした感想をいだきます。

無事、繁盛店となり建て直された「京来軒」。店主はこれなら着手金も払える、と言いますが、芹沢はそれを辞退します。

「会社にあったものを使ったので費用はかかっていない。」
「それに、良い新人研修になった。」そうした理由から始めに言っていた3万円だけ受け取りました。

優子
ゆとりが思わず「ワクワク」したもやしめん!ぜひ食べてみたいですね〜。
芹沢社長の去り方もかっこいいです。

芹沢の思惑

芹沢の協力の下ではありつつも、無事建て直しを完了したゆとりは、「清流企画」に採用されます。

帰る道すがら、ゆとりは芹沢の手腕と親切さに感動していました。
が、芹沢は店主のダメ出しをしていきます。最後に3万円しか貰わなかったことも、テレビの取材のためで、美談にすることで自身の評判を上げるためにしたことだと伝えます。

しかし、店主は芹沢が、”客が増えても、年をとった夫婦ができるだけ負担を少なくできるように”、と考えていたことを見抜いていました。
綺麗事抜きで、打算的な考え方の芹沢ですが、その中にもしっかりと思いやりがあったのです。

会社に戻り、河上は「なぜ、ゆとりを採用したのか」と芹沢に尋ねます。
芹沢自身もしっかりとした理由があるわけではなく、はっきりとしないまま新メニューの制作のために去っていきました。

そんな後ろ姿を見ながら、河上は「似ているからですよ。社長の若いころに。」と芹沢にもわからなかった理由を見抜いていました。

優子
まさかの計算された美談でしたが、それだけでなく、ちゃんと店主たちに対する思いやりもあったんですね。
若い頃の社長に似ている、というゆとりの今後のコンサルティングに注目です!

 

黒島結菜の演技が好評価!ゆとりのキャラって?

優子
とっても美味しそうな第1話でしたが、ドラマの中で個性が光る主人公、ゆとり。一体どんなキャラクターなんでしょう?
主人公 汐見ゆとり
「清流企画」に入社した新入社員。食材への知識やセンスは一級品。
「おいしいラーメンをたくさんの人に食べてもらいたい」という夢があり、仕事にも熱意をもって取り組むひたむきさを持っています。
しかし、その一方で原価率といった経営では必須となる言葉を知らないなど、経営面での知識は無いよう。全く空気が読めず、悪気無く辛辣(しんらつ)な言葉を口に出してしまうなど、社会人としてはあまり良くない面も…。
ラーメンへの熱意はあるものの、まだまだ実力が伴わないゆとり。悪気は無いのですが、次々と出てくる常識のなさや、辛辣な物言いは相手をイライラさせることもしばしばあるようです。
優子
1話の中でも、夏川や芹沢社長をイライラさせていましたね。見ているこっちがハラハラするような行動を起こすことも…。

そんなゆとりを演じるのは、女優の黒島結菜です。
2017年にNHKドラマ『アシガール』、2019年にはテレビ東京のドラマ『死役所』でヒロインを演じています。天然な役や、我儘(わがまま)なヒロインなど、個性的なキャラクターを演じることが多いですね。
そんな彼女が演じる、物事をはっきりと言い、時に毒舌、時に常識知らずなゆとり。
イラッとすることもありつつも愛嬌があり、癖の強いキャラクターも見事に演じきっています。

優子
ゆとりと芹沢社長のコンビが今後、どのようにラーメン業界を盛り上げていくのか、楽しみですね!

 

「行列の女神〜らーめん才遊記〜」を見逃したら?

優子
現在2話まで放送されている『行列の女神〜らーめん才遊記〜』ですが、見逃しても安心!ちゃんと見逃し配信がありますよ。
『行列の女神〜らーめん才遊記〜』はParaviにて配信されています。(2020年5月現在)