その中でも、「ゲーム・オブ・スローンズ」は特に見ておくべきだよ。
本日は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の最高視聴率や、撮影秘話について掘り下げていきたいと思います。
アメリカドラマ界で大ヒットを記録し、社会現象にまでなっているというドラマの魅力に迫ります。
ゲーム・オブ・スローンズとは？
Everything has an end, even #GameofThrones.
Thank you to all in the realm. pic.twitter.com/CIasWPg1x8— Game of Thrones (@GameOfThrones) May 20, 2019
「ゲーム・オブ・スローンズ」は、アメリカのテレビドラマシリーズで、ジョージ・R・R・マーティンのファンタジー小説シリーズ「氷と炎の歌」が原作、全世界でシリーズ累計6000万部を売り上げる大ベストセラーとなっています。
物語の舞台は、架空の大陸「ウェスタロス」。
ウェスタロスに存在する7つの王国を支配する”鉄の玉座”を巡る激しい覇権争い…この争いを制するのは一体誰なのか?はたまた、壁の向こうから迫りくる本当の恐怖とは何なのか?
中世ヨーロッパのような世界なんだけど、そこにはドラゴンや魔法が存在していて、架空の世界なんだ。
僕も混ぜてよっ。
けど実は大人のドラマなんだよ。大きくなったら見ような!
・登場人物がとにかく多く、主人公が決まっていない。
・風景や大自然の美しさなどにも目を奪われる。
・一話あたりの製作費がすごい。日本円にして約7～13億円!
・原作の世界観をばっちり映像化しているため、映画のような迫力。
・ファンタジーではあるが、人間ドラマが中心になっているので引き込まれる。
・ファンタジーだけど、残酷なシーンやベッドシーンなども少なからず出てくるので、子供と一緒に見るドラマではないかも。
ドラゴンや魔法など架空の世界観を持つファンタジードラマとはいえ、内容は人間模様を描いた奥深いドラマで、残忍なシーンやヌード、ベッドシーンなども少なからず含まれているため、家族で鑑賞するドラマではないかもしれません。
とはいえ、世界184か国で放送、最高視聴率を記録するなど、アメリカドラマ界で大ヒットを記録し、社会現象にまでなっているというこの「ゲーム・オブ・スローンズ」にはどんな魅力が隠されているのでしょうか?
記録的な視聴率や、撮影秘話について、ご紹介していきます。
「最高視聴率」って実際どのくらい?
Raise a glass.
Congratulations to Peter Dinklage for his "Oustanding Performance by a Male Actor in a Drama Series" at this year's #SAGAwards. pic.twitter.com/VrTLgdIl0m— Game of Thrones (@GameOfThrones) December 11, 2019
激増してゆく視聴者数
アメリカHBOでの初回放送で、シーズンプレミアの第1話「ウィンターフェル」は、1740万人の視聴者数を獲得しました。
（それまでの最高記録はシーズン７の最終話で、視聴者数は１６９０万人でしたので、さらに100万人以上の視聴者を獲得したことに!）
その後も次々と記録を塗り替えてゆきます。
その後は、ホワイト・ウォーカーとの決戦を描いた第3話「長い夜」で1780万人、第5話「鐘」では1840万人、第6話で1930万人!
ちなみにHBOという放送局はアメリカのケーブルTV局ですが、同局が製作した海外ドラマでは「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」などが有名です。
受賞歴もすごい
「ゲーム・オブ・スローンズ」が凄いのは、視聴者数だけではありません。
数多くの権威ある賞を受賞していることでも有名なのです。
TV界のアカデミー賞とも言われている「エミー賞」において、歴代最多記録を更新。
アメリカでは、「ゲーム・オブ・スローンズ」がノミネートされていると、他の番組は主要部門の受賞を諦める傾向にあるほどだといいます。
その他にもゴールデン・グローブ賞やサターン賞など、権威あるアワードで数多くの賞を受賞しています。
この凄さの裏にはきっと面白い秘話がたっぷりあるはず。
ちょっと覗いてみよう。
撮影秘話、教えちゃいます
For the North!
Congratulations to Kit Harington on his “Best Actor – Drama” nomination at this year’s #GoldenGlobes pic.twitter.com/9Ut4FqeMM9— Game of Thrones (@GameOfThrones) December 9, 2019
【事件】脚本が行方不明に…情報漏洩の危機!
撮影に入る前、原作者のジョージ・R・R・マーティンが脚本を受け取るはずが、手元に届いた時には封筒が破れていて脚本が入っていなかったという事件が発生…。
盗まれたのなら、ネットなどで情報漏洩があるはずだということで、前もってファンにも警告をしましたが、結局ネットで情報漏洩はなかったそうです。
【苦労】ネタばれ防止のためのカムフラージュ撮影
情報漏洩のターゲットにされる確率が高いのだそうです。
情報を守ることには敏感にならざるを得ません。
【驚愕】鹿の皮をリアルに剥いでいた?
このドラマでは、生々しいシーンが大量に盛り込まれています。
例えば、血や内臓が飛び交う激しい戦闘シーン、艶めかしい濡れ場などがあり、これえゆえのR15指定となっています。
この中でも、タイウィン・ラニスターが鹿を皮を剥ぐシーンがあるのですが、かなりのリアルさに思わず目を背けたくなってしまうほど…。
それもそのはずで、このシーンでは俳優のチャールズ・ダンス自ら本当に鹿の皮を剥いでいたというのです。
【経済効果】ロケ地も大人気に!
撮影がたくさんの国で行われたことも、ゲーム・オブ・スローンズの大きな魅力です。
主な撮影地は、クロアチア、モロッコ、アイスランド、北アイルランドなどで、そのロケ地の経済にも好影響を与えているといいます。
北アイルランドでは、1億米ドル以上の経済効果があったと推測されているほどで、モロッコの古都ワルザザートは、ゲーム・オブ・スローンズ効果で観光客が100％増となったといいます。
ちなみに僕は密かにグッズを色々買っちゃったけどね。
【こだわり】あの素敵な髪型、どうやって出来ているの?
幻想的で、美しい銀白色の髪、プラチナブロンドって言うらしいです。素敵ですね。
綺麗な長髪のカツラを装着するには、なんと２時間かかるといいます。
ゲーム・オブ・スローンズではおよそ20〜30のカツラが使用されていて、ケアの方法も、実際の髪の毛と同じような扱いをしていて、定期的に髪を洗ったり、ブローをして、ヘアセットするのだそうです。
この前、忘年会の余興で使ったカツラとはワケがちがうなぁ。
まとめ
社会現象まで引き起こしたテレビドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の最高視聴率や、撮影秘話について掘り下げてみました。
撮影秘話などは知れば知るほど、じっくり見たくなってしまいます。
鹿の皮のシーンもチェックだ。よ～し、一気に見るぞ!
もうすぐタイムセールの時間なの。
・数々の有名作品の中で、最高視聴率を獲得している。
・数多くの権威ある賞を受賞していることでも有名。
・人気作品ゆえに、ダミーの撮影をして情報漏洩を防ぐという努力までしている。
・数多くの国で撮影が行われた影響で、ロケ地の観光客が爆増したり、大きな経済効果をもたらした。