こんにちは!福です。
今回、僕が紹介したいのは『キャプテン・マーベル』。
この映画は世界興行収入第一位の『アベンチャーズ/エンド・ゲーム』に繋がる重要な映画であることも注目の一つですが、初の女性ヒーローであること、登場するキャラクターがとても異質でインパクトがあって見どころ満載なんですよ。
そのキャラクターの一つである、スクラル人のリーダー『タロス』について僕なりに追求します。
以下、『キャプテン・マーベル』のネタバレを含みます!
目次
スクラル人の能力、そして『タロス』とは?
スクラル人はその姿をなりたい種族に変えることが出来る能力を備えています。
それはとても見事です。
どんな姿も変幻自在です。
緑色の皮膚、尖った耳。
その出で立ちはまるでドラゴンボールに出てくるピッコロにそっくりです。
タロスはその変身能力を活用して国家組織のシールドの上官に変身して勤めていたり、サーファーに変身したりとうまく溶け込んでいます。
スクラル人の戦闘能力はさほどではないようですが、怨恨のあるクリー人やヴァースと事あるごとに戦っています。
スクラル人・タロスはヴィランではなかった!?
スクラル人はヴィラン(悪党)のはずでした。
実際、作中でも数多くの激闘シーンがあります。
実は、スクラル人はクリー人に自分たちの住むところを奪われてしまい、住処を探していたのです。
ひっそりと身を寄せて暮らしていたのです。
まさかの展開です!僕もタロスは悪党にしか見えてませんでした!!
タロスがキャロルに近づいてきた訳は?
スクラル人の目的はキャロルと飛行機に同乗していたウェンディ・ローソン博士がクリーとスクラルの戦いを終わらすために実行していた任務を探りたかったから。
しかし、ローソン博士は6年前の事故で亡くなってしまい(正確にはクリー人によって殺されてしまったのです。)その時に一緒にいたキャロルの記憶を探ることで自分たちの求めるものを知ることができると思っていたのです。
クリー人に利用されていたヴァース
キャロルは地球人の頃の記憶を探るべく地球へ向かいます。
それを追うスクラル人。
そこで実はヴァースの本当のヴィランは共に戦ってきた仲間であるクリー人だという事実が発覚します。
6年前の事故はクリー人がヴァースとローソン博士の乗る飛行機を撃墜してきたために起こったこと。
そしてローソン博士はクリー人により死に至らしめられたこと。
記憶を無くしたヴァースをクリー人は自分たちの良いように洗脳し、スクラル人をやっつけるために教育していたこと。
ヴァースはクリー人ではなく地球人だったこと。
スクラル人の入手した記憶を司る装置によってヴァースはそれらを知るのです。
そして、キャロル・ダンバースと言う名を持つことも。
ヴァースはクリー人に都合の良いように利用されていたのでした。
キャロルはタロスと手を結ぶことになります。
真実を知ったキャロルはスクラル人を救うためにクリー人と戦い、より覚醒したパワーにより撃退します。
キャロルはタロスと共にスクラル人が安心して暮らすことの出来る惑星を探すために仲間となり飛び立つのです。
てっきりヴィランだと思っていたスクラル人とこんな結末になるなんて思いもしなかったですよね。
タロスを演じていたのは『ベン・メンデルソーン』
ベン・メンデルソーン
1969年4月3日生まれ
オーストラリア メルボルン出身
1969年4月3日生まれ
オーストラリア メルボルン出身
今やハリウッド映画に欠かせない俳優となったベン・メンデルソーン。
数多くの映画に出演しています。
彼はたった一言の演技でその役柄の世界観に観客を魅了することのできる才能の持ち主です。
タロスがキャロルと手を組むことになった後の彼はとても穏やかな表情で演じていますし、冷酷と言われていたタロスとは別人のようでした。
役柄の心情の変化を巧みに表現すると言う、かなり繊細な演技をする実力派な俳優さんですね。
彼の演技にも注目ですね。
まとめ
まさかのキャロルとタロスの和解。
タロスはてっきりヴィラン(悪党)だと思っていたら、実は自分の星を失ってしまった弱い立場だったんです。
タロスによってキャロルも自身の過去を知ることができ、クリー人の洗脳を解くことができました。
思いもよらない、目が離せない、まさかまさかの展開でしたね。
タロスの活躍や「えっ!?」と思ってしまう展開、そしてタロスを演じるベン・メンデルソーンの演技力も映画の見どころでしたね。
『キャプテン・マーベル』はU-NEXT・amazonプライム・ビデオ・dTV ・music.jp ・Paravi・TSUTAYA TVで見られます。(2020年5月現在)
見どころ満載な『キャプテン・マーベル』をぜひお楽しみください。
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