『僕のヒーローアカデミア』アニメ2期を名場面集でおさらい!

「週刊少年ジャンプ」にて2014年32号より連載中の、堀越耕平作『僕のヒーローアカデミア』

「ヒロアカ」の愛称で親しまれているこちらの作品は、2016年4月にテレビアニメ化され、現在もシリーズ第4期が、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットにて絶賛放送中の大人気作品です。

 

寛太
弟の旬も、仮面ライダーみたいな特撮が好きだし、パパも洋画のアベンジャーズが好きみたいだから、何歳になってもヒーローは、男の憧れだよね。

 

今回はそんな大人気アニメシリーズの中でも、特に人気の高いシリーズ第2期の見どころを紹介していきます!

 

寛太
え?なんで1期じゃなくて2期の紹介かって?
もちろん理由はあるけど、それはもうちょっとあとで話すね!

 

僕のヒーローアカデミアとは?

寛太
その前に!そもそもヒロアカがどんな話か紹介するね!

世界人口の約8割が何らかの特殊能力『個性』を持って産まれてくる世界で、『個性』を悪用し犯罪を繰り返す『敵(ヴィラン)』に対抗する為、同じく『個性』を使用し平和を守る『ヒーロー』という職業が脚光を浴びていた。

そんな『ヒーロー』に憧れている、主人公の緑谷 出久(みどりや いずく)/通称・デクは、残りの2割である『無個性』として生まれる。

強力な『個性』を持つ、幼馴染でありイジメっ子の爆豪 勝己(ばくごう かつき)/通称・かっちゃんをはじめ、周りの人々にヒーローを目指すのは絶望的だと馬鹿にされてしまう。

しかし、出久はある日巻き込まれた事件を解決するために現れた、憧れのNO.1ヒーロー『平和の象徴』オールマイトと出会う。

事件の中でオールマイトは出久の心の奥底に隠れたヒーローの素質を見出し、先代より受け継がれてきた自身の個性『ワンフォーオール』を出久ヘと託す事を決めた。

そうして、オールマイトから個性を受け継いだ出久は、諦めきれずにいたヒーローになるという夢を叶える為、

偉大なヒーローを多数輩出している名門「雄英高校」「ヒーロー科」へと入学し、大切な仲間達とヒーローを目指していく。

 

『これは無個性だった僕が最高のヒーローになるまでの物語』

 

アニメ第1期では上記の通り、主人公の緑谷出久がオールマイトから『個性』を引き継ぎ、「雄英高校」へ入学する『雄英高校入学編』(漫画では1巻~2巻)。

出久達1年A組が初めて『敵(ヴィラン)』に対峙する、『USJ襲撃事件編』(2巻~3巻)と呼ばれる話が描かれているんですが…。

 

寛太
こんな風に文字だけで、かいつまんで紹介しても、ヒロアカの魅力は伝わらないよね…。
ヒロアカまるわかり映像を紹介するよ!

 

寛太
この動画は、第2期0話「ヒーローノート」
第1期全13話を簡潔にまとめた総集編なんだ!
時間もだいたいアニメ1話分の長さだし、
YouTubeで無料で観れるから、ヒロアカ入門編にはぴったりだね!

 

少し長くなりましたが、これで1期のあらすじはバッチリですかね?

それではここからが本題!今度こそ、アニメ2期の見所を紹介していきますよ。

 

以下、ネタバレとなります。

 

アニメ2期ってどんなストーリーがあるの?

第2期は『雄英体育祭編』、『保須市襲撃事件』、『期末テスト編』の3つに分かれています。

その中でも、『雄英体育祭編』が一番好き!

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

寛太
『雄英体育祭』は僕達の世界のオリンピックと同じくらいの規模で、
世界中の人達が注目する年間行事なんだ!
現役のプロヒーロー達がスカウト目的で観戦に来ているから、
特に3年生の人達にとっては自分達の就職先が決まる就職試験。
そう考えると、ちょっと怖いよね…。
雄英の生徒達は学年毎に分かれ、別々の会場で競技を行う事になっているのです。
この大会にはヒーロー科1年A組以外にも、ヒーロー科1年B組、普通科、サポート科の生徒も出場します。
一気に登場人物が増えた事で、ボリュームたっぷりなストーリー展開となりました。
その中でも、特にファンの方々から高い評価を受けたお話をご紹介します!

轟 焦凍の過去 父・エンデヴァーとの確執


轟 焦凍(とどろき しょうと)
個性:半冷半燃

体の右半身が氷、左半身が炎を自在に操ることが出来る『個性』。

ヒーローランキングNo.2の、燃焼系ヒーロー・エンデヴァーの息子。

 

寛太
体育祭編と言ったら、轟くん!彼はここから人気が急上昇!
今でもキャラクターの人気投票では必ず上位3位以内には入る程人気なんだ。
轟は雄英高校に1学年で4名しかいない、推薦入学者の内の一人です。
雄英に入ってからの成績も、トップクラスの優秀な生徒として一目置かれる存在です。
しかし、彼はどんな授業でも頑なに、自身の炎の個性を使おうとはしませんでした。
その理由は、同じ炎の個性を持つ、父親エンデヴァーを憎んでいたからです。

 

エンデヴァー/轟 炎司(とどろき えんじ)
個性:ヘルフレイム

 

エンデヴァーは上記の通り、No.2ヒーローです。
こう聞くと、順風満帆なヒーロー生活を送っているように思えますよね?
ただ、上昇志向の意識が高いエンデヴァーには1つだけ、どうしても許せない事がありました。
それはどれだけヒーローとして事件を解決しても、『平和の象徴』オールマイトがいる限り、彼はNo,1ヒーローになれないという事です。

 

寛太
「事件解決数史上最多」と言われているのに、NO.1になれないなんて…なんだか可哀想。
自身の力でオールマイトを越えられないと悟ったエンデヴァーは、次の作戦を実行する事に。
エンデヴァーは、自身の子を最強のヒーローに育て上げるために、優秀な個性同士を結婚させ、2人の個性を子供へ遺伝させる事を目的とした、前時代的な婚姻『個性婚』を行ったのです。
氷の個性を持った焦凍の母親は、エンデヴァーの名声や金銭等で親族を丸め込まれ、結婚する事になってしまいます。
その後、4人の子宝に恵まれましたが、エンデヴァーが理想とした個性を持って生まれたのは、末っ子の焦凍だけ。
焦凍は兄弟からも引き離され、幼い頃から血の滲むような、厳しい訓練を受けさせられていました。
そんなエンデヴァーの家族を顧みず、個性の良し悪しだけでしか家族の評価をしない姿に、焦凍の母は心が疲弊してしまいました。
当時5歳だった焦凍の、父親と同じ個性を持つ左半身に対し、「醜い」と熱湯を浴びせ、焦凍の心と体に消えない傷を残してしまいました。

 

寛太
それでも、轟くんはお母さんを恨まなかったんだ。
悪いのは、お母さんを追い詰めたエンデヴァーだって…。
「記憶の中の母は、いつも泣いている。」
「クソ親父の個性なんざなくたって…いや。」

 

「左は使わず1番になることで、奴を完全否定する。」
その為には、「オールマイトに目をかけられているお前には負けられない」と、
焦凍は出久ヘと、宣戦布告をするのでした。

氷に隠された情熱の炎

「炎の個性は使わない」

そんな信念を抱き、体育祭を勝ち上がった轟を含む、決勝進出者16名は、決勝戦で1対1のトーナメント形式で対決する事に。

そして、早くも決勝戦第2回戦。

緑谷 出久 VS 轟 焦凍の戦いになります。

 

寛太
この時、デクくんはまだ受け継いだ「個性」の制御が不安定で、轟くんの氷の攻撃を100%の力で相殺する事しか出来ないし、技を撃つ度に指が粉々に砕けてしまう様な状態なんだよね…。
しかし、個性を使う事でデメリットが生じるのは、決して出久だけではありません。
「個性」も身体機能なので、走れば息が切れるように使い続けると必ず消耗してしまうのです。
轟も、例えどれだけ氷を操ることが出来ても、寒さに耐えるには限度があり、
次第に体が震えだし、身体能力が低下し、動きが鈍くなっていきます。
寛太
本来なら炎の個性で、そのデメリットを消すことが出来るのに…。
それでも使わないの?
クラスメイトの皆も、自分自身も1位を目指して全力で戦っているのに、全力を出さない轟。
そんな轟の姿に、出久は怒りをあらわにし、こう問いかけます。
「どこ見てるんだ…?」
「皆、本気でやってる…勝って目標に近づく為に、一番になる為に!」
「半分の力で勝つ…?まだ僕は…君に傷一つ付けられちゃいないぞ!!」

 

「全力でかかって来い!!」

 

寛太
デクくん…格好良い…!

 

轟の攻撃を全て防いではいますが、自身の技の反動で、指も腕もボロボロの出久。

そんな状態ではもう勝目はないも同然なのに、それでも立ち上がる出久に、動揺する轟。

出久は轟の過去や悩みの全てを理解することは出来ません。

それでも、無個性だった出久だからこそ、轟に伝えなくてはいけない言葉がありました。

 

「君の、力じゃないか!!」

 

オールマイトから個性を受け継ぎ、力を正しく使う為に、人一倍努力をしてきた出久は理解していました。

例え、誰かから最強の力を受け継いだ所で、その力を使うのは自分自身だという事を。

個性を良くも悪くもするのは自分なのだから、母親を想う優しい轟なら大丈夫だと、そこに父親であるエンデヴァーの思いや企みは、関係ないと伝えたかったのではないでしょうか?

 

寛太
デクくんは炎の力を「親の力」じゃなくて、「自分の力」だって認めて欲しかったんだね。

 

そんな出久の言葉に、轟は幼い頃に、
「お父さんみたいになりたくない。」
「お母さんをいじめる人になんてなりたくない」
と、母親に泣きながら伝えた時の事を思い出します。
「それでも、ヒーローにはなりたいんでしょう?」
「いいのよ、お前は。強く想う、将来があるなら…」
「血に囚われることなんかない。なりたい自分に…なっていいんだよ。

 

母親の言葉を思い出した次の瞬間、轟の左半身が炎に包まれました。
とうとう、轟は炎の個性を使ったのです。

「俺だって…ヒーローに…!」

 

寛太
一匹狼だった轟くんの、今まで誰にも見せてこなかった「ヒーローになりたい」っていう熱い思いを、炎で表現してるんだよね!
アツくて、かっこよくてたまらないシーンだよ!

 

全力を出した轟の姿を見て、あまりの力量の差に、出久は思わず「凄…」と呟きました。
しかし、そんな出久の顔には、笑顔が浮かんでいました。
寛太
轟くんが全力を出してくれたのが嬉しかったんだろうなぁ。
二人共不敵に笑っているのが、なんだか格好良い。

 

そして、勝負を決める最後の一撃。
お互いの攻撃がぶつかり合う瞬間!
「緑谷…、ありがとな…。」

 

轟は心の中でそう呟いたのです。
試合の結果は、轟の勝利に終わりました。
ですが、出久は彼の心を確かに救ったのでした。

 

寛太

現在放送中の第4期の最終回では、エンデヴァーが活躍する『ハイエンド編』の序盤を放送するそうなので、轟家については知っておかなきゃね。

 

もしもヒロアカのアニメが第5期に突入したら、一番関係する話が『雄英体育祭編』だと思いますので、これからアニメを見るよって方々はしっかり覚えておいてくださいね。

 

アニメ2期で活躍した他の生徒達

寛太
アニメ2期で活躍したのは、轟くんだけじゃない。他の魅力的なキャラも紹介するよ!

雄英体育祭編

普通科 心操  人使(しんそう ひとし)

個性「洗脳」

自身の問いかけに返答した相手を操ることが出来る。

周囲から遠まわしに「敵」向きの個性と評価される事にコンプレックスを抱いている。

心操は、出久達と同じくヒーロー科を受検していたのですが、実技試験の内容がロボット相手の戦闘だった為、自身の個性を活かしきれず不合格になり、普通科へと入学しました。

体育祭で、優秀な成績を残せば、ヒーロー科へ編入出来る可能性があると聞き、決勝戦まで勝ち上がってきた実力者です。

純粋にヒーローに憧れる姿や、他者の個性を羨む姿に、決勝1回戦で戦った出久は、昔の自分を重ねたりもしていました。

 

寛太
何でヒーローになりたいのかって聞かれて「憧れちまったもんは仕方ないだろ。」って答えるのも「わかるよ!その気持ち!」ってなるんだよなぁ…。

麗日 お茶子(うららか おちゃこ) 

個性「無重力(ゼロ・グラビティ)」

自身が触れた物や人を無重力状態にし、浮かせることができる。

一度に沢山の物を浮かせてしまうと、キャパオーバーになり酔ってしまい、最終的に嘔吐してしまう。

本作のヒロインのお茶子。

出久の雄英での初めての友達で、優しくて元気な女の子。

お茶子自身がヒーローになりたいというのはもちろんですが、ヒーローになってお金を稼いで、両親に楽をさせてあげたいと雄英に入学。

体育祭では、出久と一緒に決勝戦まで勝ち上がりますが、1回戦の相手が、最恐の爆豪に決定してしまいます。

1つ前の種目「騎馬戦」で出久と組んでいたお茶子は、出久を執拗に攻撃する爆豪の姿を間近で見ていたので、

「正直…怖い…。」と出久に打ち明けました。

 

そんなお茶子に爆豪の幼馴染である出久が、爆豪対策の作戦を教えようとします。

しかし、お茶子は出久達の様に自分の力で頑張りたいと、提案を断りました。

「決勝で会おうぜ!」

笑顔で返答し、試合会場へ向かうのです。

 

寛太
第22話の「爆豪VS麗日」は、普段のふわふわしたお茶子とは思えないぐらい、カッコイイお茶子の姿が見られるんだ!
僕もこの話は体育祭編で大好きな話だからぜひ見て欲しいな!

 

保須市襲撃事件編

体育祭を終えた出久達は、大会の成績を元にプロヒーロー達から指名を受け、職場体験に向かうことになりました。

出久はオールマイトの恩師、グラントリノの所へ。

轟は父エンデヴァーの所へ向かう中、一人の生徒が事件の渦中へと足を進めてしまいます。

飯田 天哉(いいだ てんや)

個性「エンジン」

ふくらはぎに車のエンジンの様な器官が生えており、原動力(オレンジジュース)を摂取することで、驚異的なスピードで走ることができる。

 

お茶子と同じく、出久の雄英での初めての友達。

非常に真面目な性格で、1年A組の学級委員長をしています。

有名なヒーロー一家の次男で、兄は現役で活躍するターボヒーロー「インゲニウム」。

飯田も、兄のように規律を重んじ、市民を導けるようなヒーローになりたいと語っていました。

体育祭編では、出久の成長や信念を目の当たりにし、自分も負けていられないと出久に挑戦すると宣言し、出久の前に立ちはだかりました。

結果、決勝戦まで進み、勝ち上がるも3回戦の轟との対戦で惜しくも敗退。

3位入賞を果たすも、試合直後母親からの電話で、兄が『敵』にやられてしまったと連絡を受け早退することに。

ステインVS飯田

病院に駆けつけた飯田は、兄が『ヒーロー殺し・ステイン』と呼ばれる『敵』に襲われ、脊髄損傷で下半身麻痺、ヒーロー活動の引退を余儀なくされていました。

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兄インゲニウムは、その事実を受け入れ、弟の飯田に自分のヒーロー名を継いで欲しいと伝えますが、飯田は自身の今の実力ではその器ではないと判断し、ヒーロー名を決める授業でも本名で提出しました。

職場体験では有名なヒーロー事務所から指名が来ているにも関わらず、兄とステインが戦った保須市の事務所を選び、復讐を目的として、ステインを探し始めます。

そして、『敵連合』の代表死柄木 弔(しがらき とむら)が、保須市を攻撃する最中、再び保須市に現れたステインが、プロヒーローを襲う場面に飯田は遭遇してしまいます。

ステインの姿を見つけた瞬間、兄の仇を討つ事しか考えられなくなり、飯田は単身で、攻撃を仕掛けてしまいます。

 

「僕はお前にやられたヒーローの弟だ。最高に立派な兄さんの弟だ。」

「兄に代わり、お前を止めに来た!」

「僕の名前を生涯忘れるな!『インゲニウム』!!」

「お前を倒す、ヒーローの名だ!!」

 

寛太
格好良いシーンなんだけど…なんだか痛々しくて見てられないよ…。

 

飯田は再度攻撃を仕掛けますが、怒りで冷静さを欠いた攻撃は簡単に避けられてしまい、ステインの個性『凝血』(舐めた血の相手を、一定時間動けなくする)で、無力化させられてしまいます。

そんな飯田に兄弟共々弱いなと愚弄するステイン。

ステインの言葉に飯田は激昴し、

「(兄の可能性を)お前が潰していい理由なんかないんだ!」

「兄は僕に夢を抱かせてくれた立派なヒーローだったんだ!」

と、泣き叫び、最後には「殺してやる!!」と叫んでしまいます。

そんな飯田にステインは静かに「まずはあいつを助けろよ」と、襲われていたプロヒーローを指さします。

 

「自らを顧みず、まず他を救い出せ。己のために力を振るうな。」

「目先の憎しみに囚われ、私欲を満たそうなど、ヒーローから最も遠い行いだ。」

 

寛太
飯田くんの気持ちもわかるし、ステインがやっていることは間違いだって分かっているけど、このステインの言葉は少し正しいことを言っているような気がするんだよね。

 

あと少しで飯田がステインに殺されてしまう…。

そんな時、助けに駆けつけたのは飯田の事を心配していた出久と、出久がクラスメイト全員に送った位置情報をSOSだと察して駆けつけた轟でした。

ステインの個性で動きを封じられた飯田や、プロヒーローを庇いながらの逃走は不可能で、他のヒーロー達が駆けつけるまで時間を稼ぐことになった出久と轟。

しかし、ステインの並外れた身体能力に翻弄され、二人はボロボロになってしまう。

そんな二人の後ろ姿をただ見守ることしかできない飯田は涙ながらに、「もうやめてくれ…」と呟きます。

 

寛太
自分のせいで二人は傷付いているし、二人は第一に自分を守ろうと動いてくれたのに自分はそれすらも出来なかったって思っちゃったんだろうなぁ…悔しいよね。

 

「やめて欲しけりゃ立て!!」

 

そんな飯田に、自身も父への恨みで視野が狭まり苦しんできた轟が、自分の経験、出久にかけられた言葉を思い出し、飯田へと叫びます。

自分が出久にかけられた一言で変わる事が出来たからこそ、轟が飯田へ伝えられる一言があったんです。

「なりてぇもん、ちゃんと見ろ!」

 

その言葉に飯田は兄のヒーローとしてのあり方を思い出します。

誰よりも人を助けることに注力した兄と今の自分を比べ、憧れた兄に一歩も近付けていない事に気づき、悔し涙を浮かべながら立ち上がります。

 

寛太
ステインの言うとおり、自分はヒーローの風上にも置けない存在だって認めて、それでも這い上がろうとする飯田くんに涙が止まらないよ。

 

再び立ち上がった飯田を加え、出久、轟の一斉攻撃でとうとうステインを、行動不能にする事が出来ました。

その後、色々な事がありつつもステインを警察へと引渡し事件は解決となりました。

ただ一つ、飯田の左腕にはステインに刺された事で、後遺症が残る事に。

しかし、飯田はその傷を戒めに今度こそ立派なヒーローになると決意したのでした。

期末テスト編

職場体験やステイン事件が終了した頃、出久達は期末テストの時期を迎えていました。

内容はこれまで習ってきた教科の筆記試験、そして雄英教師陣であるプロヒーローを相手にした実技試験です。

生徒たちは2人一組に分かれ、それぞれ一人のプロヒーローと対峙し、決められたエリアから脱出、もしくはヒーローを捕縛する事のどちらかを選ぶことに。

 

寛太
そんな期末テスト編、皆活躍していますが、やっぱりこの二人組を紹介しなきゃね!

 

緑谷・爆豪VSオールマイト

この期末テストでは、生徒それぞれの欠点を改善出来るかどうかを試すため、ペアを決めています。

この二人の課題はもちろん、「仲が悪いこと」。

爆豪は、幼い頃から自分が誰よりも優れていて、最強なんだと信じています。

しかし、幼い頃に川に落ちた爆豪を心配して、手を差し伸べた出久の自分と対等であるかの様な振る舞いにプライドを逆撫でされ、俺の方が上だと分からせる為、いじめを繰り返してきました。

出久はそんな爆豪に恐怖はありますが、それでもその類まれなる個性や戦闘センスに憧れていました。

そんな二人の相手は二人が幼い頃に、一緒に憧れたオールマイト。

出久は爆豪に作戦を立てようと話しかけますが、無視されてしまいます。

そこへ現れたオールマイトが二人に攻撃を仕掛けながら、爆豪の焦りについて指摘します。

 

寛太
ここのオールマイトが言った、「レベル1とレベル50の力、成長速度が同じはずないだろう?」って台詞、僕すごく好きなんだよねー。

 

オールマイトの言葉に、爆豪は苛立ち、

「デクの力を借りるくらいなら、まだ負けた方がマシだ!」

と叫んでしまいます。

その言葉に出久は怒り、

「負けた方がマシだなんて、君が言うなよ!」

と爆豪を殴り飛ばしました。

 

寛太
デクくんも、かっちゃんに憧れているからこその言葉なのは分かるんだけど、そんな思いっきり殴っちゃうんだってビックリしちゃった。(笑)

 

さらに出久は爆豪を連れ、オールマイトから逃げた先で、

「諦める前に僕を使うぐらいしてみろよ!」

「勝つのを諦めないのが君じゃないか!」

と、畳み掛けます。

その言葉に苛立ちつつも勝ちにこだわる爆豪は、出久ヘある作戦を伝えるのです。

 

寛太
この後二人がどんな協力の仕方をするのかは、是非アニメで見て欲しいな!
かっちゃんの意外な行動にビックリすると思うよ!

動き出す『敵連合』

第2期の終盤では、ステイン事件の影響で死柄木弔率いる『敵連合』に、続々と仲間が増えていきます。

そして、その背後にちらつくオールマイトの宿敵『オールフォーワン』の存在も明かされ、第3期でも、ヒロアカはますます面白さを増して行きます。
それでは、ここでヒロアカを今からでも視聴出来るサイトをご紹介しますね!

 

ヒロアカはどこで見れるの?

僕のヒーローアカデミアは、dアニメストアdTVHuluU-NEXTで見られます。(2020年3月現在)

そして、今ならYouTubeのジャンプチャンネルでアニメ第1期の1話~8話までが無料で視聴できます。

是非この機会に、ヒロアカの世界へ飛び込んで下さい!

最後に

寛太
ここまで読んでくれてありがとう。
この記事を読んで、一人でもヒロアカを好きになってくれたらなぁって、語りすぎちゃったよ。

 

最後に、この記事で第2期のあらすじを理解してくれたあなたに、是非見てほしい動画があるんです。

 

この動画は第2期の前半のオープニング曲。

米津玄師さんの「ピースサイン」と、TOHO animationがコラボをしたPVです。

「ピースサイン」は、歌詞がヒロアカのストーリーにぴったりとリンクしている事から、ファンの方から大人気の曲です。

 

寛太
僕も学校の友達にこの動画を見せたら、友達たちもヒロアカにハマってくれたんだ!

 

この動画を見て少しでもいいなって思った方は、必ずヒロアカにハマれる事、間違いなしですよ!