今回はイギリスで人気を博したミステリードラマ「13（サーティーン）」の出演者について紹介していきます。
イギリスでの人気を受けて、日本でも東海テレビさんがリメイク版の制作を決定しています。
そんな、日本でもブームを起こす事間違いなしの「13（サーティーン）」の魅力的なキャストをご紹介していきたいと思います。
海外ドラマ「13（サーティーン）誘拐事件ファイル」あらすじ紹介
キャストを紹介する前に、ミステリードラマ「13（サーティーン）」のあらすじを紹介したいと思います。
イギリスの田舎町のとある家の前に、一人の女性が立ちすくんでいます。その女性をよく見ると、裸足で着古した寝巻き、髪の毛はボサボサでした。
その女性は、思い立ったかの様に公衆電話に駆け寄ります。そして、警察に保護されます。
その女性はなんと、13年前に誘拐された「アイビー」でした。
すぐに、アイビーの家族が呼び出され、感動の再会と思いきや…
13年の間に、家族は心が離れギクシャクしていました。
しかし、アイビーに気を利かせる家族。当面の間は仲の良い家族を演じることを決めました。
アイビーが逃げ出して、無事事件は解決したかに思われたのですが、アイビーを中心に事件が事件を呼ぶ展開は見逃せません。気になる方は是非本編をお楽しみください。
キャスト紹介
ジョディー・カマー（アイビー役）
リヴァプール出身の女優です。
高校生の頃、部活で演劇部に入部した事をきっかけに、女優を目指す事になったジョディー・カマーさん。学校の先生に勧められて、ドラマのオーディションを受けてデビューをします。
英国テレビアカデミー賞主演女優賞やプライムタイム・エミー賞主演女優賞を受賞する実力派の女優です。
代表作
- チャタレイ夫人の恋人
- イングランド・イズ・マイン・モリッシー
- スターウォーズ／スカイウォーカーの夜明け
- フリーガイ
- The Last Duel
ヴァリーン・ケイン（リサ・マーチャント役）
北アイルランド出身の女優です。
イギリスでは俳優・女優の登竜門とも名高い、セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマという演劇学校出身の女優さんです。
イギリスは映画大国アメリカと比べると、俳優・女優の待遇はそこまで高くはないみたいです。例えば、アメリカでドラマ1本の出演料は平均1,000万円近くになるそうですが、イギリスでは半額の500万円程度と言われています。
そんなイギリスの厳しい環境下でも、役を獲得できる実力は本物と言えるでしょう。
リチャード・ランキン（エリオット・カーン役）
スコットランド出身の俳優です。
リチャード・ランキンといえば、イギリスとアメリカの共同制作ドラマ「アウトランダー」に出演していたことでも有名ですね。
「アウトランダー／シーズン4」でロジャー役を演じた、リチャード・ランキンはその役への意気込みなどから真面目な俳優さんとして知られています。
アメリカのスタイル誌「Town &Country」でインタビューを受けるほど、役者として認められているリチャード・ランキン。
誌面では、ストーリー展開が複雑なドラマであった事やロジャーという役柄に対して真摯に受け止め、ロジャーの性格や生き様などを踏まえ見事に役を演じ切りました。
真摯で真面目な性格が魅力的な俳優リチャード・ランキングがエリオット警部役というのは適任だっとと言えるでしょう。
アナイリン・バーナード（ティム・ホブソン役）
ウェールズ出身の俳優です。
小さい頃から、俳優に強い憧れを持っていたアナイリン・バナード。俳優に憧れるきっかけは、男性なら誰もが憧れる男性1位と言っても過言ではない「007」のジェームス・ボンドだそうです。
そして、彼の人生における目標の一つにジェームス・ボンドを演じることが挙げられており、その道に向かって着実に経験を積んでいると言った感じですね。
彼は、1987年生まれで、まだ若い俳優さんですが、今後の成長に期待ですね!
ナターシャ・リトル（クリスティーナ役）
リヴァプール出身の女優です。
彼女は代表作に
- 「War of the Worlds」
- 「虚栄の市」
- 「グリーン・フィンガーズ」
- 「Another Life」
などがあります。
BBC（イギリスの国営放送局）のミニドラマシリーズの常連と言っても良い、ベテラン女優さんですね!ドラマの制作本数がそこまで多くない中で、役を勝ち取ることができる彼女の実力にも注目です!
スチュアート・グラハム（アンガス役）
ベルファスト出身の俳優です。
イギリスのアルスター大学出身の俳優さんで、演劇を学ぶ所というよりは、社会学などで有名な大学なのでキャリアとして異色な俳優さんです。
代表作には
- 「CURED」
- 「ハンガー」
- 「ダブリンの時計職人」
- 「バッド・デイ／復讐の血」
などがあります。
映画「ハンガー」はサッチャー首相の政策によって弾圧された犯罪者のヒューマンドラマを描いた映画です。しかも、イギリス映画でも特殊なセリフがほとんど無い、途中から無声映画かな?と思うほどの映画です。その監獄の看守長役を演じたスチュアート・グラハムの冷酷ぶりは、見物です。
キャサリン・ローズ・モーリー（エマ役）
リヴァプール出身の女優です。
代表作は
- 「ラスト・タンゴ・イン・ハリファックス」
- 「CLINK」
- 「THE MILL」
- 「THE CARAVAN」
などがあります。
「ラスト・タンゴ・イン・ハリファックス」は老夫婦を中心とした家族の物語です。「13（サーティーン）」でも、アイビーの妹役を見事に演じきっています。
また、「CLINK」はとにかく映像美が凄いのですが、実際に起こった出来事をドラマにしたノンフィクション作品で、彼女の演技力を見せつけられる作品になっています。
まとめ
イギリスの女優・俳優に注目してドラマや映画を見る機会は少ないかも知れませんが、こうして役者のルーツや出演作品に触れることで、また違った作品の見方ができてより一層「13（サーティーン）」を楽しむことが出来ますね!
シリーズ作品のドラマといえば、誰しもがアメリカの作品を思い浮かべますが、日本と同じ様に小さな島国であるイギリスではとても魅力的なドラマがたくさんあります。王道のアメリカ制作から見るも良しですが、メジャー過ぎる作品に抵抗がある方やシリーズが長すぎると感じてしまう方にはイギリスのミニドラマは最適です。
そして、イギリスのドラマ制作本数が少ないからこそ、そこで役を勝ち取るために努力し続ける俳優達の実力は凄まじく魅力的です。