今回は、大人気ドラマ「勇者ヨシヒコ」に出演されているダンジョーこと宅麻伸さんの魅力をお話しします。
ドラマ『勇者ヨシヒコ』ってどんなドラマ？
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『勇者ヨシヒコ』は、テレビ東京系「ドラマ24」で放送されたテレビドラマ。2011年にシーズン1「勇者ヨシヒコと魔王の城」が放送開始となり、2012年にシーズン2「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」が放送、2016年にシーズン3「勇者ヨシヒコと導かれし七人」にて完結となっている。
ドラゴンクエストの発売元である「スクウェアエニックス」協力の”ローコスト冒険ドラマ”であり、”ドラクエ風”の張りぼてや効果音が度々使用されている。
シーズン1：「勇者ヨシヒコと魔王の城」/2011年7月9日〜2011年9月24日
──非常識だから、冒険なんだよ。
ある村に純粋でお人好しな青年ヨシヒコがいた。伝説の剣「いざないの剣」に勇者として選ばれたヨシヒコは、謎の疫病に苦しめられる村人を救うため、薬草とその薬草を探しに行ったきり帰って来ないヨシヒコの父”テルヒコ”を探しに旅に出る。旅の道中にダンジョー、ムラサキ、メレブを仲間に加え、疫病をもたらしている本当の原因である「魔王」を倒すべく旅を続ける。
シーズン2：「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」/2012年10月13日〜2012年12月22日
──鍵を握るのは、俺たちなんだよ。
勇者ヨシヒコ一味が魔王を倒してから100年後、再び魔物の封印が何者かによって解かれる。仏は、助けを求めるためヨシヒコ一味を復活させるが、セーブし忘れにより”レベル0”の状態で復活させてしまう。再び魔物と戦うこととなったヨシヒコは、「悪霊の鍵」を探す旅に出る。
シーズン3：『勇者ヨシヒコと導かれし七人』/2016年10月8日〜2016年12月24日
──そんな冒険じゃ、毒にも薬にもならないんだよ。
魔王を倒したかに思われたヨシヒコであったが、仏から今倒した魔物より上位の魔王がいることを告げられる。その魔王を倒すためには7人の玉人の力を借りなければならない。魔王を倒すべく玉人を探す一行は、経験値を再びリセットされた状態で旅に出ることとなる。
主要キャストを”ざっくり”紹介
ヨシヒコ（役：山田孝之）
純粋で正義感が強い青年。ひょんなことから勇者に選ばれるが、その真面目でピュア過ぎる性格からとんでもない方向に突き進んでしまう。
ダンジョー（役：宅麻伸）
熱血漢でテンションの高い戦士。一方で女性的な側面もあり、女装に自身がある。小型モンスターに近づき、真っ先に攻撃されるのがお決まりの流れとなっている。
ムラサキ（役：木南晴夏）
気が強く、口の悪い村娘。所持する武器はおもちゃの剣であり、戦闘では役に立たない。
メレブ（役：ムロツヨシ）
毎回役に立たない呪文を思いつく魔法使い。独特なテンションで、ツッコミ役に回ることが多い。
仏（役：佐藤二朗）
いい加減で、胡散臭い。ヨシヒコは裸眼で仏を見ることができない。
ダンジョー演じる宅麻伸、その魅力とは？
男らしいもみあげが特徴で、メンバーの最年長ダンジョーを演じる俳優の宅麻伸さん。宅麻伸と言えば、二枚目俳優として有名ですが、勇者ヨシヒコを通して新境地を切り開いています。
宅麻さんが演じるダンジョーとは、二枚目俳優が演じるキャラクターとは少しかけ離れていて、男らしい反面オカマの要素も持ち合わせる一風変わったキャラクターです。
当時、監督から勇者ヨシヒコへの出演オファーが来た際に、どんなキャラクターを演じるのかは特に気にしていなかったそうですが、衣装あわせの際に演じるダンジョーがそんな”変わったキャラクター”であることを知り、驚きながらも快く承諾したと言います。
人気ゲームをモチーフとしたストーリーということで、大人のみならず子供からも反響は大きかったようです。街中では子供たちから「宅麻伸だ！」ではなく「ダンジョーだ！」と声を掛けられたと言います。声をかけられることに驚きながらも、嬉しい気持ちになったという宅麻さんに人柄の良さを感じますね。
3シーズン続いた本作の撮影を通して山田、ムロ、木南らとのチームワークが高まったとのことで、特に山田の集中力の凄さや、ムロと木南の超真面目なふざけたシーンの掛け合いには感心したと語っています。
また、撮影期間中はあえて若手メンバーと一定の距離感を保ったとのことですが、理由としては、若手と”おっさん”の間にはギャップが必要で、飲みの席で仲良くなりすぎると若手とおっさんの距離が縮まってしまうと懸念したから、と語っていました。
本当は一緒にわいわいしたい気持ちがあったが、若手とおっさんのギャップやおっさんならではの空気感を壊さない為に一定の距離感を保ったと話す宅麻さんに役者魂を感じますね。
まとめ
いかがでしたか？
正直言うと私は勇者ヨシヒコを見るまでは宅麻さん個人にあまり注目する機会もありませんでしたが、このドラマを通してすごく魅力を感じました。
特に宅麻さんが語る役者魂や熱意を感じてとても好感が持てました。
個性的な俳優さんたちが真面目に演じるおふざけシーンに爆笑必至だと思います。おすすめのドラマですので、是非チェックしてみて下さい！