大人気海外ドラマのウォーキング・デッド。僕も大好きで毎回ハラハラドキドキしながら見ています。
シーズン1では、リックが病院で目覚めると、世界がゾンビだらけに化しているというなんとも衝撃的なオープニング。
危険をかえりみず、たった一人で家族を探しに旅に出る勇敢なリックの姿と、生存者たちの協力する姿が感動的でしたね。
生きるか死ぬかの危険と隣りあわせの恐怖に怯えながら、自ら死を選択する生存者も現れます。まさに「生と死」の世界。
また、生き延びるために協力し合う仲間たちが織りなす人間模様が本当に面白いんです!それぞれの生い立ち、置かれた環境や考え方の違いが様々な人間ドラマを生み、ついつい画面から目が離せなくなっちゃうんですよね!
シーズン2では、新たな登場人物が増え、意見が対立したり、恋が芽生えたりと物語はさらに複雑な展開へと進んでいきます。必見です!
ということで、今回はウォーキング・デッドシーズン2のあらすじと登場人物を紹介します。
じゃんじゃんネタバレしていきますね。
1分でわかるウォーキング・デッドシーズン2のネタバレ
まずは公式サイトによるあらすじをご紹介します。
第1話〜第6話
リックが先導して、一行はアトランタを出発。しかしウォーカーの群れに囲まれ、森に逃げ込んだソフィアが行方不明に。さらに鹿狩りのために撃った弾がカールに当たってしまう。リックは助けを求めて近くの農場に向かうが、農場主ハーシェルからは時期がきたら出ていくように言われてしまう。その後、行方不明になったソフィアを捜し始めるリックたち。だが、シェーンは、みんなのためにも生存の見込みがないソフィアを捜すことはやめるべきだと言い放ち、仲間たちから孤立していく。一方、農場の納屋の秘密を知ってしまったグレンは、マギーから口止めされた上に、ローリからも彼女が妊娠のことは誰にも言うなと言われ、苦しむ。
第7話〜第13話
グレンは納屋の秘密を仲間に話す。リックは、ハーシェルと話し合うが、ハーシェルは態度を硬化させたまま出ていくように告げる。その後、姿を消したハーシェルを呼び戻しにリックとグレンは街に向かうが、新たな敵としてウォーカーだけでなく人間とも生き残るために戦うはめになる。一方、こっそりダリルの拳銃を手に入れたカールは、森の中で遭遇したウォーカーを撃ち殺そうとする。農場にもウォーカーの危険が迫り、大群に出くわしたリックとカールは、追われるまま納屋へ。ついにはその群れが農場に押し寄せ、グループは散り散りになってしまう。事態が悪くなるにつれ、リックのリーダーシップが疑問視される。
これだけの大作をこんなにコンパクトにまとめられるとは!
本当はもっともっと見どころ満載、魅力満載、迫力満載の人間ドラマが描かれているので、僕が熱くネタバレ解説しちゃいますよ!
ついてきてくださいね。
※ここから先は大いにネタバレ含みますので、ご注意ください。
ウォーキング・デッドシーズン2新たな登場人物
ハーシェル
カールが撃たれ、オーティスが仲間のもとへ案内してくれたときに出会った元獣医師。一緒に農場で暮らしていた女性たちに指示を出して手当にかかり、懸命な治療の末にカールの命を救った。ハーシェルには妻がいたが、彼女はすでにウォーカーとなっていた。その悲しみを受け入れられずに、「ウォーカーは病気であるから必ず治る」と信じ、納屋でウォーカーとなった家族や知り合いをかくまっていた。
マギー
ハーシェルの娘。薬や包帯などの物資を調達するため、街の薬局に行ったときにグレンと結ばれる。その後もグレンと密会を重ね、交際に進展する。
ベス
ハーシェルの娘であり、マギーの妹。ハーシェルがカールの手術をするとき、手助けをしてくれた。納屋を一掃されたとき、ウォーカーとなっていたベスの母や兄も一緒に撃たれてしまい、ショックで倒れ、自殺未遂を図る。しかし、恐怖で自ら死ぬことも出来ずに自殺することを諦め、強く生きることにした。
オーティス
鹿を撃ったとき、カールにまで弾を貫通させてしまう。その責任を感じて、カールの命を救うため、危険を冒してまでシェーンと高校の緊急避難所で物資を調達する。しかし、最後の最後にウォーカーの大群に追われた際に、シェーンの裏切りにあい、ウォーカーのおとりとなって帰らぬ人となる。
デイヴとトニー
ハーシェルを農場に連れ戻そうとリックとグレンが街のバーに来た時に出会ったフィラデルフィア出身者の二人組。はじめこそ親しげに近づいてきたが、実は危険な略奪者だった。危険を感じたリックによって二人とも撃たれてしまう。
ランダル
街のバーでリックがデイヴとトニーを撃った銃声の音で駆けつけてきた仲間の一人だったランダル。銃声の音でウォーカーの大群も集まってきて、逃げ出す仲間たちの中で、ランダルは鉄柵に足が貫通し動けなくなってしまう。仲間に見捨てられてしまったランダルは、リックに助けられる。しかし、農場に帰ると、ランダルを生かすか処刑するかで議論となり、最終的にはシェーンに利用されて殺される。
ウォーキング・デッドシーズン2ネタバレ解説
第1話 長い旅路の始まり
リックたちはフォートベニング基地を目指して出発するが、途中キャンピングカーが故障して動けなくなってしまう。そこは大量の車が道路を塞いでいる場所だった。
キャンピングカーの修理をしながら、手分けして周りの車から物資や燃料を集めている間に、ウォーカーの群れがやってくる。
それぞれ車の下に潜り込んだり、キャンピングカーに隠れたり、身を隠してやり過ごそうとするが、キャロルの娘ソフィアが見つかり、おびえながらも必死で道路脇の森へ逃げ込む。
ソフィアを捜しにリックが追いかけ、見つけることができたが、追いかけてくるウォーカーを始末するために自分がおとりになりソフィアと一瞬離れることに。ウォーカーを始末した後で、約束の場所に戻ったがソフィアの姿はなかった。
行方不明になってしまったソフィア。日が暮れるまで捜索に当たるも、一向に見つかる気配はない。
次の日も一同ソフィアを捜しに出かけるが、疲れている仲間を気遣ってローリたちを帰らせ、別れることに。
同時期、ローリへの思いを断ち切れないシェーン、妹の死により生きる希望を失っていたアンドレアは、グループを離脱することを考えていた。
リック、シェーンと一緒に捜索を続けることとなったカールは、教会近くで鹿と出会い、その瞳に惹きつけられる。そっと近づいていくカールだったが、次の瞬間、銃声の音とともにその場に倒れこんでしまう…!
第2話 命の代償
カールは、鹿狩りのために撃った弾が貫通して、弾を浴びていたのだ。銃を撃った男オーティは、慌てて仲間のいる農場へ案内した。
そこにはハーシェルという医者らしい初老の男がいて、若い女性たちと必死に手当をしてくれた。カールの容体は非常に重く、手術が必要だったが、そのための医療器具が不足していた。物資を調達するために5マイル先にある高校の緊急避難所に行くことに。
シェーンがひとりで行くと主張するが、救命士の経験もあるオーティスは自分にも責任があるとついて行く。
ハーシェルの娘マギーは、農場にローリを連れてくるために馬を走らせた。グレンの馬の後ろにまたがり、農場でカールを見たローリは、弱り果てた姿に動揺するが、希望を失わずに母としての強さを見せる。冷静にハーシェルと話すローリだったが、ハーシェルは元獣医だったことが判明する…。
一方、壊れたキャンピングカーのある場所で身動きが取れなくなっているダリル一行だったが、ウォーカーの大群から逃れる際にケガを負ってしまったTドッグの症状が悪化し、道端に座り込んだままぐったりしていた。
物資のある避難所に到着したシェーンとオーティスは、ウォーカーの大群をかわし、命からがら物資を手に入れることに成功する。しかし、最後に大量のウォーカーたちに囲まれ、追い込まれてしまう!
第3話 最後の銃弾
銃で撃たれたカールの容体は刻一刻と悪くなっていく中、手術に必要な物資を手に入れたシェーンとオーティスは、ウォーカーの大群に囲まれ、身動きが取れなくなっていた。
その頃グレンとTドッグは、グリーン農場に到着していた。アンドレアとダリルは夜になってもソフィアの捜索を続けていたが、一向に手がかりをつかめずにいた。
シェーンとオーティスが戻らない中、いよいよカールが弱り果て、このままでは危ないという状況に…。リックとローリは、カールを呼吸器なしで手術をするか否かの判断をせまられる。
残酷な世界でこれ以上カールを苦しめたくないと涙ながらに話す母ローリに対し、反対する父リック。悩みに悩んだリックとローリは、十分な道具がない状態で手術をすることに賭けたのだった。
まさに今メスが入るという時、シェーンの車が戻ってくる…!
無事に調達できた呼吸器と、ハーシェルの必死の手当の甲斐あって、カールの手術は無事に成功した。カールの容体も落ち着き、ひと段落。
しかし、オーティスは高校の避難所でウォーカーに噛まれ、二度と戻ることはなかったのだ…。足を痛めていたシェーンは、最後の1発の弾でオーティスの足を打ち、オーティスをウォーカーのおとりとして利用して逃げたのである。
第4話 涙に咲く花
カールの容体は順調に回復していった。
離れていたデールたちは、農場でリックたちと合流する。
悲しみの中、みんなはオーティスの葬儀が執り行うことに。別れの言葉を求められたシェーンはオーティスの最期についてウソを語る。「弾切れし、足を痛めたシェーンを援護すると荷物を渡し、自らの身を挺してカールと自分の命を救ってくれた」と…。
柵に囲まれ、食料も十分、まるでこの世界になる前の日常のような理想的な環境。リックは農場にずっといたいとハーシェルに訴えるが、ハーシェルはカールの容体が安定し、ソフィアが見つかったら農場を去るようにと通告する。
グレンとマギーは必要な抗生物質や包帯を調達するために、2キロ先にある街の薬局へ向かうことに。ローリはグレンに妊娠検査薬を内緒で調達してきて欲しいとお願いする。薬局に到着し、物資を調達していたふたりは、なんとそこで結ばれることに。
ダリルは一人でソフィアの捜索に出ていた。森の中で見つけた小屋に入ると、最近食べたと思われる缶詰や使った形跡のある布があったが、そこにはソフィアはいなかった。その小屋の外には綺麗な一輪の白いバラの花が咲いていた。
ダリルはその白いバラを瓶に入れ、ソフィアのために片付けたキャンピングカーにいたキャロルへ差し出した。アメリカ兵がチェロキー族を「涙の旅路」に追い立てたときに、子供を失った母親が、悲しみの涙を流した場所に咲いたバラのように、この花が咲いたのはきっとソフィアのためだと励ました。
夜、ローリはグレンに頼んでおいた妊娠検査薬を使って検査するのだが、 陽性を示す結果にローリの心境は深い悲しみと罪悪感の念が複雑に絡み合っていた。
第5話 無限の生命力
ソフィアの捜索が長引き、メンバーの中では意見の対立が起こっていた。捜索を続けようとするリックと、既に死んでいるかもしれないソフィアを捜すのは止めるべきだと主張するシェーン。
ペアを組まずひとりで捜索に出たダリルは、川でソフィアのぬいぐるみを見つける。手がかりを掴み、捜索に力の入るダリルだったが、乗っていた馬が蛇に驚き暴れ、崖の下まで突き落とされてしまう。そのまま崖をよじ登ろうとするも、再び崖から転落し、さらに大けがを負ってしまったダリル。
意識を取り戻し、目を覚ますと、目の前に行方が分からなくなっていた兄メルルが立っていた。しかしそれは幻想。幻想から目覚めると、次の瞬間次々とウォーカーが襲ってくる。
ウォーカーを倒し、崖を登り、ボロボロの体で農場へと帰り着いたダリルだったが、遠目からはあまりの酷い姿にアンドレアからウォーカーと見間違われ、狙撃される。不幸中の幸いで、弾は頭に少しかすった程度。ダリルは命拾いをする。
その夜、ハーシェル家の食卓には豪華な食事が並んだが、食卓は暗く沈黙の時間が続いた。その席でマギーはそっとグレンにメモを渡し、まるで中学生のように、今夜ふたりでこっそり会う場所の相談をしていた。ふたりがコソコソしている様子にハーシェルとデールは気づいてしまう。
喜んで返事をよこしたグレンのメモには「納屋の屋根裏」の文字が。そのメモを見てマギーの表情が一変する。マギーは急ぎ足で納屋に向かうが、すでに時遅し。
暗い納屋をグレンが懐中電灯で照らすと、そこには何体ものウォーカーがうめき声をあげていた。驚いたグレンが慌てて納屋から出ようとした時、マギーが納屋に到着。グレンに向かってマギーは一言。「見るべきじゃなかった」と…。
第6話 明かされる秘密
グレンは納屋にいるウォーカーたちのことをマギーに口止めされる。ウソが苦手なグレンは、同時にローリが妊娠しているという秘密まで抱えてしまう。
一人で悩みきれなくなったグレンは、デールと二人きりになる時間をつくり相談することに。話を聞いたデールはハーシェル、ローリとそれぞれ話をする。悩みに悩んだローリは、グレンに妊娠中絶薬を調達してくるようにお願いする。
一方、リックとシェーンは万が一のためにと、みんなに銃の使い方を教えていた。すっかり回復したカールも、銃の訓練を受けたいと言い、アンドレアやジミーたちと一緒に教わることとなった。
薬局に向かうグレンにマギーが同行し、納屋の秘密を明かしたことを責める。険悪なムードの中、薬局で薬を探していると突然マギーがウォーカーに襲われる。グレンが助けると抱き合うふたり。
農場に戻ったマギーは大切な人を失いたくない一心で、軽率な頼みごとで危険にさらしたローリに対し怒りをあらわにしていた。
その頃、シェーンとアンドレアはソフィアを捜すため街へ出掛けるが、途中ウォーカーたちに囲まれてしまう。銃の訓練で腕を上げたアンドレアは、始めこそ動揺していたが無事にウォーカーを撃ち殺すことに成功。その帰り道、車を止めて二人は体を重ねたのだった。
その頃、シェーンの正体に疑念を抱いていたデール。オーティスは自ら命を投げ出したというシェーンのウソを見抜いていたのだ。さらにはシェーンがリックに銃を向ける姿も目撃していた。「シェーンはみんなといるべきではない」と考えるデール。しかし、その気持ちをシェーンに伝えるも、デールの思いは届かなかった。
その後、リックはテントで妊娠中絶薬を見つける。慌ててローリを問いただしたとき、ローリは一度口にした薬を全て吐き出していた。口論になるリックとローリだったが、ローリはシェーンとの関係も含め全ての秘密をリックに打ち明けるのだった。
第7話 死の定義
グレンは納屋にウォーカーたちがいるという秘密を仲間全員に打ち明けた。シェーンはウォーカーを処分しようというが、リックは家主の許可が必要だと言い争いになる。
リックは納屋のウォーカーのことでハーシェルの説得を試みるも、断固として意思を曲げないハーシェル。納屋のウォーカーを始末したいシェーンと、農場に残るためにもハーシェルの許可が必要だと話すリック。さらにシェーンは、ローリのお腹の子の父親は自分だと言い出した。ふたりの言い争いはどんどん激しくなっていく。
一方、シェーンの影響で好戦的になっていくアンドレアに対し、シェーンは危険な男だと忠告するデール。しかしアンドレアは耳も貸さなかった。
グループの中で、そこかしこに広がるわだかまり。
そんなとき、シェーンは納屋にいるウォーカーを一掃するため、仲間たちに銃を渡し決断するよう、たたみかける。そこへ、リックとハーシェルが新たに二体のウォーカーを連れ帰ってくる。そのウォーカーはもともとハーシェルの知り合いだったのだ。
その姿に腹を立てたシェーンは、激怒しウォーカーを撃ち殺してしまう。さらには、その勢いで納屋の扉をこじ開け、ウォーカーを一掃することに。
次々と出てくるウォーカーを仲間たちも援護し、銃で撃ち殺した。一掃した納屋から最後に出てきたのは小さな女の子のウォーカーだった。
その光景に言葉を失う仲間たち。
出てきたウォーカーの正体は、なんとソフィアだったのだ…。
第8話 希望という幻想
ソフィアを含め、納屋にいたウォーカーたちは全員頭を撃ち抜かれ、完全に死んでいた。その事実にキャロルやベス、ハーシェルは動揺を隠しきれずにいた。
ウォーカーとなった家族たちを一掃され激怒したハーシェルは、リックたちに農場を出ていくように言い放つ。
また、弾が撃ち外されて息をしていた母親のウォーカーに襲われかけたベスは、ショック状態に陥り、倒れてしまうことに。みんなでハーシェルを探すも、ハーシェルの姿はどこにもなかった。リックとグレンはハーシェルを捜しに街へ出発。
ローリはダリルにもハーシェル捜しを手伝うようお願いするが、断られてしまう。ローリは一人で車に乗り、農場をあとにするが、道でウォーカーに出くわし事故を起こして意識を失ってしまう。
一方、街の酒屋でハーシェルを見つけたリックとグレン。ハーシェルは納屋の件で現実を受け止め、娘たちのために農場へ戻ろうと冷静さを取り戻していた。
しかし、そこへ見知らぬふたりの男が入ってくる。始めこそ親しげに近寄ってきたふたりだったが、リックは警戒する。用心深く拒絶するリックたちの態度に、態度を豹変させ農場を乗っ取ろうとまで言い出す男たち。不穏な空気に包まれた瞬間、銃を手にしようとした男たちに向かって、リックはついに銃を向けてしまう。
第9話 繰り返されるウソ
街のバーでリックが撃った銃声の音で、相手の仲間たちが彼らを捜しに来た。リックに2人を殺されたと知った彼らは激怒。銃撃戦が始まることに。
その物音にウォーカーも集まってきて、逃げ出す男たち。その中で、相手の仲間の一人である小さな少年が足に柵が貫通し動けなくなる。仲間に見放されてウォーカーに襲われそうになる少年をリックは放って置けずに連れて帰ることに。
その頃、農場ではローリがいないことに気付き、シェーンが探しに出かけていた。ローリはウォーカーに襲われかけるも、命からがら逃げ延びた。帰路の途中、シェーンに拾われふたりは帰ることに。
農場に戻ってきたリックたち。見知らぬ少年を助け、治療して解放するというリックとハーシェルに、シェーンは再び激怒し反対する。
シェーンに好意を寄せるアンドレアに、リックのやり方は間違っていると話すシェーン。一方で、ローリはシェーンのことを危険な男だとリックに打ち明ける。
仲間の心は揺れ動きバラバラになろうとしていた…。
第10話 決闘
回復した捕虜の少年、ランダルを解放するために遠く離れた場所まで出かけたリックとシェーン。なにかの施設の跡を見つけ、そこでランダルを解放して去ろうとするが、ランダルとマギーは同級生だったことが発覚する。
ランダルを始末すべきと主張するシェーンに対し、リックは激しく反対し揉めるふたり。次第に乱闘へと発展し、その間に集まるウォーカーたち。場は修羅場と化していた。
その頃、農場ではベスが自殺未遂を図っていた。ベスにずっと付き添っていたマギーの体調を心配し、アンドレアが見張りを代わるが、「自由にしろ」と言って部屋を後にする。ひとりになったベスは鏡で手首を切ってしまうのだった…。
一方、ウォーカーの大群に囲まれ、バスに閉じ込められたシェーン。リックはウォーカーから逃げるランダルを助け、シェーンを見放して一旦その場を去ることに。
シェーンはリックに見捨てられ、落胆するが、なんとそこへリックが戻ってくる…!リックはシェーンを見捨てることができずに命の危険を冒してまで助けに来たのだった。
第11話 生かすか殺すか
ふたたびランダルを連れ帰ったリックだが、ダリルの手荒い尋問でランダルの仲間がギャングと判明する。ランダルはグループの脅威であると、さすがのリックも殺害を決めるが、それに対しデールは猛烈に反発する。
デールはランダルの処刑を考え直すよう、みんなを説得して回るが、デールに賛同してくれる仲間は現れない。デールは仲間のグループが崩壊するのを誰よりも恐れていた。
カールはダリルの荷物から銃を見つけ、黙ってそれを持ち出し森へ出掛けると、沼にはまって動けずにいるウォーカーに遭遇する。面白がって近づき、撃とうとするカールだったが、次の瞬間、ウォーカーの足が沼から抜け、襲われることに。驚いたカールは慌てて逃げ帰る。
夕方になると、リックたちはハーシェルの家でランダルの処刑について最後の話し合いを始める。ランダルの処刑に反対するデールの必死の演説に、アンドレアのみが意見を変えて賛同するも、多数決でランダルの処刑が決定してしまう。
ランダルを処刑しようと納屋に連れて行ったリックだったが、その光景をカールが密かに見ていたことに気づく。リックは処刑することをためらい、そのまま処刑は一旦中止することに。ランダルはしばらく拘束することとなった。
アンドレアはそのことをデールに伝えようと捜しに行くが、家を飛び出し農場を歩いていたデールはウォーカーに襲われていた…。
リックたちがデールのもとに駆けつけた時、すでにデールはウォーカーに噛まれ、苦しんでいたのだった。
第12話 深い森の中で
デールの葬儀をすませ、デールの遺志を継いで人間性を見失わないと決意したリックだったが、シェーンにだけは納得がいかずにいた。そんなシェーンをなだめるようにローリは今までのことに対しお礼を言い、謝った。
カールは、「デールが死んだのは自分のせいだ」と沼で出会ったウォーカーの話をシェーンに伝えるのだった。
シェーンはその後、ランダルをこっそり森へ連れ出し、仲間になるふりをしてランダルの殺害を図る。そのままシェーンは、自分がランダルに襲われたフリをして皆の前に現れ、ランダルに銃を奪われたと主張してリックを森へ誘い込む。
シェーンのウソによって、リックとシェーン、ダリルとグレンがそれぞれ2組に分かれ森へ捜索へ。ダリルとグレンは、ふたりが揉めた形跡を発見すると、次の瞬間一体のウォーカーに襲われ、大ピンチ…!襲ってきたウォーカーはなんとランダルだったのだ。なんとかグレンがナイフをウォーカーに頭に振り下ろすことに成功するが、ランダルは噛まれた形跡もなくウォーカーに転化していることにふたりは疑問を抱く。
一方、リックはシェーンの様子がおかしいことに気づくが、そのまま森の奥へ進んでいく。広い草原に出たふたりは、不穏な空気に包まれる。シェーンはリックに対し、殺意をむき出しにし、銃を向ける。ローリをかけて言い合いになるも、今ならまだ戻れるとなだめるリック。
シェーンに銃を差し出したリックだったが、シェーンの殺意は変わらず遂にはリックがナイフでシェーンの腹を刺してしまう。苦しみ泣き叫ぶも、落ち着きを取り戻し始めたリックのもとへカールが来て、銃を向ける。
勘違いだと必死にカールに訴えるリックだったが、カールが銃を向けていたのは、リックの後ろで転化したシェーンへだったのだ。
第13話
シェーンと対決したリックとカール。ふたりは家に戻る途中、銃声の音にウォーカーの大群が押し寄せてきたことに気づく。柵を壊し農場に入ってくるウォーカー。
リックとカールは納屋におびき入れ火を放つ。しかし、ウォーカーの数が多すぎて焼き殺してもなおウォーカーの大群が農場を襲う。
家にいたダリルたちもウォーカーの大群に気づき、車に乗り込みながらウォーカーたちと戦うことに。犠牲者を出しながらも、必死でウォーカーを倒していく一同だったが、大量のウォーカーに歯が立たない。倒しても倒してもキリがない状況に、みんなは農場を諦め、それぞれ農場を脱出する。
バラバラになってしまった仲間たちだったが、生き残った仲間はソフィアがいなくなった場所ハイウェイを目印に合流することができた。
しかし、走って逃げたアンドレアだけは、ハイウェイにはたどり着けず、離れ離れになってしまう。
ウォーカーから逃げ続けたアンドレアは、極限状態でウォーカーに追い詰められてしまう…。弾も体力も尽きて、死を覚悟したその時、2体のウォーカーを引き連れ、刀を持った謎の生存者に助けられる。
リックたちはハイウェイからの移動を始めるが、途中でガソリンがなくなり立ち往生することに。物資を探しに行くか、朝までキャンプするかで意見が対立する仲間たち。
そんな中、ダリルはランダルが噛まれていないのにウォーカーに転化していたことをみんなに告げる。噛まれていないのに転化したシェーンを見ていたリックは、すでに全員が感染していると話す。他のメンバーはなぜそのことを知っていて黙っていたのかとリックに不信感を募らせ、リックと衝突が起こるのだった…!
ウォーキング・デッドシーズン2 見どころ
生きるか死ぬかの運命と決断
ウォーキング・デッドのみならずゾンビ映画では切っても切り離せない「生と死の運命、そして自らの決断」。誰がどこでどうやって命を失うか、生きる希望を捨てずにいられるか、それは究極の課題です。シーズン2ではソフィアが行方不明になってしまったり、カールが銃で撃たれてしまい生死を彷徨ったり、ベスが自殺未遂をしたりと、残酷な世界で生きる小さな子どもたちが苦悩する衝撃的な展開も…。
新天地
カールの治療を受けるためにオーティスに案内された農場。そこは安全な地を探し求めていたリックたちにとって理想的な環境でした。しかしハーシェルにはとんでもない秘密が…。愛する人がウォーカーになってしまう残酷な世界で、ハーシェルにはリックたちとは違った考え方があったのです。農場で出会った新たな登場人物はストーリーをより奥深いものにしてくれてます。
シェーンの暴走
シェーンの冷酷さがあらわになり、暴走を始めるのもシーズン2の見どころ。リックとの数々の対立シーンは緊張感に包まれ、親友だったはずの友情関係が一体どのように進展していくのか目が離せません。
ローリの過去が発覚
ローリの妊娠をきっかけにシェーンとローリの過去が明らかになります。お腹の子の父親は一体誰なのか、ローリを取り巻くリックとシェーンの関係、そしてローリの複雑な心境と苦悩、いつの世も共通の男女の三角関係は視聴者の心を鷲掴みにします!
リックとシェーンの間に広がる確執
シーズン2では親友だったはずのリックとシェーンの対立が重要な見どころです。ローリを奪い合うような対立からリーダー争いのような動きまで二人の仲の行く末。ドラマでは緊張感が絶えません。最後に迎える衝撃的な展開はシーズン2の見どころとしては外せません。
崩壊
安全で理想的な環境であった農場はウォーカーの大群に襲われ、あっけなく燃え上がります。昨日まであった平穏な日々が一瞬のうちに悪夢に変わった瞬間。そして散り散りになるメンバーたち。帰る場所も仲間たちもいつ失くなるか分からない恐怖を駆り立てるシーズン2のエンディングはじんわりと心に響くものがあります。
そして、次回シーズン3では、生き残ったメンバーにさらなる試練が待ち受けているようです。シーズン2の終わりでは、責任感の強いリーダーリックに対し、不信感を募らせるメンバーたちですが、リックとシェーンとの間に漂った不穏な空気みたいなショックな展開にはなりませんようにと願っている僕であります。
シーズン1で真っ直ぐで勇敢な優しいリックがウォーカーだらけの世界で少しずつ人格が変わってくるあたりも見ものですね。
グレンとマギーの恋の行方も気になるし、最後にアンドレアを助けた謎の刀使いは何者なのか?そして農場を失ったリックたちに今後一体何が待ち受けているのか?!
とっても楽しみですね。
ウォーキング・デッドシーズン2を見られる動画サービスは?
ウォーキング・デッドは日本ではテレビ放送されていません。
どこで見れるの!といった場合、登録は必要ですが安全安心な動画配信サイトで見ることができます。
記事内の画像出典:ウォーキング・デッド公式サイト、amazonプライム・ビデオ