知ってる?この曲は、この映画のために書き下ろされた曲なんだよ。
そうなんだ。
でんでんむしの「でんでん」ね。
主人公の「片桐春之介」を演じるのは、星野源さんです。
ということは、きっと主題歌も彼が作詞作曲するんだろうなって思いませんでしたか?
私は思ってました(笑)
星野源さんについてはこちらの記事で詳しく書いてます。
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まさかユニコーンとは思ってなくてビックリしたんです。
しかも、ユニコーンが実写映画の主題歌を歌うのは約8年ぶりであるということも、とっても意外でした。
『引っ越し大名!』ってどんな映画?
時は江戸時代。
国替え(お引越し)を言い渡された姫路藩にはお金はなく、国替えを取り仕切っていた「引っ越し奉行」は他界。
当時のお引越しは、今とは比べ物にならないくらいの費用・労力が必要でした。
その必要経費は20000両(約15億円)、総移動距離は600kmにも及び、藩主とその家族・合計約10000人を移動させなければなりません。
国替えがうまくできなければ、国は滅亡してしまいます。
なぜか「引っ越し奉行」に任命されてしまった引きこもりの春之介が、このピンチをどう切り抜けていくかを描いた作品です。
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「でんでん」は『引っ越し大名!』にぴったりの曲
『引っ越し大名!』のストーリーや脇役のキャラクターのこと・映画に込めた犬童一心(いぬどういっしん)監督の想い・最後に流れる主題歌がどう響いてほしいか。
これらを詳しく聞いてから曲を作り始めたというユニコーンのメンバーたち。
犬童監督の想いも歌に乗せ、完成したのが「でんでん」なのです!
「目指すは新天地何もないところ 見たことない花が咲いてるところ」
という部分の歌詞について犬童監督は、なんと明るくありきたりでない希望を感じさせてくれることか!と大絶賛。
『引っ越し大名!』とユニコーンの幸福な出会いに感謝です、とコメントを発表。
矢島孝プロデューサーは、一歩一歩進んでいくしかなかった当時の旅を感じさせる空気を持つ「でんでん」という曲が『引っ越し大名!』を数段持ち上げてくれた、とまで言っており、この映画にはこの曲しかない!と思わせる素敵な曲とコメントしました。
とにかく進んでみようって気持ちになる歌詞だね。
『引っ越し大名!』を見るには